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自分で洗えタコすけ!

こんにちは。フリーランス2年目のsawaです。

私は”好きなことに囲まれた暮らし”を実現するために会社を辞めてフリーランスになりました。

だがしかし。正直、退職した理由はこれだけじゃありません。

嫌なこと、腑に落ちないことから距離をおきたかった……という理由も、正直無きにしも非ず、です。

そういうのを我慢して働くのが大人であり社会である。わかっちゃいるんだけど、しょうがないじゃん不平不満が止まらんのだから!笑

ある程度は我慢しますけど、どーーーしてもこれは……ってのがいくつかあって。

そのなかの一つが「古臭い体質の組織」です。


私が思う「古臭い体質の組織」とは、

・上司が右と言ったらたとえ左が正解でも右にいく
・女子はお茶汲み
・前例のない取り組みは頭ごなしに全否定
・勤続年数がすべて

こんな感じです。いまどきこんな職場あるの?と驚く方もいるかもしれませが、あるんです。私が経験してきた職場の中にはありました。男尊女卑や年功序列が根強く残る職場です。

例えば、自分が使ったマグカップを必ず女性社員に洗わせる上司、とか。

上司はとってもいい人でした。でも絶対にマグカップは洗わない。仕事の悩みは親身になって聞いてくれるけど、マグカップだけは女性が洗うもんだと思ってる。

「自分で洗えタコすけ!」って思いながら毎日洗ってました。笑

今は笑い話だけど、当時はけっこうイラついて悶々としてて。それは元々私が、立場が上の男のために何かするっていうタイプじゃないってのもあるんですけど。

私、小さい頃、夕飯時に父親が「おかわり」って茶碗渡してくるのがまぁ〜大嫌いで。

「自分でよそえタコすけ!」って言って頑なに拒否してました。笑

だって、父親のほうが炊飯器に近い場所に座ってるんですよ?じゃあ自分でよそったほうが早いじゃん?なのに何故わざわざ私に命令してくるんだ?あたしゃ可愛いひとり娘であって召使じゃないぞ!って小学生の頃の私は思ってました。……めっちゃひねくれてる!笑

こんな性格だから、余計に古臭い体質の職場に敏感になってしまったのかもしれません。

洗い物のほかにも、無駄に残業したがったり、やたら飲み会やりたがったり、勤続年数が長いってだけで偉いポジションにいる使えない社員がいたり……。上司に限らず、古臭い体質の職場の社員は臭い率高し!

なんか一生懸命やってるな……と思ってたら、飲み会のしおりを凝ったデザインで作ってたり!てか仕事しろや!笑

昭和の古いワークスタイルには疑問だらけです。むしろ嫌悪感さえおぼえる。だからこそ、自分でルールを作っていけるフリーランスに魅力を感じたのかもしれません。

嫌だ嫌だと思い続けるんじゃなくて「じゃあどうすればいいのか?」を考える。自分はどうしたいのか。どうあれば自分は納得するのか。私の場合「フリーランスになる」が答えでしたが、これは人それぞれだと思います。

自分はどうやって生きていきたいか。どういうルールで仕事をしていきたいか。一度文字に起こして整理することで自分の理想の働き方が明確になり、今後の人生の道しるべになるかもしれませんよ!


あ、一つだけいいですか。

「自分でよそえタコすけ!」と言って突き放していた父親も年をとりましてねぇ。身長も縮んで、あんなに大きかった父親が昔より小さく見えるんですよ。手元も弱くなって、ちょっとした蓋があけられなかったりして。

だからね。今はご飯、よそってあげてますよ。実家にはたまにしか行けないけど、よそってあげるとすっごい嬉しそうに食べてます。

ではまた!

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