通貨の信認無くなった国で暮らしたことあります。

所要で旧ソ連に滞在してたことがあります。

通貨ルーブルが信認失っており、国家はルーブル以外での売買商取引を厳しく統制監視していましたが、現実問題として、ルーブル持ってても、そのルーブルで今日の夕方、今晩、すでに買い物できない、というくらいの信認の無さでしたので、タバコひとつ買うのでも「米ドル持ってねぇか?」と米ドルでの支払い。それを見てた監視の警察官のポケットにも米ドルねじり込んで見て見ぬ振り。

お金を信じるかどうかは、理論ではない。人の感情で極めて非合理的。

実際、日々秒単位で変動する為替(身近では、ドル円レート)は恣意的。感情。変動を解説できるけれど、どう変動するかの予想は当たらない。当たったらFXでボロ儲け。仕事なんかやってない。

MMT(現代貨幣理論)の盲信者は、通貨の価値がどう決まっているのかが、全く分かってない。いかなる理論上の通りにならないから、為替を予測できない。「あんなに財政赤字で日本やばくね?」って市場が思い始めたら、一気に崩れる。「預貯金が潤沢だから大丈夫!」って言い訳したって、通貨・円を信じるかどうかは、MMT(現代貨幣理論)の盲信者の信念なんぞ関係ない。
「私を信じて!」って信じられるか?!
信じてくれるはずなのに。
MMT(現代貨幣理論)そのレベルのこと。

信じてくれるはずなので「私を信じて!」と言う局面は到来しない。ってゆう身勝手で、楽天的な理論。

こういうことを書いたのを見つけたMMT(現代貨幣理論)の盲信者はすぐ噛み付いてくる。
そして毎度のように「理屈は通っているはずなので、私を信じて!」です。

#COMEMO #NIKKEI

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