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全国自然博物館の旅【43】美祢市立秋吉台科学博物館

地球上の生命は、無限に息づいています。はるかな深海には想像を絶する生き物たちの楽園が広がっており、果てしなき超高空にも細菌が存在しています。特殊な地形で生きる動植物を学ぶ場所として、山口県の秋吉台は好適な場所です。
壮大な地球の活動によって築かれた奇跡の大地。そこには、したたかに生きる特殊な生き物たちの世界が広がっています。


カルスト台地に刻まれた地球の記憶

日本最大のカルスト台地・秋吉台。その想像を絶する大地の景観は、山口県のみならず全世界にとって超重要な遺産と言えます。地球が形成した超広大な奇跡のフィールドには、はるかな太古の生物化石が多数含まれているうえに、動植物にとって恵み豊かな生息環境となっています。
秋吉台が有する学術的価値は計り知れず、無限なるカルスト台地は生態学・古生物学において極めて大切な場所です。大自然が創造した特殊な環境にはどのような生き物が棲んでいるのか、生物マニアの筆者はとても気になって予てより訪れたいと思っておりました。

初めに、日本屈指の大鍾乳洞秋芳洞あきよしどうの生物観察へと繰り出します。秋吉台国定公園の地下に広がる巨大洞窟。言葉では表せないほど永きに渡る地下水の溶食作用・地下水位の低下・砂や礫の堆積・天井の崩落・洞窟生成物の発達によって、とてつもなく巨大な洞窟空間ができあがったと考えられています。

生物マニアにとってのお楽しみの1つは、秋芳洞に続く静謐な森林。洞窟からの冷ややかな風が吹く森の中では、神秘的な生き物たちの気配が感じられます。特に、極限の透明度を誇る渓流の中の水棲生物たちは、かなりの高確率で遭遇できると思います。

秋芳洞へと続く道の自然環境はとても美しく、心を癒してくれます。ただ、決められた道からは出ずに、生き物と遭遇しても手を出さずに観察のみ楽しんでください
秋芳洞からはきれいな水が流れており、カワムツなどの淡水魚が泳いでいます。森もきれいで、川もきれいで最高!
清らかな渓流に棲むシマアメンボ類。川につながる水路にも、たくさんの生命が息づいています。

自然観察を楽しみながら歩いたら、秋芳洞の中へと入りましょう。人々を圧倒する壮大な地形景観に加え、洞窟内では様々な生き物の痕跡を拝めます。地球が生んだ大自然の巨大芸術を眺めつつ、特殊な世界に棲む生命の存在を感じてみてください。

秋芳洞の入口。実は洞窟内でも、生き物の痕跡を見ることができます。
野生動物の痕跡である「紺屋の藍壺」。黒い部分はコウモリの糞によって染め上げられたものです。洞窟内には、現在でもコウモリたちが生息しています。
洞窟内の独特な凹凸に溜められた清廉な水。こういった止水域の中には、微小な甲殻類などが生息していたりします。

大地の中に棲む生命の痕跡を学んだ後は、秋芳洞を飛び出して、無限なるカルスト台地の大パノラマを見に行きます!

果てしなく、本当に果てしなく続く緑の大地。無数に立ち並ぶ石灰岩を擁する神秘のフィールドは、「壮大」という言葉の枠にさえ収まりきらないほど超々圧巻です。実は、これほどまでに超常的な環境を築き上げたのは、はるか太古の海なのです
何億年もの遠い古生代。当時の秋吉台は見渡す限りの海であり、麗しいサンゴ礁がどこまでも広がっていました。サンゴ礁は時間が経つと石灰岩に変質し、約3億5000年という永い年月を経て、石灰岩は海から山へ堆積しながら移動していきます。 そこに雨水が流れ、長い時間を掛けて石灰岩が溶け、現在の地形になりました。

超超超絶壮大なカルスト台地! たくさんの動植物が生息しているので、よく見ると糞などの痕跡を見つけることができます。

カルスト台地は太古の生命が築いた絶景であると同時に、現代の野生動植物を育む特殊な環境です。大地にはアキヨシアザミのように石灰岩質を好む植物が根づき、石灰岩の隙間には隠れ家を求めて小動物たちがやってきます。
古代のサンゴ礁の体が、今では数多くの生き物を育てています。約3億5000万年前から現代へつながる、終わりなき生命のバトンリレー。全ての地球環境はつながっているのだと強く実感します。

秋吉台の名を冠するアキヨシアザミ。石灰岩台地を好む植物であり、秋吉台ならではの花と言えます。
石灰岩の割れ目から生えたハゼノキ。鳥が岩の割れ目に糞を落とし、糞の中の種子が発芽して成長したものと思われます。
視界いっぱいに果てしないカルスト台地が広がります。無数に点在する石灰岩の隙間は、小型動物にとって最適な隠れ家となります。

景観眺望と生物観察を満喫したら、いよいよ科学博物館にて自然学習です。駐車場から歩いて3分ほどの距離にあるので、建屋はすぐにわかると思います。昭和を思わせる外観は、レトロ博物館好きに最高の雰囲気を味わわせてくれます。
これから学ぶのは、太古から現代に渡る地球の記憶です。いつの時代にも生命は力強く生きていたことを、秋吉台の大地が教えてくれることでしょう。

カルスト台地に臨む秋吉台科学博物館。特殊な環境の生態系や生命史を学べる専門博物館です。
昭和の雰囲気が漂う博物館の建屋。レトロな空気感が好きな方にはたまらないと思います。

秋吉台の固有自然を徹底的に学べる超専門博物館

地上と地底に広がる新品の生命の楽園

秋吉台の生態系を専門的に学べる素敵な地域博物館ということで、入館時からテンションは最高潮。まずは1階の生態学の展示からスタートです。
カルスト台地や秋芳洞で見たように、特殊な地形にも生命は満ちあふれています。本館では、秋吉台の動植物の生態や特性を深く掘り下げて学ばせてくれます。

1階は現生動植物の学術展示フロアとなっています。地方博物館ならではの専門展示のオンパレードで、秋吉台の生態系を深く学べます。
展示は生物標本がメインとなります。特殊な環境ならではの珍しい生き物が目白押しで、マニアなら心の底から楽しめます!

先ほど観察したように、秋芳洞周辺の森や渓流には生き物がたくさん生息しています。奇跡の景観では多様な生命が育まれており、秋吉台の豊かさを我々に実感させてくれます。本展示の標本とキャプションから、秋芳洞口の森に生きる者たちについて学びましょう。

濃密なキャプションと解説写真。秋芳洞から流れ出る地下水は年間を通して水温が安定しており、多くの生物にとって好適な環境となっています。
秋吉台で採集された植物標本。博物館のレトロな雰囲気と相まって、乾燥標本はとても趣深く感じられます。
秋吉台の特産種スジマキカワニナの貝殻標本。石灰分を含む地下水が流れる渓流にて育ちます。

さて、ここからは本格的に洞窟内の生命について見ていきます。我々が少し視点を変えてみれば、秋芳洞の中には実にたくさんの生き物が棲んでいるとわかります。
その中でも、節足動物はとても多様性に富んでいます。なんと、秋芳洞だけに生息する昆虫や甲殻類も発見されています。生物マニア心をくすぐる洞窟生態学の神秘、貴重な展示標本やリアルなジオラマから感じてみてください。

秋芳洞の洞窟内をイメージしたジオラマ。セット内には生物の写真や模型を設置して、それぞれの種類の生息環境をわかりやすく見せています。
洞窟に棲む節足動物カマキリザトウムシ。秋芳洞の洞窟性の生物の中では有名な種類です。
秋芳洞が誇る固有種アカツカメクラヨコエビ。2018年に新種の微小甲殻類として記載されました。
洞窟の内外に棲むエトウオビヤスデ。我々のイメージとは違って、洞窟内には多様な種類の生き物が息づいています。
秋芳洞の固有種アキヨシメクラチビゴミムシの解説パネル。完全に洞窟生活に適応した無眼の昆虫です!

洞窟の生き物として忘れてはならないのがコウモリです。言わずもがな、秋芳洞には数多くのコウモリたちが生息しています。
飛行性の哺乳類として魅力的なコウモリたち。彼らの生態に関しても、様々な展示で多角的に学ぶことができます。

写真と標本で各種コウモリを紹介。種類ごとに翼の形もわかりやすく展示されています。
モモジロコウモリの剥製。膜状鍾乳石の間などのスポットに密なコロニーを作ります。
2種のコウモリの寿命と生存率をグラフで解説。本館では観察調査に加えて、対象個体にバンドを付けて追跡調査することにより、コウモリの生態を研究されています。
重石と布を用いて各種コウモリの大きさを比較。実際に手に取ってみて、それぞれの種類の大きさを感じてみてください。

続いては秋芳洞を飛び出し、秋吉台の大地で繁栄する動物たちに目を向けてみましょう。
まずは鳥たちの登場です。先述の通り、秋吉台には清廉が水環境があり、たくさんの水鳥が秋吉台地域に飛来します。また、小動物を捕食する猛禽類も数多く、秋吉台は鳥たちの天国となっています。
立ち並ぶ美しい剥製標本を拝むと、鳥たちの勇壮さがしっかりと伝わってきます。

秋吉台地域で観察される鳥たち。見事な剥製標本に見とれてしまいます。
水鳥たちの剥製展示。秋吉台周辺の湧泉や溜池では、とても多くの水鳥たちが確認されています。
かっこよさ満点の猛禽類。秋吉台の生態系の上位捕食者です。
秋吉台にて採集されたカケスの剥製。こう見えてスズメ目の鳥です。

両生類や爬虫類も、秋吉台地域にはたくさん棲んでいます。小型種から大型種から実に様々であり、それぞれの種類が生態系の中で重要な役割を担っています。液浸標本を主体とした展示からは、彼らの多様性が強く感じられます。

ヘビ類の液浸標本。小型の哺乳類や鳥にとっては恐ろしい天敵となります。
シマヘビの剥製。美しさとかっこよさが感じられます。
オオサンショウウオの液浸標本。秋吉町の厚東川にて捕獲された個体です。

秋吉台地域に広がる豊かな水域環境では、魚たちも営々と繁栄しています。
展示ケースに並ぶのは、小型から大型まで多種多様な魚たちの液浸標本。秋吉台の水域にどのような淡水魚が棲んでいるのかを知れば、魚マニアたちの自然観察欲求はさらに高まるはずです。

巨大なハクレンの液浸標本。秋吉台の水域で捕獲された個体ですが、実は中国から移入された外来魚です。
カジカ。横向きと上向き、2つのポーズの標本を展示することで、来館者は魚の形態理解がスムーズにできます。
秋芳洞の近くの水域で採集されたスメヤツメ。厳密には魚類ではなく円口類というグループに属します。

秋吉台の陸上生態系で大きな勢力を誇る哺乳類たち。彼らについてもたくさんの標本が展示されており、剥製のみならず骨格や足跡などの資料が拝めます。
森の中はもちろん、緑豊かな秋吉台のカルスト台地にも多くの哺乳類が棲んでいます。彼らが力強く繁栄している事実を、本展示から読み取ることができます。

秋吉台の哺乳類たち。骨格・剥製・足跡など様々なタイプの標本があります。
ホンドギツネの骨格。軽快さが伝わってくる素晴らしい姿をしています。
シカやイノシシの幼体の剥製標本。可愛いですが、多くの地域で害獣となっているため、駆除と共存のバランスについて模索が続いています。
階段の下にはツキノワグマの剥製があります。秋吉台の陸上生態系の頂点とも言える存在です。

古生代化石の一大産地・秋吉台

秋吉台は動植物の重要な繁栄の場となっているだけでなく、数限りない地球の記憶を宿す化石の大産地でもあります。先に述べましたように、秋吉台の石灰岩を成すのは古生代のサンゴ類であり、同時代の海洋生物化石が豊富に出土しています。
さらに付記しますと、実は秋吉台を有する美祢市自体が有名な化石の産地であり、マニアから強く注目されています。数限りない化石が眠る街で地球の記憶を感じるーー極上の古生物学習のスタートです。

秋吉台は化石の一大産地。本館の2階からは古生物展示のスタートです。
秋吉台を擁する美祢市そのものが化石の名産地。こちらは大嶺町で発見された三畳紀のイチョウ類の化石です。
伊佐の石灰採掘場で出土したヒグマの歯。美祢市では新生代の動物化石も発見されています。

秋吉台の化石を深く学ぶ前に、まずは古生物学の魅力にどっぷりと浸りましょう。本館には、各時代の魅力的な化石がいっぱい! その中には、恐竜時代の生き物たちの標本も多々あります。
化石に詳しくなる第一歩は、まず太古のロマンに思いきり浸ることです。ガラスケースの中に並ぶ化石を眺めていると、きっと大昔の地球の情景が頭に浮かんでくると思います。

地球史の各時代について説かれたキャプション。まずは古生物学の基礎知識をおさらいしましょう。
岡山県で産出したヤマトビカリア。地質年代を知る「示準化石」として重宝されます。
植物食恐竜の胃の中から発見された石。恐竜たちはこういった石を呑み込み、胃の中で植物を磨り潰していたと思われます。
大型アンモナイト類メソプゾシアの化石。本館の開館祝いとして、九州大学の名誉教授より寄贈された標本です。

それでは、いよいよ秋吉台産の素晴らしい生物化石とご対面です。全て実物の超貴重な標本であり、ぜひとも目と脳に強く焼きつけていただきたいと思います。
古代のサンゴやフズリナなど、古生代の海洋生物マニアなら歓喜する化石たちがズラリ。キャプションもとても充実していて、超絶濃厚な学習ができます!

秋吉台産の化石の展示室。詳細なキャプションとガラスケースが立ち並ぶ様は、まさにこれぞ博物館と言ったところです。
秋吉台で発見された石炭紀産サンゴ類の化石。現在人々に愛されているサンゴの系統は、とても古い時代に遡ることができます。
ペルム紀のフズリナの化石。「有孔虫」と呼ばれる原生動物の一種で、地層の年代特定の指標となる古生物です。
石炭紀のコケムシ類の化石。群体を作って生活する生き物であり、秋吉台からは多くの種類が密集して発見されています。
詳細で読みごたえのあるキャプション。コケムシなど一般に馴染みのない生き物についても、形態や生態の秘密を詳しく学べます。

フズリナなどの微化石も魅力的ですが、やはりアンモナイトやウミユリなどの鉄板スターが好きな人は多いのではないでしょうか。秋吉台を含めた美祢市では上記の有名な海洋古生物たちもたくさん見つかっていて、多くの化石ファンが虜になるでしょう。
美祢市、最高! 秋吉台、最高!!

石炭紀の腕足類アンシヌネリアの化石。現生のシャミセンガイに近い無脊椎動物です。
ウミユリの「茎」の部分。植物のような外観で花や茎のような部位を有していますが、ウミユリはれっきとした動物です
石炭紀のアンモナイト類プラネロセラス。古生代に出現したアンモナイトたちは、中生代に入っても大繁栄を続けます。

実物標本のみならず、化石の顕微鏡写真も壁に展示されています。古生物の実像を解き明かすには、マクロな視点とミクロな視点が両方必要です。
化石の細部を顕微鏡で鮮やかに分析する「ミクロの古生物学」。本館の化石研究に触れたら、来館者の心は、さらなる古生物学の深遠へと引き込まれていきます。

ズラリと並ぶ化石の顕微鏡写真。ミクロの視点から研究に切り込むことにより、新たな事実の発見につながるのです。
コケムシ類の化石の顕微鏡写真。群体を構成している個虫は全長1mmほどしかないので、構造を分析するには顕微鏡が必須です。
小型アンモナイトの顕微鏡写真。殻を仕切る隔壁が鮮明に見て取れます。
実際に微化石を顕微鏡で見る展示コーナー。たくさん見える楕円形の生物は、有孔虫パラフズリナです。

不思議な生命が織り成す固有の生態系、超膨大な生物化石を擁する美祢市の大地。秋吉台地域には、研究すべき謎が無尽蔵に眠っています。
はるかな地球の記憶を受け継ぐ秋吉台の大地は、なんとしても守らなくてはなりません。秋吉台に住む人々は古くから自然資源を活用し、その一方で保護にも努められてこられました。秋吉台の人々のライフスタイルは、まさに「環境保全と持続的な資源利用」のモデルケースなのです。
学習の締めとして、なぜ秋吉台の自然環境が守られ続けているのかを考えてみましょう。そこには、未来の環境保全につながるヒントがあるはずです。

本館の大切な教訓。自然から恵みをいただき、自然を護り続けてきた秋吉台。この地には、地球環境を救う重要なヒントが眠っているのかもしれません。

美祢市立秋吉台科学博物館 総合レビュー

所在地:山口県美祢市秋芳町秋吉11237-938

強み:カルスト台地や秋芳洞が有する独特な生物相を専門的に掘り下げた生態学展示、レトロな雰囲気と先端の学術研究が織り成す博物館のアカデミックな空気感、化石の名産地である美祢市の特色を押し出した濃密な古生物学展示

アクセス面:大自然が形成した特殊な環境に位置しているので、博物館へのアクセスには車が最適です。公共交通機関を利用する場合
新山口駅・山口駅・東萩駅・美祢駅からは路線バスで秋芳洞バスセンターに向かい、そこから防長バスに乗れば5分ほどで秋吉台に到着します。ただ、秋芳洞も含めて周囲の自然観察体験をするのならば、確実に車を運転して行った方がスムーズに動けます。主要な駅でレンタカーを借りて、地球の景観を満喫しながら博物館へ向かうのがベストだと思われます。

秋吉台の自然科学研究に特化した、マニア大歓喜の超濃密な自然系博物館です! 秋芳洞の洞窟環境やカルスト台地に棲む生き物たちが織り成す生態系、秋吉台の大地に眠る多種多様な生物化石について、専門的に深掘りして学べます。加えて、建屋にレトロ感があふれており、昭和の雰囲気が好きな博物館通の人は、風情あふれた外観に一目惚れすると思います。
展示内容は唯一無二の専門的な発見と研究の結晶であり、地球上で秋吉台地域にしか棲んでいない固有生物の秘密も学ぶことができます。本館での学習を終えた後は、洞窟の生態系についてのイメージが一変すると断言します。地球上にはまだまだ不思議な生命の楽園があるーーそんな教訓を与えてくれる素晴らしい学術施設です。

改めて申しますが、本館では生態学も古生物学も濃く学べます。他の場所では味わえない特別な出会いに満ちた博物館なので、生物マニアは絶対チェックしておくべき施設だと思います
地球の記憶と出会える奇跡の秋吉台。山口旅行の思い出を、究極の学習体験で彩りましょう。

秋芳洞の近くの商店街にて、木彫りのアンモナイトを発見。当地は重要な化石産地なのだと改めて感じさせられます。


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