第3章 高校バスケの始まりと学生生活。

中学校バスケを引退して、高校の進路はあまり深く考えていませんでした。

何となく、バスケの指導者になって中学の顧問のような、バスケの楽しさを教えられる先生、そして体育教師になりたいと思いました。

でも、中学校のバスケが厳しすぎたせいで高校のバスケは楽しめればいいやみたいな感覚で高校を選びました。体育教師になるならスポーツ系の授業が取れる学校の方がいいと思って、バスケが全然強くないスポーツの授業が選択で取れる高校に進学しました。

高校では、授業で沢山のスポーツを経験しました。

バスケ、サッカー、野球、テニス、卓球、バレーボール、フットサル、柔道、水泳、陸上、剣道、ダンス、アルティメット、フェンシング、バドミントン、体操、etc

ざっとこんな感じで、沢山のスポーツを体験して、とても有意義な授業ばかりで、一週間の授業の内に3分の2はスポーツをしていました。沢山のスポーツを経験した事で、自分はスポーツが好きなんだという事と、沢山点が入って誰でも得点ができるシンプルなバスケットボールの魅力を再確認できました。色んなスポーツを経験したからこそ分かった事でした。

一方部活動はというと、もちろんバスケ部に入りました。

しかし、驚くことに顧問の先生がバスケの指導においてはど素人でした。先輩たちも全然きつくない練習で、楽しそうな雰囲気で時々ふざけたりしてバスケをしてました。優しい先輩たちで楽しかったですが、高いレベルじゃないし勝つことをそこまで目標としていなかったので、何か物足りない気がしました。

楽しめれる程度でいいやで選んだ高校のバスケ生活は、結論からいうとつまらなかったです。指導者がいない事でダラダラとした部活の雰囲気が流れており、本気でバスケができる環境に行けばよかったと後々すごく後悔しました。

自分たちの代になると、私は副部長という立場になりました。部内で3番目くらいの立場です。キャプテンがいて、部長がいて、副部長の私が居てといった所です。

この時チームの目標は都大会の本戦に出る事でした。(予選ブロックではベスト8。全体でベスト32になれば本戦出場)

キャプテンは中学時代に区の選抜、部長も区の選抜、私も区の選抜に選ばれていました、もう一人、区で選抜に選ばれている子もいて、もしかしたら目標達成できるんじゃないかと期待されていた代でした。

そんなこんなで、期待の我らの代で始まった高校2年生の夏、私も先輩が引退した事で、ウキウキしていました。

高校に入って本気のバスケットのスタートです。

next soon.........................................................................................................


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