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転職したい!“給与”と“やりがい”どちらを優先するべき?

こんにちは!さわかみ投信広報チームの岡、五来(ごらい)です。

家族のため、将来のため、夢のため、資産形成をしたいけれど、何から始めたら良いのやら…。そんな投資初心者の2人が資産形成のプロである“さわかみくん”に、今さら聞けないお金のアレコレについて聞く「お金の悩み相談室」。

第5回は「転職したい!“給与”と“やりがい”どちらを優先するべき?」。

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 主人が40歳手前で転職を考えています。“やりがい”を取ると今より給料は減るし、“給料”を取るとやりたいことと異なる部分があって「給与とやりがい、どちらを優先しようか」とずっと悩んでいます。

さわかみ君 難しい選択だと思います。やりがいを取ることで失うものが大きすぎると、決断に踏み切れないのもあたり前。ただ、そもそも「何のための転職」なのでしょうか? 「転職がしたい」というのは、必ず何か理由が必ずあると思います。それが自分の夢を叶える“為すべき志”のためなのか、現在置かれている環境に対する我慢の限界や、もしくは家族に関わることなど“趣味や生き方の充実”なのか。そこでの決断はやはり、家族で一緒に話し合いたいですよね。

 なるほど。うーん難しいなぁー。

さわかみ君 どのような理由であれ、生活コストが選択の重荷になってはしかたないので、まず生活コストを見直ししてみましょう。例えば、毎晩ビールを2本飲むところを1本にするとか、無駄なものは排除してみる。そうすることで自分たちにとって本当に必要なものが見えてきますし、生活コストは自然と下がっていきます。給与とかやりがいの前に、自分たちの生活には「何が必要」で「何が不要」なのかを理解しましょう。

五来 自分にとって必要なものを明確にするということですね!

 日頃から夫婦や家族で話し合っておくのも良いかもしれませんね。改めて見直すと、なくてもいいものばかりな気がします…。

さわかみ君 そうですね。ただ、あんまり窮屈にならずに一旦見直してみて、「やっぱり生活に重要!」と思ったら少し許してあげる。食後のデザートを毎日ではなく、週1回だけにするっていうのもいいじゃないですか。

投資、いつから始める?

五来 私も昨年転職した時、給与が変わるので自分の持ち物やコストを見直しました。

 私は転職した時に、退職金代わりに投資を始めました。

さわかみ君 転職をする際に限らず「生活の見直しによって浮いた分を投資に回しておいた方がいい」というのが私の答えです。成熟社会において、貯金というのは基本的に寝ているだけ(増えない)のものですが、投資というのはお金が働いている(増えていく)状態なので、将来自分の夢をチャレンジしたいと考えている人は投資をしておくべきだと思います。

五来 貯金を投資に切り替えるってことですか?

さわかみ君 状況によっては投資したお金を取り崩さなければならなくなる可能性があります。全てを投資に切り替えるというよりは、一部貯金をしながら生活を守り、残りを投資して資産を増やしていくようなイメージです。あともう一つは、前回にもお話しましたが、“流動性”って覚えていますか?

五来 売りやすいもの!でしたよね?

さわかみ君 ピンポーン!例えば持ち家(不動産)は流動性が低い。自分の夢の実現において必要な時に売ることができなければ、せっかくの資産もいざというときに足枷になってしまいます。夢を実現するためには身軽になっておくのもポイントです。投資するにも、いつでも売れる流動性の高い商品がいいですね。

五来 勉強になります!!

しがらみを捨てて、いつでも身軽に!

さわかみ君 私は転職するにあたり、夢ややりがいが重要だと考えています。投資収入を得ることによって、お金の不安を解消しつつやりがいを望むことができるようになるともいえます。

五来 生活コストを下げることでやりがいを取る人もいますよね。例えば田舎に行って起業したり、カフェを開いたりして。

さわかみ君 田舎に住んだ場合は、家賃や駐車場代等の生活費は下がると思いますが、そこで得られる収入も下がる可能性があることも考慮しておきましょう。一方、投資収入は世界中のどこで生活していても変わりません。豪邸に住んでようが、6畳一間のアパートに住んでようが平等なんです。そのため、投資をしている人であれば、田舎で生活コストを下げつつ、投資収入を謳歌するということが可能です。当然、自分のやりがいを求めた働き方も可能になってくると思います。

 資産があると働き方や生き方の選択肢が広がりますね。

さわかみ君 働き方の悩みがあるなら、まずその時点で解消を目指してみてください。一方で自分の目指すところが“働きがい”ではなく、“志”や“夢”のためである場合は飛び出さなきゃいけない時もあります。ただどちらにしても、まずはいろいろなしがらみを捨てて自分を身軽にしておくことが大事です。さらに、投資をすることでお金にも働いてもらい、資産形成に自信がついたらもっと身軽になり、選択の幅が広がると思いますよ。


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次回のお金の悩み相談室のテーマは、「ファンド仲間は株主総会に参加できるの?」です。どうぞお楽しみに!

岡(写真左):38歳。4歳の子どもと夫の3人家族。共働きの主婦。投資の経験はあるがよく理解していない。子どもの学費や老後にお金を残す方法を勉強中。

五来(写真右):五来:31歳、ついに結婚…!結婚を機に家族の将来を見据えて心配のない豊かな暮らしができるよう、銀行預金ではない資産形成に奮闘中。


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