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専業主婦(夫)は無価値? ふざけんな。

なぜこんな怒り口調なのかと言いますと…。

数ヶ月前、YouTubeで出ていた広告がきっかけ。
不倫したクズ夫が、「ボーっとテレビ見てるお前なんか、社会に何の役にも立たないんだよ!」と奥さんに逆ギレする、というもの。
見た!というかたもいらっしゃるかも。

人を煽る広告自体にも不快感をおぼえつつ、
何度も出てくるこのクズ夫に心底腹が立ち、(笑)
いつかこの記事を書こうと思っていました。

Twitterなどでも、「働けない、働いていないことに引け目を感じる」といった、主婦のかたのモヤモヤした声を見かけます。

「専業主婦は社会の役に立っていない」といった無価値観を、女性自身も、また男性も、どこかに持っている人が多いように思います。

主婦ではない、現実を知らない私が語っても、きれいごとにはなってしまうかもしれない。
それでもどうしても、そっと伝えたいです。
そんなことはないですよ」と。

理由1.社会に貢献していない人は、いないから

たとえば、スーパーで食材を買う。
すると、自分が払ったお金は、店員さんや生産者のお給料になり、その人たちを喜ばせます。

このように、日々何かにお金を払っている以上、私たちは社会に豊かさを循環させているのです。

理由2.家族に「無形の価値」を与えているから

パートナーシップが上手くいっているかにもよりますが、
旦那さんにとっては、かけがえのない、大切な存在であるはず。
お子さんがいれば、世界でたった一人の「大切なお母さん」であるはずです。

家事がどれくらいできているか…なども関係なく、
あなたの笑顔ややさしさだけで、身近な誰かを幸せにし、満たすことができます。

堀内恭隆氏『奇跡のようにお金が流れこんでくるシンクロニシティ・マネーの法則』によれば、
豊かな生活に必要な「富」とは、「お金」だけを意味しません

好きなことをする時間、家族の笑顔、健康、ワクワクする気持ち、おいしい食事。
人それぞれ、大切なものは無限にあります。

こうした「富」を、きっと家族にも提供している。
家族はこれをもらい、また明日から、仕事や生活をがんばれるかもしれない。そのように、間接的に社会に貢献もしているのです。

どうか、目に見える「お金」を得ているかだけに、とらわれないでください。

おわりに―考えかた次第です

本当はあなたの「存在そのもの」に、まぎれもない価値がある。
でも実際は、なかなかそう思えない。
「自分なんて」と感じてしまいがちな社会です。

先日書いた「がんばらなければ価値がない」という観念が、根底にある気がします。
専業主婦(夫)のかたも、「働いていない、稼いでいない自分に価値はない」とつい思ってしまう。

もちろん、望む人が育児しながら働きやすい社会をつくるとか、環境も多々改善しなければならない。

私には、外側の社会環境を変える力はないけれども、
マインドを変えととのえるという、内側へのアプローチは、提案できる。
そんなつもりで、書いています。

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