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note アクセシビリティ知見まとめ

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noteにある様々なアクセシビリティの知見をまとめていくマガジンです。その記事を見た人が、次のアクションに活かせると言う観点でピックアップしています。良い記事を選定してくれる運営… もっと読む
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#UIデザイン

デザインから考えるウェブアクセシビリティ

こんにちは。dotDデザイナーの山口です。 前回の投稿からだいぶ間が空いてしまってますが…とあるプロジェクトがひと段落し、会社として取り組む・考えていかなければならないテーマとしてnoteに残すべく重い腰を上げました(褒めてください)。 その"とあるプロジェクト"というのが、先日リリースされた「デジタルマーケットプレイス(DMP)」の実運用に向けたα版サイトの開発・構築です。 DMPでは、これまで複雑だった調達プロセスを簡易化することで手続きを軽減し、必要なサービスを検索・

請求書アプリでDynamic Type対応をした話〜Dynamic Type対応のデザイン検討〜

9/6に請求書アプリをリリースしました。このアプリはfreeeのアクセシビリティガイドラインの基準を全て満たしており、ダークモード・VoiceoverやTalkbackなどの読み上げ対応など、アプリで必要とされるアクセシビリティの対応しています その中で、Dynamic Type対応はfreeeで開発しているアプリでも初の取り組みでした。 Dynamic Typeのデザイン時に参考にできる記事やアプリが少なく手探りだったので、これから対応をする方が参考にできるように書きたい

イベント「企業でのアクセシビリティ向上、「成果」をどう考える?」に参加しました

サイボウズ、freee、Helpfeel、SmartHRの4社が登壇するイベント「企業でのアクセシビリティ向上、「成果」をどう考える?」に参加しました。 当社Helpfeelからは司会としてyado、パネルディスカッション登壇者としてpastakが参加していたので応援の気持ちで参加したところ、大変勉強になる会でした。 特に質疑応答では、個人的に興味があったアクセシビリティ対応をどのタイミングで始めたのかという点について各社興味深い回答をいただけたのでとても嬉しかったです。

とってもやさしいウェブアクセシビリティチェックリスト

こんにちは!i3DESIGNデザイナーチームです。 今回は、先日発刊させて頂きましたホワイトペーパー”とってもやさしいウェブアクセシビリティチェックリスト”の一部を記事にまとめたいと思います。 ホワイトペーパーには、ウェブアクセシビリティチェックリストというシートがあります。 このシートは、JIS X 8341-3:2016(アクセシビリティについてのJIS規格)に基づき、私たちの解釈で分類・文章を再構成しました。 エンジニアやデザイナーでない方でも理解しや

社員全員がウェブアクセシビリティに取り組める場づくりを。小さな一歩から波をつくる!

こんにちは、ディレクターの永富です。 現在は主にウェブサイトの進行管理に携わっています。 2023年6月より「ウェブアクセシビリティ推進部」という部活動を発足し、先日記念すべき第10回目の活動を行いました! メンバーは現在4人。ディレクター、デザイナー、エンジニア、というWebに携わる職種を越えたメンバーで活動中です。 ウェブアクセシビリティ推進部は、参加メンバーがウェブアクセシビリティのスペシャリストになることを目的としたものではありません。 社員全員がウェブアクセシ

Carelyのダッシュボードでカラーユニバーサルデザインを試みた話

こんにちは!梅雨も一瞬で明け、一気に暑くなってきましたね💦 法人向け健康管理システム Carely (ケアリィ)の導入を通じて「働くひとの健康を世界中に創る」事業を展開している株式会社iCAREでUIデザインやデザインシステムの推進をしている高橋名人 (@zouzei8to10)と申します! Carelyは、会社で働くひとの健康データに基づき、適切に予防措置に取り組むことにより健全な組織づくりを支援する健康管理システムです。 そのため、ダッシュボード型の画面では「ストレ

ウェブアクセシビリティを無料で学べる資料まとめ(10年分)

こんにちは。伊原 力也(@magi1125)と申します。業務アプリケーションのデザイナー、デザインチームのマネージャー、アクセシビリティ関連のコンサルタントなどをやっています。 ウェブアクセシビリティを普及啓発する活動を始めて10年が経ちました。おかげさまで興味を持ってくれる人はかなり増えたと感じています。しかし、人が増えると声は届きにくくなります。「アクセシビリティをどこから学び始めていいかわからない」という意見も目にするようになってきました。 また、私はこれまでにアク

STUDIOで実践する、万人のためになるウェブアクセシビリティ対策

はじめまして、この春からSOMPO Digital LabのSprintチームにプロダクトデザイナーとしてジョインした松葉( https://twitter.com/tiyou01 )です。 これまでは映像業界でエディターとして働いたり、スタートアップでデザイナーを経験してきました。また個人としてもウェブ制作や映像制作をしており、ノーコードウェブ制作ツールSTUDIOの公式パートナーも務めています。 STUDIOはコードを書かずにウェブサイトを制作できるノーコードウェブ制