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ダメな自分を直さなくていいよ。

誰しも自分のことを否定して生きるのはツラい。


自分を否定しているときって、
自分が自分であることが嫌になったり
自分じゃない自分になりたくなったりする。


「こんな自分じゃダメだ!」と
自分の悪い(と思っている)ところを
なくそうとしたり、変えようとしたくなる。



かつて私も「私は悪い人間だ!」
と思ったことがあり、
そこから「いい人になろう!」
と心に決めたことがある。


その結果…

“自分らしさ”が消えた。
“本当の自分”がわからなくなった。



そして「こんなにいい人でいるのに、
なぜ思うように人から好かれない?」

自分らしく生きている人を見て、
「私はこんなに遠慮して生きてるのに!キー!!」と嫉妬した。


15歳辺りから
『いい人になろうプロジェクト』
を掲げて、30歳の今までずっと
「いい人」を意識して生きてきたと思う。


多少、自分らしさを持ってはいたけど
根本に「いい人」であろうとする
自分がいた。


それなりに楽しい人生
それなりに穏やかな人生
を送ってきたけど、

自分のことを好きか?
自分を愛しているか?

と聞かれたら、答えはノーだった。



だから、
“何か”が足りないなぁ~と思ったり、
漠然とした正解のような“何か”を探してた。



そして、その“何か”というのが
“自分の内側と向き合うこと”
だと最近気づいた。




今までずっと

人から好かれること
人から認められること

つまり、
他人からの評価を求めて生きてきた。
常に意識が外側に向いていたのだ。



でも、
外側に評価されることを求めて頑張っても
自分の本当の幸せには繋がらなかった。

どこか満たされない思いを持っていた。



なぜなら、他人ありきで感じる愛は
それ故他人によって左右されてしまうから。


他人から認められて、
嬉しくて幸せで
愛を感じる、というのは

=他人から認められないときは、
不幸せで自分を愛せない
ということになるから。



それよりも、

『自分で自分を好きでいられること』

『自分で自分を愛していること』

が、何よりも大切。




外側に向けていた意識を
自分の内側に向けるようにする。


今まで、
自分の悪い(と思っている)ところを
『なくす』or『直す』ことで
自分のことを好きになれる
と思っていたけれど、違った。

それは、本当の意味で
自分を好きなったとは言えない。



自分の悪い(と思っている)ところを
無くそう、直そうとしているとき
というのは、自分から目をそらし
現実逃避しているのと同じ。
自己否定したまま、ということだ。



自分を好きになる、自分を愛するとは
今のままの自分、自己否定している自分
も含めて受け入れる、ということ。



私の場合だったら、

頭が悪い(と思っている)自分
可愛くない(と思っている)自分
人から好かれない(と思っている)自分
何をやっても続かない(と思っている)自分

※(と思っている)と書くのは、
自分の思い込みによって
決めつけているだけだから。


さまざまな自己否定に目を向けて、

“自分が自分をどう見ているか”を
目をそらさず、まずは自覚すること。

そして、自分のことを
「こんな風に思っていたんだ」
と知ること、感じること。


また、なんでそう思うのか
自分に聞いてあげること。
 

そうやって、自分で自分のことを
わかってあげると、不安が和らいできて
次第に安心感が生まれる。

すると、強い自己否定が弱まってくる。


例え今は自分に自信がなくても、
こんな私じゃダメだ!と感じても
“今の自分はこうなんだ”
と受け止めてあげられると、ラクになる。


どんな自分も自分

私は私でしかない

死ぬまで自分を生きるしかない

と良い意味で前向きになれる。


自分のことが嫌いのまま生きようと
自己否定して生きようと、
それは個人の自由。



だけど…

自己否定して生きるより

『自分を好き』&『自分を愛せる』

生き方の方が確実にハッピーなはず。

 

ダメな自分を
なくさなくていい
直さなくていい

そんな自分でさえも
丸ごと受け止めよう。



どんな私も私、なのだから。






SAWA.












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