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私自身が心地よくあるために

数か月携わってきたプロジェクトのイベントが無事終了しました。
「自分を知る」ことをテーマとしたイベント。

育休中に変わろうとしていた

これからの人生は自分を抑えることなく、心地よく生きるために、
この育休中は、自分を理解し、自分自身を深め、自分を好きになろうとしてきました。

そのためにプロジェクトに参加したけれど、毎週のミーティングややることの多さ、メンバーの熱量に圧倒されまくりの日々でした。
活動休止日も、夜中も早朝も、容赦なく飛んでくる連絡。
自分、家族優先で言われつつ、なんか強制されがちな威圧感や、
参加者が作り出す同調圧力みたいなものに馴染めずに、
なんで参加したんだろう、、と、モヤモヤを感じていました。

モヤモヤの陰にある本音

そんな悩みを出産直後からお世話になっているコーチに話したところ、
「えーやめちゃえばいいじゃん。私だったらできませんっていうよ。」
との一言。

そう、そのとおり。
やめて何も失うものはないのに、なんでこんなに遠慮しているんだろう。
そう思っても、なかなかそのモヤモヤが拭い去れないまま、ミーティングをさぼる(休む)日々が続いていました。

このモヤモヤの陰には、
・一度かかわってしまったからには、やり遂げなきゃという義務感や責任感
・役目が与えられているから、ほかに任せられないという不信感
・さぼれさぼるほど理解できなくなり、余計にやりにくくなるという抵抗感
・メンバーの有能ぷりに、自分はなにもできないという無力感
きっとこんな本音があったんだと思います。

何を優先させるか

私が出した解決策、、いや決断は、
・自分や家族を優先させること
・与えられた役割だけは果たすこと 
でした。

そして、それを伝え、ミーティングは基本的に出席しないことに決めました。
たった1時間、されど1時間のミーティング時間は
私にとって、貴重でしかないことに気づいたからです。
このプロジェクトに費やしている時間を、勉強や家族のために充てたい
それが私の正直な気持ちでした。

今回のイベントも欠席しようか悩みました。
しかし、ペアワークで人数が合わないためヘルプ要請があったので出席。
結果的には、メンバーのみんなが数か月かけてブラッシュアップした素晴らしいワークを体験することができました。

得たかった「なにか」と得た学び

そもそも、私は「なにを得たい」と思っていたんだろう。
仲間、仕事のやり方、絆、チームの一体感、、、?
その場が期待と違ったとき、やめることに何の弊害もなければスパッと手放すことも大事なのかもしれません。(仕事などはそうはいきませんが、、)

プロジェクトメンバーとして参画することで得られると期待していた「なにか」については、
今回はあまり収穫がなかったけれど、
自分自身にとって今、何が大切かを考えること
そして、大切なことを優先させるためには、取捨選択する決断が必要だということ
を学びました。

とりあえず、一区切りついてホッとしています。
今後のミーティングもおそらく参加はしないでしょう。
今は、そうすることが自分の心地よさになる気がします。

【今日の問い】
なぜか断れない、やめられないことは何が原因か。
手放すことを邪魔している期待はなんだろう。
私らしくあるためには、どんな行動ができるのだろうか。


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