さつろう

看護師です。レストランでショーダンサーをしたり、フードコーディネーターとして低FODM…

さつろう

看護師です。レストランでショーダンサーをしたり、フードコーディネーターとして低FODMAP食のレシピ制作をしたりして、今は看護師ライター第5期生です。

最近の記事

生涯、本棚フェチ宣言

東京にきて思ったことのひとつは、池袋、新宿、東京駅あたりはヒマつぶしにもってこいだということだ。 その正体は、本屋さん。もとい、本棚だ。 恋や婚活と同じように、素敵な本と出会うコツは出会える場所をいくつか持っておくことだろう。新聞の書評に、ネットの話題。気になる作家さんの新作や立ち読みできないコンビニの雑誌コーナーにと、出会いの場はたくさんある。 わたしはリアルな場としての本棚が好きだ。実物を触って紙の質感を確かめる作業。並ぶ背表紙。マーケティングの塊の帯。大型書店や図

    • がんばらない勇気

      脱プラスチックとか、サスティナブルとか、持続可能な社会に向けて世界中が動きだしている今日このごろだが、わたしは持続可能ながんばらない日々を送ることばかり考えている。 だるいときは睡眠と休息が最優先。 朝はアラーム音が鳴り響いてもベッドから離れないし、お気に入りの動画をおなかが空くまで視聴する。 のんびり過ごしているうちに、居心地のいい日向がいつの間にか影になる。夕食の準備をしはじめて、冷蔵庫の中身が空っぽだと気づく恐怖には強くなった。 自分を甘やかすことをがんばっている

      • 転職リマインダー

        「人のために働く素敵な仕事」「手に職がある女性が自立して生きていける職業」 看護師は褒めてもらえる機会の多い仕事だ。だけれども、とっちらかった経歴の持ち主が存在するのも事実。 ”一身上の都合” を繰りかえす、真っ黒な履歴書は信頼されにくい。けれども、きょうも誰かが退職をする。 「看護師不足」は姿かたちを変えて毎年トレンド入りを狙う、やっかいな問題だ。どうしてこのような状況になるのかというと、わたしたち働く側が、自らの能力を過信するからではないかとふと、思った。 このn

        • 不器用な器用貧乏

          なにかひとつのことだけに全力を尽くすのがどうしようもなく苦手だ。 勉強をがんばるなら部活でレギュラーもとりたいし、仕事をするなら趣味も楽しみたい。文武両道がモットーだった学び舎では補欠のレギュラーで成績は中の下。気持ちだけは一丁前の人間だった。 そんなわたしがエッセンシャル思考と出会ったのは、ジュンク堂書店。本店の1階だった。 「現代に生きる人に必須!」とか「生き抜くために必要な思考!」とか、よりよく生きたい人は読まなきゃ損でっせ!というわたしの小さな世論の勢いはスゴか

        生涯、本棚フェチ宣言

          信頼される大人になりたい

          当たり前にあるものを変えることは、結構むずかしいものだ。 その中でも大変なのは「環境」を変えて、整える作業かもしれない。 「環境」は、ある物(者)を取り巻く周囲の事物や状態のこと。 ー日本大百科全書より 住む街、会う人。家、仕事 「自分らしさ」を求めて行動する人は多い。 自分の力を最大限に発揮して、インフルエンサーや有名人のように成功したい。経済力を身に着けたい。人生、勝ち組になりたい。そう思って、書店の「自己啓発」の棚をじっくり眺めたり、SNSのイイネやフォロワー数

          信頼される大人になりたい

          外付けハードディスクの音

          はじめまして。さつろうです。 「おなかとこころのメンテナンスができる人」を増やしたくて、毎日Twitterやブログで豆知識をシェアしています。 Twitter:@satsup_food ブログ:さつろうフォドマップ きょうは、かんたんな自己紹介をしていきたいと思います。 わたしについてなまえ:さつろう 年齢:30代 生息地:都内 好きなこと:美術鑑賞、おうち時間、ひとりでのんびりだらだらゴロゴロ 職業:看護師ライター/看護師(精神科・内科経験) 看護師以外では、レスト

          外付けハードディスクの音

          「新しい」を怖がるわたしたち

          2021年の1月もいつもどおりに終わり、明日には2月を迎えることができそうだ。 新型コロナウィルスがわたしたちの生活を変えて、一年以上が経った。 年中無休のマスク着用、外食・外出の制限、アルコール消毒…。コロナと共存するのか、撲滅するのかはまだわからない状況だが、「新しい仕組み」のワクチン接種が日本でも開始されることになった。 今回(といっても初noteですが)、ワクチンの優先接種者となっている医療従事者のひとりであるわたしが、コロナワクチンで感じたことを素直にまとめて

          「新しい」を怖がるわたしたち