「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を観た。
はじめに
お祭りモノの2作品目って1作品目が売れてないと出ないですよね。まあ1作目が大人気なら2作品目も売れるんですが……そこでさらに売れてくれないと3作品目が鳴かず飛ばずになったりして。
結論から言いますがこの作品はちゃんと面白かったです。後に繋がるような伏線が盛り込まれていたり、きちんと次も観たくなるような作品でした。
今回の敵はサノス関連ではありません。トニーが創ったAIシステム「ウルトロン」です。これは後々のシビル・ウォーに繋がる物語ということなのでしょう。
今作の敵、ウルトロン
スタークがロキの杖を解析して生まれた新型AI、ウルトロン。
しかしそれはジャービスを破壊し人類を滅ぼすためのAIと化してしまいました。
平和利用の為に創られた存在が人類を滅ぼすなんて皮肉ですねぇ~。しかもロキの杖まで奪われるし。
ちなみに前半部分で敵対するワンダとピエトロはスタークの開発した兵器に両親を殺されたせいでスタークを恨んでいました。責任取れスターク!
若干垣間見える内輪もめ
アベンジャーズと言えども喧嘩はします。
スタークのせいで世界が脅かされることになり、ロキの杖まで奪われているのでソーも激おこ。
後々のシビル・ウォーで起こるような軋轢をこの時点で仕込んでいます。この上手さにはやられたというか、無事めでたしめでたしで終わらせない面白さがMCU作品にはありますよね。
新キャラが増えて超ワクワクする
お祭り系の作品に参戦キャラクターが増えたらワクワクしますよね。
今までの登場キャラもそうですが今作品だけで3人登場します。
まずはピエトロ。そしてワンダにヴィジョン。
特にワンダとヴィジョンは後々の重要キャラクターとなるヒーローで、どちらも最強キャラと呼べるほどの存在です。ワンダに関してはちょっと精神が不安定な所がありますが、まあその話はまた今度にしましょう。
ピエトロ君は今作で一番働いてるキャラクターなんじゃないかなって思っています。高速で動けるせいで時給に換算したら労働具合に比例して全く割に合ってない給料を支払われてしまうタイプのキャラクターなのではないでしょうか。
そんな彼はホークアイをかばって死んでしまうのですが……正直もっと生きてて欲しかった!確かに今作から登場したポッと出と言ってしまえばそれだけのキャラですけど……!後半仲間になってからの頼もしさは異常だったので、頑張って欲しかったです。でもワンダの成長の為に必要なんだよね……。
派手なアクションシーンは健在
ヒーローものと言えばアクションシーンですよね。今回は軍団系の敵だったので無双するタイプのアクションシーンが圧巻でした。ウルトロン軍団弱すぎだろ!って若干思わなくもなかったですが、まあ楽しめたのでオッケーです。
ソコヴィアが隕石の様に落下して地球を滅亡させようとするのを防ぐシーンは全員が結集して戦ってる感が一番出てて良かったです。
今作は韓国がお金をたくさん出しているとの事で、韓国での撮影が多いのも印象的でした。特に街中での戦闘シーンが印象的で、こういうの日本でもやればいいのに!って思いました。うらやましい!
今作一番のヴィラン
今作で一番ごめんなさいしないといけないのはトニー・スターク君です。もうスーツ着ないって言ったよね?危ないことしないって言ってたよね?
検索予測に「ウルトロン トニーのせい」って出てるんだけど?
てめえソコヴィア滅びてんだよ!責任取れよ!何解決後にしれっとした顔で車乗ってんだよ!謝れ!謝れーーーーッ!!!逃げるなーーーッ!!!
まあしかしヴィジョン君を造れたのも彼のお陰っちゃおかげなのでまあ良いのか……?でももう二度とやるなよ。ウルトロンもジャービス殺しよって!好きだったのに!
でもまあフライデーもそこそこ可愛いので善しとします。
次は「アントマン」です。楽しみですね!
ちなみに私が思う3作目が駄作の作品は「カイジ ファイナルゲーム」です!
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