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改めまして、鈴木砂羽です。


この度noteを始めてみることにしました。
随分昔ですが、当時流行っていたブログを書いていたことがあります。
いち俳優としての日々のお仕事日記と普段の趣味活といったような、普通のブログです。
それ以来のテキスト投稿でしょうか。

今日は初投稿なので、なぜnoteをやってみることになったのか、
お話ししてみますね。


かれこれ30年近く俳優業してます。
与えられた役は天命?!そう思ってこれまでありとあらゆる役を
いただき、なんとかこなしてここまで来ることが出来ました。
幼い時からなぜか既に、表現していくことに魅了されていました。
自分の身体、声、心をあらゆる手段で表現すること。
それを教えてくれたのは父と母です。
父には外に向かって。母には自己自省を。
ワタシはそんな父母に育てられ、21歳で映画デビューして、
芸能人、俳優としてあらゆる側面で揉まれ、そして一人の女として、
現在の鈴木砂羽がおります。


これまで割とアップダウンの激しい人生の中で、気づいたことは
自分はなんだーかんだー言っても人が好きということです。
人と人の繋がりに毎回感動します。
出会いは人生の宝物。
いつだって誰だって自分に気付きを与えてくれる存在。
そして人というのは他人から見たら、誰しも多くのミステリーを抱えています。そんな人々に興味が尽きないワタシなので、
こうしてなんとか俳優業を続けているのかもしれませんね。



この度noteを書くきっかけになったのは、
もっとお話ししてみたくなったからです。あくまで日頃
自分の考えていることですが、なんの規制もなく自由に。
え。じゃあこれまで制限とかかけられていたの?(例えば事務所などに?)
と言われればそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
対外的に見られている仕事をしていることもあるのですが、
立場上、なんとなく、そうしなくては。と自分に規制をかけていました。


そんなワタシなりの芸能ライフを送っていたんですが、何か問題が起きた時、不安と恐怖と焦燥感が一気にやってきます。Instagramのキラキラ写真投稿や、Twitterの140文字だけじゃ到底語り切れないこともたくさんあって。誤解され、マスコミに好き勝手に書かれても、別に言わせておけばいいじゃない。と最初は強気でも、深夜にジワリジワリとボディブローのように効いてくる。自分には弁解の余地もない。たった一人で崖っぷちに立たされているような孤独感。
こんなに一生懸命やってるのになぜ自分にこんなことが起きるの?なんでこんなに日々モヤモヤするの?なぜ自分の思った通りにならないの?イライラはずーっと止まらない。
というか、だいたい俳優なんて目立つ仕事当たり前のようにしてるけど、一体自分てなに?なんでわざわざ人前でこんな辛いことしてるの?じゃもうやめるの?いややめたくはないよ。こうなるともう空回りは止まらない。じゃそんな時はどうしたらいいの?どうしたらもっと楽になれるの??


そこでまず外側に答えを求めました。人生に不安が広がってどうしようも無くなった時。それが「この世界」に興味を持つキッカケです。よくありがちといえばありがち^^。

最初はソフトに、皆さんよくご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
「引き寄せの法則」から。希望する未来を引き寄せるとか!?え、そんなの絶対素晴らしいじゃありませんか。なのでマーフィの法則から始まって「引き寄せの法則」と書いてあるものは片っ端から読んでいきました。それからフォーチューンパワーも引き寄せたくなって、「神社」「仏閣」「龍」「浄化」「パワスポ巡り」、、。一緒に巡る仲間もたくさんできました。これらを組み入れると、普通の旅よりなんだか元気が出るような気がしてたものです。

それからもっとふわッとスピって「天使」や「宇宙人(プレアデス系)」
「ソウルメイト」「ツインソウル」等々、といういかにも女子が大好きなのは全部。元来自分はロマンティックなものは好きなのです。
しかしこれらの世界を茶化して軽んじてる訳ではありません。
ちょっと齧るにはあまりにも深いので(特にツインプログラム)ここでは
割愛します。

いわゆる「スピ系」っていうと、この辺りを思い浮かべる人が多いんではないでしょうか?男性の皆さんは、女性が好きそうな世界観だと思う方が多いのでは?占いや心霊系は全部スピ系カテゴライズでしょうか。

通称ふわスピはとても優しく楽しい世界なのですが、マイバースデー(子供時代にあった少女誌。思春期の片思いの女の子の味方。おまじないのやり方や、ルネ・ヴァンダール先生、マドモアゼル愛先生など錚々たる占星術家が占い記事を寄せていた)に付いてるファンシーな付録のようで
自分にはいまいち本質を突いてこなくて物足りなくなってきました。

実はタロットカードをやり出したのは結構初期です。20代の恋愛期だったので神秘的なものに興味が強かったんだと思います。あの頃はスピリチュアルという言葉は現在ほど流通してなかったように思います。スピリチュアルはまだまだ自分にとっては遠い存在でした。
(占いは占いで非常に面白い世界ですが、これまた少し分野が違うので
また別の機会に!)


と一通りさらっていったような感じです。しかし分かりかけそうでなにも分からない。アファメーションしたって引き寄せしたって願いなんかなかなか叶わない。新月満月にお願い事を書いても、生霊祓って真言密教唱えても、ホオ・オポノポノ唱えて過去をクリーニングしても分からない。守護霊さまに訊いてみようか。それよりご先祖さまへの供養が足りないの?それでも鎮まらないのは自分の中の幼児が暴れているらしい。インナーチャイルドまで出してきちゃって、無価値感てナニ?自己肯定感を高めるには?チャクラってなに???
さあ大混乱。ありとあらゆるところに手をつけた感。もはやスピリチュアルジプシーと化したワタシ。でもなんだかやっぱりどれも違う。ずーっと引っかかってる。

以前「100%自分原因説で物事を考えてみたら」(秋山まりあ著)を読んだ時です。

え、この世って全部自作自演なの。。。?

ショックを受けました。でもそれが本当にどういうことか分からない。

と同時にもう少しで何かがつながりそうな。。


そのうちに全世界は「コロナ」という全人類未曾有のフェーズに入って
いったのでした。

自宅待機という長い時間、自分はコロナ禍以前から興味はあったけど手をつけずにいた分野にグイグイ引き寄せられてゆきました。(ここがホントの引き寄せや!)まるでこの時を待っていたかのように。
量子力学や、精神世界、紐づいてる日本の歴史、世界の歴史、それから続く神々の世界。はたまたいわゆる陰謀論まで。(この世界、誰しも辿ってくと必ずそこにもいくようです)それから最初っから自分なんていなかったんだ、と行き着く、ノンデュアリティまで。
この世の仕組みや宇宙について、少しばかり重めの扉を開けば、
そこには自分がこれまで感じていた違和感の根っこのアンサーがあらゆる叡智によって記されていたのでした。それらは急に自分の視界が広がったような気がして、非常にエキサイティングな出会いの連続でした。

語る書籍、人物、目につくありとあらゆる本を読み漁っていきました。
動画も一度開けば洪水のように押し寄せてきて、最初は眩暈がするほどでした。
その世界のマスターな?人たちにも、直感で気になればすぐに会いに行きました。肉体的なアプローチもしてみたくなって、ヨガを習ったり。
知りたい、もっと知りたい。ワタシはとても興奮しました。
遠い昔学校で習う、どんな教科よりそれらは水のように染み込んでいくのが心地良かったです。子供の頃から頭の中に散らばっていたものがちょっとづつ繋がっていく感覚。新しいピースが見つかるたびに、また一つが新たに浮かび上がってくるような考察に夢中になりました。


けれどそうした数多くの情報にも誇張やフェイクなどがあることも分かって、この世界で陥りやすい闇やトラップも何となく見分けるようになりました。ああ、でもとにかくもっと知りたい。裏の裏まで知りたい。だけどちょっと待って。ここまでくると深追いはちょっと危険信号の警笛も心のどこかで鳴り出します。

そしたらもっともっと俯瞰してみてみよう。
あらゆる事象の中で、振り回されてはいけない。自分で探し見つけるんだ。何を?真理を?でも悟りとかよく分からないし、今は知識ばっかりで頭でっかちになってるけど、理想はあくまで中庸でありたい。生きている間こうして学んでゆきたい。

これらの勉強は、コロナで閉塞している世界の長い時間、
いろんな感慨を持ったりしながら、やがて自分の中に
ドリップ式のコーヒーのように少しづつ落ちてゆきました。



え、じゃ、ナニ?コロナ時の暇潰しでスピリチュアル開眼なワッケぇ?
と思われる方もいるかもしれませんね。
うん。確かにそうなんだけど、でも今は自分の人生にこのタイミングで
コロナ禍になり、この世界をみんなで経験し、考え、気付くこと、
ここにきてそうか、そうくるかと自分は手を打って納得したのです。
どうやら産まれる前に決めてきた、全て自分の書いたシナリオ通り。生きている間、死を迎えるその日まで、様々な経験をするために生まれてきたようです。(ワタシの大好きな心の師匠、小林正観さん談です)
そしてこれまで自分の世界に制限をかけているのは、世間じゃなく他ならぬ自分だったんだ、と。自分の生きる世界で、つまり芸能界で、ずーっとアクセルとブレーキを同時にかけてきたことに気づきました。そんなのめちゃくちゃ苦しいじゃない?
生きづらさの原因は外側ではなく全部自分の内側にあったんです。

「私」が生きる世界は全て自分次第。この世は仮想現実。

自由意志はなく全部完璧な世界だったんですね。

え?人生は自分次第?そんなことは当たり前じゃんか!ですか?自由意志はないってどういうこと?じゃなにも思い通りにならないの?どうやらそのようなんだけど、自分はそのことにごくごく最近気が付いてしまったんですね。はたまたどっかで気づいていたんだけど、仕事の忙しさでワーってなってしまっていた時、自身のエゴを全部人のせいにして誤魔化していたんですよ。だってそっちの方が楽だと思ってたから。許さない。あの人やこの人が全部悪いのよってね、自分だけの正義を振りかざして。でも実際はその反対。外に求めれば求めるほど自分は分離していってしまい、もっともっと不安になっていくのでした。


なかなかよく分からん話をつらつら書いてしまいましたが、今現在はここを自分自身で落とし込んだことで、以前とは比べものにならないほど安心安全の世界が広がってるんですよ。
え?今世界はこんなに不安定なのに?
信じられませんか?
念のため一度くらいは言っときますが、へんてこりんなカルト宗教の話や
洗脳ではないですからね笑
もっと自分事。この3次元の世界に生きるからこそ
ワタシたちみんな一人ひと宇宙の話です。
あら、もっとわけわからん?笑

だから、とにかく今日からまたここにマイロード(マイ宇宙?!)
記していくことにしました。
これがnoteを始める経緯です。

テキストも載せていく方針ですが、
最初は出来うる限り、あらゆる実験方式で試していきたく思っています。

地球にいるけど、始まりも終わりもない永遠のスピリット(魂)の世界。
少しでも興味を持たれた方々、

いっしょにいろんなカタチでシェアできたら幸いです。

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