理想のオタ活遠征バッグに出逢えた日
私はあまり物欲がない。
出先や旅先で雑貨屋さんやお土産物屋さんを見るのは大好きだが、
ほとんど買わない。
買うとしたら人に渡すおみやげかプレゼントで、
自分の手元に残る物を買うことはあまりない。
我慢しているわけではなく、
欲しいものがなかなか見つからないのだ。
①想像が具体的過ぎて見つからない
必要に迫られて、
買わなければいけないものができた時、
理想の物を頭に思い描く。
具体的に思い描き過ぎて、
似て非なるものにしか出くわさない。
惜しいがちょっと違う。
もし後でピッタリの物に出会うと困るので買わない。
あるもので済ましてしまう。
だから物欲が全くないわけではなく、欲しいものが見当たらないのかもしれない。
②今欲しいもの
例えば今欲しいものがひとつだけある。
それはオタ活遠征バッグだ。
遠征でなく地元開催のコンサートの時は、
ファンサ用のジャンボうちわが3枚ほどとペンライトが入れば良いので、
うちわの長い柄が隠れる長めのトートバックがちょうど良い。
これはオタクバックとして決めているものがあり、
気に入って使っている。
ただし、遠征となると1泊から2泊の荷物が入るようなマチ付きのバッグがほしい。
荷物は少ない方なのでこれまではなんとかこのトートバッグで遠征もしていたが、
かなりパンパンで大切なうちわが折れてしまわないか気が気ではない。
それでマチ付きトートバッグを探すことにした。
③オタ活遠征バッグの条件
大きさ
ジャンボうちわが3枚ほど入り、
柄の部分まですっぽり隠れる長さがほしい。
幅はジャンボうちわの直径に少し余裕があること。
あとマチが10センチくらいあれば、着替えや化粧品、ヘアアイロンも入る。
形状
手提げの部分が肩から掛けられる余裕の長さが欲しい。
でもカジュアルになり過ぎるので、
手持ちにもしたい。
そうなると長さ調節できる持ち手が良い。
長く持って歩き回ると重さがずっしり片方の肩にかかるので、
リュックにもなればありがたい。
できたらその肩紐は普段は収納できると目立たなくて嬉しい。
色
色は黒かベージュ。
汚れを気にせず、服を選ばないとすれば黒が良いかもしれない。
その他
定期や携帯が取り出しやすい外ポケットがついていることが必須だ。
内部には新幹線のチケットやホテルのバウチャーなどが入れられる内ポケットがほしい。
バッグ本体がファスナーで閉じれる方が良い。
④作った方が早いかもと思っていたら見つかった
こんな具体的なバッグを思い描いてかれこれ半年以上探しているがなかなか見つからない。
自分で作るしかないくらい注文が多過ぎる。
それが見つかったのだ。
ユニクロのオンラインショップをぼーっと見ていて、
グッズを何気に見ていると、
まさかまさか思い描いたバッグがあった。
大きさは
ジャンボうちわがすっぽり入り、マチ付き。
ファスナーで閉じられる。
持ち手の部分の長さが調節でき、
肩掛けも手持ちもできる。
リュックの肩紐があり、
不要な時は収納しておける。
色はブラックとオリーブ。
値段は2990円。
素晴らしい。
⑤在庫なし🥲
しかし、オンラインショップではブラックの在庫なし。
店舗在庫を調べてみると、
ほとんどの店が在庫なし。
在庫わずかとある店に何店舗か問い合わせてみたが、
今日売れてしまったのか、
店頭にはなく在庫もないとのこと。
大阪で唯一在庫ありとなっているのが、
リンクス梅田店。
これはもう行くしかない。
うちから小1時間だし、
取り置きはしてくれないので、
一か八か直接すぐに行ってみることにした。
⑥直接店舗へ
到着するなり、1番初めに出くわした店員さんに画像を見せて、
「これはどこにありますか?」と尋ねた。
「ちょっと在庫を確認してみます。」
とタブレットで調べようとするので、
ネットでこのお店は在庫ありとなっていた旨、伝えると、
「そうですか。では案内します!」と、
少し安堵してから足早に案内してくれた。
「ありました!」
ひとつだけあった。
「もう、これだけです!」
⑦UNIQLO恐るべし
良かった。
最後のひとつにありつけた。
これを逃したらまた、
オタ活遠征バッグ難民になるところだった。
物欲がないわけではなく、
こだわりが強過ぎて気に入った物が無いだけ。
見つけた時の機動力はいつになく俊敏だった。
それにしても、
痒いところに手が届く思いやり仕様。
このクオリティでこの値段とは、UNIQLO恐るべし。
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