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「未来のhappy」にフォーカスすると、嫌いなあの人を変えられる。

\この記事、どんなひとが読むといい?
・社会的にどうなん?ってことをやっている人を見るとイライラする。
・たとえば、ルールやマナーを守らない人とか。
・イライラするのは疲れるからやめたい。
・社会(や会社など)を良くしたいという気持ちもあるから、放っておけない。
・マナーを守ってほしいときはどうすればいい?
・嫌いな人をどうにかしたい!

こんにちは!さっとんです☺️

「らくーで豊かになるための実践記録」を書いてます!はじめましての方はこちらの記事もどうぞ。


今日、近くのセブンイレブンでカフェラテを買って、前のベンチでくつろいでいると、ひとりのオバちゃんがやってきました。

そのオバちゃんは明らかに家から持ってきたであろう缶ゴミをコンビニのゴミ箱に捨てていきました。

これはいかんなぁと思いつつ、ぼくはそれを許すことにしました。たぶんここで指摘したところでオバちゃんは今後も同じことをするだろうから。(本当はビビリだから。笑)

同じような感じでマナーを守っていない人に遭遇したときに、「うわ、ありえん」「え、これってどうなん」って思う人っていると思います。

潔く注意ができる人はいいのですが、そんなに簡単にできないですよね。イライラとモンモンとしている人って多いと思うのです。

今回はそんなモンモンとしている人への処方箋です。ついでにそうやってマナーを守らない人に変わってもらう方法も提案したいと思います。


イライラするのは監視をしているから。

こういうときの解決方法はいたってシンプルです。それは「放っておけばいい」から。

簡単に言えば無視です。無視。自分には関係ないのであればなおさら。

でもそれってなんかダメな気がしてしまうんですよね。きっとそんな人は正義感が強いのです。「そんなことは社会的に良くない!」と常に監視しているんですね。

だからイライラしちゃう。これはダメだ!あれはダメだ!と監視しているから。

だから監視をするのをやめたらイライラはなくなります。放っておけるようになったらいいのです。


他人を監視をしちゃうのは、自分を監視しているから。

そもそも他人を監視しているのには理由があります。それは自分を監視しているから。

自分を監視しているというのはどういうことかというと、「やってはいけないこと」を自分に課している状態です。

・人に迷惑かけてはいけない。
・人に気をつかわなければならない。
・上司を立てなければならない。
・親の言うことを聞かなければならない。
など...

つまりこういう自分をしばるルールを自分に課してるんですね(本当はもっと細かく)。

だから「そうじゃない行動」を取っている人を見るとイライラするのです。「自分はこんなに我慢しているのにー💢」って。

でもそれって勝手に我慢しているんですよね。親とか上司とかに言われて、なんか我慢しなければならない気がしているだけで。実は我慢しなくてもいいこともある。

だから我慢を解いていくとイライラもなくなっていきます。


「うんうん、しょうがないよね」と思えると自分もラクになる。

実は他人を許せるようになると自分も許せるようになるし、自分を許せるようになると他人も許せるようになります。

たぶんこれは「鶏が先か卵が先か」という話になってくるので、どちらから先でもいいと思います。やりやすいほうからで。

イライラする相手を見ながら「うんうん、しょうがないよねぇ」と思えるようになると、自分にも「しょうがないよねぇ」と思えるようになります。

いままでは「こんなことしちゃダメ!」「こんなことするなんてなんてダメなコなの!」と監視したので苦しかったのですが、「しょうがないよねぇ」と思えるようになると心がラクになります。余裕が生まれます。

余裕が生まれると自分にも他人にも優しくなれるので、ますますイライラはなくなります。


すべてを許しても社会はカオスにならない。

こういう話をすると必ず話題になることがあります。それは「そうやって許してばっかりだったら、社会が崩壊しない?犯罪ばかりにならない?」という意見です。

これってちょー極端なことを言っているので、可能性論を言ったら「ならなくはない」としか言いようがありません。

でもぼくは長い目で見たら、許せば許すほど社会は良くなると思っています。

そもそも犯罪を犯したり、人を殺したり、人を騙したりする人って、親だったり大切な人に「認められていない」という思い込みや「自分はダメな人間だ」という意識があるから、そういう行動にはしります。

人を殺すことも自分で命を経つことも、ぼくは究極の自己表現だと思っています。そういう人たちは、自分という存在を世の中にアピールしたいのです。心の奥底では寂しくて寂しくて仕方ないのです。

なので、許されれば許されるほど「自分は大丈夫なんだ」と思えるようになって、そういう行動は減少していきます。

だから自分がマナーを守っていない人を見て「注意しなきゃ!」と正義感を持つ必要はないのです。

そのときにとるベストな行動は「許す」ことなのです。


人を動かすために必要なたった一つの方法。

とはいえ、その相手がコンビニの前でたまたま会ったオバちゃんならいいかもしれないけど、会社の同僚だったり上司だったら、そのまま付き合うのも嫌ですよね。

まあ元も子もないことを言ってしまえば、「そういう人とは付き合わない」というのがベストアンサーなのですが、そうもいかないのも現実。

じゃあそんなときに自分はどういう行動をとればいいのかというと、真っ先に自分が変わることです。ちょっとこちらの記事を読んでみてください。

以前にも紹介したのですが、インドネシアの小さな島でココナッツオイルをつくるという産業を起こして、日本でフェアトレード製品として売っている方です。

愛さんという方なんですが、実はこの愛さんがココナッツオイルを産業にしようと思い立ったのは理由があります。

それは現地の人が漁をするときにダイナマイトやしびれ薬をつかって、魚をとっていたから。

なんの罪悪感を持たずに「らくだから」という理由で現地の人たちはこの方法で漁をしていました。

これを見た愛さんは「これはまずい、このままではサンゴがなくなって、魚がいなくなってしまう」と思い「漁に変わる産業をつくらねば」と思ったそうです。

海が豊かであるがゆえに手っ取り早く魚を獲ろうと、漁師はダイナマイトを海に投げて爆発した衝撃で魚を気絶させて獲るダイナマイト漁や、しびれ薬を海中に撒いて動けなくなった魚を獲るポタセウム漁をしていたのですが、同時にそのせいでサンゴも死んでしまっていました。この状況を知った時、真の問題はこっちやなと思ったんです。
でも彼らは問題にしてないけれど、これからもずっと魚の住処であるサンゴ礁を破壊し続けていったら子供たちが漁師になった時に魚がいなくなります。そうなると島で生きていくことそのものが難しくなる。だから海の環境破壊こそが問題で、すぐにでも止めなあかんと思ったんです。でも他の漁法に切り替えようとしても漁具を買うお金はないし、先程言った通り、島には漁業くらいしか稼げる仕事がないので、漁師に代わる仕事を作らなければなりません。そこで、ココナッツオイルの生産を島の産業にできないかと考えたわけです。
(リンク先の本文参照)

結果的に愛さんは産業をつくって、ダイナマイトやしびれ薬を使った漁はなくなりました。

「これはまずい」と思うことをやっている相手を変えることができたんです。


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この先の未来にぼくらのhappyはあるのだろうか?と考える。

人を動かす方法はたった一つです。人を変えるのではなく、自分を変えること。

そしてそのときに大切になってくるのが「この先の未来にぼくらのhappyはあるのか?」と考えることです。

先の愛さんの例で言うと「このままだと魚がいなくなって、子供たちの世代には漁ができなくなってしまう」という未来を予測して、「ココナッツオイルの産業があれば、漁以外に稼げる選択肢が増えるし、漁具も買えて自然に優しい漁ができる」という未来を新しく想像したのです。

未来のhappyを想像したからこそ、そこにたどり着くためのアイデアやアクションが生まれて、結果的に他人を変えることができたのです。

最初に例に出した缶ゴミのオバちゃんも同じ。みんながみんな缶ゴミをコンビニに捨てていったら、コンビニの人が困ってしまってゴミ箱を撤去してしまうかもしれない。

そうしたら困るのは自分たちです。そこまで想像して、自分はどんな行動をとるのか?それを選択するしか方法はありません。

他人を変えることはできないのだから「自分は未来のhappyのためにゴミ捨てのルールは守ろう」というスタンスで行動するのです。


自分で決めたルールはイライラの原因にならない。

不思議なことに、自分で決めたルールに対しては我慢やイライラは生まれません。

他人に勝手に決められたルールだから我慢やイライラが生まれるのです。

自分で「未来のhappy」を想像して、決めることができればイライラからも解放されるし、結果的に人を動かすことにもつながります。(確実に動かせるわけではありませんよ)

「未来のhappy」を想像することはいいことしかないのです。自分で決めたルールというのは、つまり価値観ということです。それを守ることは楽しいことだし自信にもつながります。

最初は難しいかもしれませんが、「この先にどんな未来があるかな?」と考えて、「自分の未来のhappyはどこにあるかな?」と探してみてください。

きっと自分の価値観が見えてきて、なにかアクションを起こす原動力になるはずです!


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