それって実は、学級潰し...?

とあるVoicyを聞いていて学んだこと。

授業中、教室がザワザワする。
学級がなんか落ち着かない。
生徒が出歩いてしまう。

こんな感じのことが起きたときに、
学年主任の先生や管理職の先生が、
教室に来て注意をする。
もしくは、教室に居て見守る。
という名の圧を送る。
そんな状況はよくある光景だろう。

これって実は、
無意識のうちに負のスパイラルに陥るのでは?
そんな気づきを与えてくれるVoicyだった。

前提として、
ざわつく教室をまとめられない
担任、教科担当の力不足は考えられる。

それを踏まえたうえで、
ざわつく教室に学年主任等の先生が来ると、
その場限りという1点で見ると、
生徒たちは静かに集中して授業を受けるだろう。
しかし、その先生がいなくなった瞬間、
生徒たちはまたザワザワし始めるというのが、
オチとして見えてくる。

これって、子どもたちの脳内に、
(教科)担任の先生が“下”で、
学年主任や管理職の先生が“上”という力関係が、
無意識のうちに根付いてしまっているのでは?
「あの先生って、あの先生がいないと何もできないやん」みたいにも捉えられかねない。
そんなことを語っていた。

つまり、
ざわつく教室を鎮めようとしたはずなのに、
実は火に油を注ぐ行動をしていたという、
矛盾が起こってしまったとも考えられる。

授業や学級経営をしている立場に立っても、
後ろから監視されている状況は、
どこか後ろめたいし、やりづらい。
挙げ句の果てに、
まとめられなくて謝罪を学年主任等の先生にするのもどこか違うとも感じる。

学校の目的として、
子どもを育てることが1番なので。

結局、教師対子どもの構図で、
直接向き合うしかないし、
根本的解決を目指さないとだなと感じる。
その場しのぎの「1点」をするよりも、
先を見据えた「線」を考えたほうが断然良い。

どんな課題も
根気強く向き合うしかないと感じた。

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