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三ツ目創業3ヵ月を振り返る

三条市役所CMO改め、三ツ目株式会社代表取締役兼CMOとなりました澤です。創業してから丸3ヵ月が経ち、三ツ目株式会社=澤が何をしてきたのか、どんな働き方、暮らし方をしているのか、などなど、澤のベンチャー社長っぷり、この3ヵ月の軌跡をnoteに残しておきたいと思います。

どんな日々だったか?

これまた澤史上最高記録を叩き出す感じの働き方をしてしまいました。。三条市役所でのふるさと納税運営立ち上げが最高のタフさだったのですが、それを凌駕して働きました。ザ・ベンチャー社長よろしく、オフィスに寝泊りも当たり前、寝食を忘れるとはまさにこのことだな、という感じです。(これから雇う従業員はそんな感じで働く必要はないので悪しからず!仕事さえやってくれれば、いつでも帰ってください!自分の会社なので、ここまでやってます。)

三条ものづくり学校

もう40歳を超えて、成長もそんなにしないかな、無理はできないかな、なんて思っていましたが、人間、自分のリミットを超えていくと成長はあるものだな、と思います。コンフォートゾーンを出ること、これを繰り返してきた人生ですが、ダイブすることが成長には大事だと改めて感じています。

セミナーや企業からのご依頼も多くいただき、今まで自分のやってきたことを抽象化、言語化できたことも自分のスキルセットやマインドセットの振り返りになりました。

『プロは「いま」を生きるしかない。今日は選手でも明日はどうか分からない。自分の置かれた状況なんて一瞬で変わる。今日を頑張らないと明日もない。』

『とまらない』三浦 知良 著、新潮社、2014

尊敬するカズさんの言葉です。私もずっとプロであることにこだわってきました。目の前にある案件に対して、どうやってデリバーするのか、「いま」を生きてきました。それは経営者になっても変わらないです。プロとして価値をお届けすることに集中をしてきた3ヵ月でした。

やっぱり三条で起業してよかった

三条の皆さんは変わらずに接してくれて、ありがたいことです。新潟県内からお声がけいただくことも多いのですが、三条にいることの安心感や信頼感はあるようです。

Xの投稿では全国飛び回っている感を出していますが、出張以外はオフィスのある三条ものづくり学校に缶詰で仕事をしています。廃校を利用したオフィスですが、学校に帰ってきた感じもあり、「初心忘るべからず」の雰囲気で、ベンチャーとして仕事するにはハングリーさを掻き立てられる環境です。とても気に入っています。

三ツ目本社!ベンチャー感しかない!

東京のほうがベンチャーへの補助金とか、地方の仕事をしたときの補助金とか、いろいろありますが、そんな仕事のやり方じゃなくて、価値を出してその対価としてお代をフェアにいただきたいので、大変だけどこれはこれで正解でした。(とは言え、新潟もスタートアップ施策は拡充していただきたい!)

どんな事業をしているのか?

主な業務は下記の3つです。

  • ふるさと納税事業支援業務

  • 企業伴走型支援

  • 講演、セミナー

それぞれ多くの引き合いをいただき、本当に嬉しかったですし、一方で価値を提供できないと明日はないな、という思いで日々仕事に邁進していました。

ふるさと納税支援業務

三条市のふるさと納税に引き続き携わっています。しっかり体制が整っているからもう必要ないのでは?という方もいらっしゃるかもしれません。確かにもうだいたいルーティンを回すことはできます。

ただ、私がやっていることはアドバイスだけではなく、職員が普通にはなかなかできないこと(やらないほうがよいこと)をしています。例えば広告の運用はプロでもなかなかできている事業者が少ないほど専門性や馬力が必要です。土日、夜、年末年始などの対応も出てきますので、業務委託で私に出したほうが職員が健全な生活を送れたりすると思っています。

その他の自治体のアドバイザリーも2ヵ月限定のトライアルとして引き受けました。何よりも大きかったのは、協力パートナーが現れ、彼らとともにセミナーを共催し、200自治体以上にお話を聞いていただけたこと。さらに、その後、たった2ヵ月間で約75自治体と1対1でお話ができました。セールスすることはあまりせず、彼らのお悩みや課題感を伺うことに徹しました。

大きくまとめると下記のような課題感がありました。

  • 多くの自治体職員は兼務で携わっており、忙しすぎてふるさと納税には手が回らない。

  • 業務委託先への委託料がかさみ、寄附額を高くするなどの対応をせざるを得ない。

  • 業務委託先がプロポーザルの時はいいことを言っていたのに、動かない。

自治体が全国にPRする、という理念のもとにできている制度にも関わらず、自治体職員がコントロールできる環境にないことが多くあることを改めて確認し、体制の構築や首長さんへの提言など、私らしいお取り組みができるのではないかと思いました。

企業伴走型支援

この3ヵ月で5社の支援をさせていただきました。各企業の課題感を伺い、それぞれの状況に合わせた支援をしていきます。

単なるコンサルティングと違うところは提言にとどまらないところ。孤独な経営者に寄添う、板挟みだったり、他部署との軋轢に悩む管理職に寄添う、成長に悩む若者に寄添う。「寄添う」ということが自分の強みなのかな、と思います。

その中でどのように数字を設計してトラックしていくか、さらに成長させていくのかなど必要な施策を一緒に考えあげていきます。フィーによっては自分も手を動かします。とにかく価値を提供できていないことが何よりも嫌なので、何としても結果を出せるようにご依頼いただいた範疇はまったく無視してでも泥臭くやらせていただきました。

講演、セミナー

15本ほど講演やセミナーを承りました。ふるさと納税関連よりも一般的なスキルやビジネスに関することが多かったです。三条市役所でも研修を多く行いましたが、それらのテーマを元にしながら、依頼主の課題に合わせてカスタマイズをして登壇するようにしています。

三条市立大学の講義

私がお話しすることは突拍子もないことではなく、ビジネスの基本となることしかないです。突き詰めるとウルトラCみたいなことはできないし、奇跡が起きることはあまりなくて、一日一日適した方向で、適したやり方で進めているかどうかです。そのうえでミラクルみたいなことが起きることもあるのだと思います。

ロジカルシンキング、コミュニケーション、チームビルディング、マーケティング領域などテーマは幅広いです。ワークショップも交えながら、気付きを持ってもらうプログラムを組めるように心がけています。一方的に聞くだけのものはつまらないですよね。(自分はよほど興味がないと無理です!)

1人の限界も感じた

1日は24時間しかないわけで、いかに効率的に爆速でやっても時間の制限は出てきてしまいます。あとは1人でやっていると仕事が獲れないこともありました。(大企業で誰が担当するかわからないより、自分が担当者で仕事に従事すると言っているので、よほど信頼できると個人的には思うのですが、偉い方々は名前の通った大企業がお好きなようです。。提案内容はいいけど、ということを言われた案件が多々ありました。)

売上もおかげさまで順調で、もともとチーム戦が得意でもあるので、人を雇って、チームとして展開していく方向性に舵を切ります。

個人として戦うことは今後も続けながら、仕組み化できるビジネスモデルも見出せそうなので、こちらも数ヶ月後のローンチを目指して仕込んでいきます。

さいごに

3ヵ月間で一気にフェーズが変わっていくベンチャーらしい事業展開で、また3か月後、1年後、3年後がどうなっているのか楽しみです!一緒に働く仲間、お客様、関わる皆さんと一緒に価値を創造できる会社であり続けたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!!

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インスタ@masafumi.sawaやってます。三条での暮らしなども引き続き投稿していきたいと思います。


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