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さわきのきろく・2019

仕事を納めた人、仕事が納まらない人、そもそも仕事がない人。2019年、皆さまお疲れさまでした。生きるだけで精一杯な日々、よくぞ一年がんばりました。 そう、よくぞ一年耐えたなと思う。2019年前半は職場で多くの人に迷惑をかけ、後半は細々と暮らしながら病院通い。自分にプラスになったことはあっただろうか。誰かの助けになったことはあっただろうか。思い起こしてみてもひとつも出てこない。なんと寂しく惨めなことか。それでも投げやりにならず、なんとか生きた。それだけでとりあえず良しとしよう

    • ソ#かもしれない。(2019.12.15)

      朝。目が覚めてスマホを見る。もうすぐ午前10時になろうとしていた。 一時期の異常なまでの眠気は無くなったものの、相変わらず眠い。四六時中眠い。朝は起きられない。寒さも相まって起床時間は遅くなる一方だ。 あたたかい布団の中でヌクヌクモソモソしながら結局10時半に起き上がった。ついこの前まで毎朝6時には起きていたはずなのに、何だか遠い昔のことのよう。 相変わらず、といえば、耳鳴りも治る気配が全く無い。ずっと左耳だけだったが、最近は右耳もうっすら鳴るようになってきた。とはいえ、気

      • 空っぽの日々、時々足掻き(2019.12.14)

        地域性かどうか分からないが、スーパーなどで会計の際、 店:「ポイントカードお持ちですか?」 私:「はい(レジの手前でカードを渡す)」 店:カードをレジでスキャン 私:渡した位置から一、二歩横移動 店:レジの先でカードを返却 という流れ(動作)が、地元の多くの店で暗黙の了解のようになっていて、互いのオートメーション的な動きがなんかおもしろいなあと思いながら今日は納豆と卵と冷凍食品とお菓子を買った。 エコバックを肩にさげて歩く昼下がり。晴れた空と冷たい空気がとても気持ちよかった。

        • あなたは知ってるの(2019.12.5)

          そう、もう12月なのだ。師走。ほとんどの人が忙しく日々を過ごしている。バスで乗り合わせたOL風の女性が「ほんともー毎日忙しくてさー」とひたすらお友達にボヤいていた。明日も明後日もなんの予定もないわたしはとても肩身が狭い。事務の人手が足りないんだよ、と彼女は言う。それ、ぜひわたしを雇ってもらえませんか。などと言えるはずもなく、お友達にじゃあねと言って女性は先にバスを降りていった。働く人の後ろ姿をぼんやりと見送る。ただただ、うらやましかった。 そんなわたしは病院帰りだった。先日

        さわきのきろく・2019

          今夜はカレーよ。明日もカレーよ。(2019.12.3)

          ※画像はイメージです。 みんな大好きカレーライス。うちでは月に1、2度くらい作る。働いていた頃は土曜の夜に作って食べ、日曜の昼にカレーうどん、夜に再びカレーライスと3回に分けて食べていた。今は曜日を気にすることなく作れる。 ルウはお手頃価格で買える「こく◯ろ」の中辛を使うことがほとんどなのだが、買いに行った際たまたま品切れだった。甘口と辛口はあったのだが、悩んだ末、ちょっぴり値段が高くなるが「バー◯ントカレー」の中辛を手に取った。幼い頃から馴染みのある味。実家で作るカレー

          今夜はカレーよ。明日もカレーよ。(2019.12.3)

          続・曇り空と眠い頭(2019.12.2)

          午前10時10分。玄関のドアを開け、空を見上げる。午前から本降りになる予報だったが、ラッキーなことにまだ降り出してはいない。バッグに折りたたみ傘を入れ、諸々用事を済ませるために外出した。できれば使わずに済ませたい。せめて病院へ行って忘れた傘を引き取りに行くまでは。 先週の教訓通り、コートを羽織る。ですよね、さすがにもう12月ですもんね。 病院に到着。事前に電話はせず、直接受付で尋ねるつもりでいたが、玄関前の傘立てに己の傘がぽつんと待ちぼうけをくらっているのが見えた。何とな

          続・曇り空と眠い頭(2019.12.2)

          無職とはいえムダ毛の処理はせねばなるまい(2019.12.1)

          夏こそマメにやるけれど、寒くなり長袖を着だすと、ついつい手を抜いてしまいがちである。その上、外に出ることも人と会うこともめっきり減る無職ライフである。 風呂上がり、腕にボディクリームを塗る、そのタイミングで今日はたまたま「あ、」となった。見て見ぬフリ……いやイカン。いい加減イカンのではないか。そろそろやってしまわなくては。しかしどうせ気づくなら風呂に入る前がよかった。クリームも塗ってしまったではないか。心の中でぶつくさ言いながらショリっと処理した次第である。 月初めの日記に

          無職とはいえムダ毛の処理はせねばなるまい(2019.12.1)

          夢の話(2019.11.28)

          ……記憶の片隅に残っているような、けれど思い出せない場所だった。丘のような、公園のような、でこぼことした地面に木々が立ち、その先は霧がかかったように真っ白だった。同じく真っ白な空から釣り糸が垂れ下がり、釣り針が地面に置かれた物体を捕らえていた。木像。父親の幼少時を模して作られているらしい。私たち家族が走ってそれに近づく。父は誰よりも早く駆け寄って木像を抱え、必死に針を引き抜こうとする。泣きながら何かを叫んでいた。少し離れたところで見守る私たち。 ・ ・ ……アーケード街。

          夢の話(2019.11.28)

          曇り空と眠い頭(2019.11.27)

          午前10時40分。玄関のドアを開け、空を見上げる。曇り空だが、うっすら明るい気もする。しばし悩んだ後、小さくため息をついて傘を手にした。荷物になるけれど、万が一降り出して濡れて帰るのは嫌だった。 バスに乗って街へ出るのは…9日ぶりか。前回は短期バイトの面接だった。もうだいぶ昔のことのような気がする。結局断ってしまったことで記憶はすでに曖昧なものになっていた。 セーターの上にトレンチコートを羽織ってきたけれど、想像以上に世の中は寒さを増していた。小さく凍えながらバスを待つ。

          曇り空と眠い頭(2019.11.27)

          たわいない夜、音楽とひとりごと。(2019.11.1)

          お酒を飲んで、ご飯も食べて、あとはぼんやりと。いつものたわいない夜。iPadにイヤホンを繋ぎ、音楽を聴く。部屋の静寂が軽快なイントロにとって変わる。左耳だけ、耳鳴りが雑音のごとく曲の邪魔をする。もう3カ月もこんな状態で、今はもう諦めてしまっているのだが、耳の負担を考え、ボリュームを気持ち抑えめにする。 このところ毎日聴いているのはスピッツだ。新しく出たアルバム「見っけ」。一度気に入ると他の音楽には目(耳)もくれず、それだけをひたすらバカみたいに聴き続ける。発売日からほぼ毎日

          たわいない夜、音楽とひとりごと。(2019.11.1)