代表的な経済指標の特徴

 日本人就業者が自己啓発・学習に使う一日の平均時間は、6分らしいですね。
確かに私も、仕事が終わった後に勉強する事って殆どないです(´-ω-`)
 社会人1年目が一番頑張っていたかな🤔
当時は公害防止管理者を取るために、平日2時間、休日5時間勉強してました。
取得後は、全く勉強しませんでした(^^;

①GDP(国内総生産)とは

GDPとは、一定期間内に国内で生産された全ての財・サービスの付加価値の総称。
日本経済の大きさを見る指標

付加価値とは、財・サービスの生産額から、その為に購入した原材料などの価格を差し引き、二重計算にならない様にしたものを言います。
 内閣府が四半期(3ヶ月毎)に公表します。

名目GDP:その時々の時価で金額表示する数値(名目値)
実質GDP:物価の上昇・下落の影響を取り除き、ある基準時点の価格水準で評価した数値(実質値)

GDE(国内総支出)
GDPは最終的に家計や企業と言った民間需要、政府、自治体等の公的需要、海外需要によって利用されるか、利用されなかったものは在庫として残ります。
→この需要と在庫を集計したものをGDE(国内総支出)と言う。

GDE = GDPの内訳、
よって、GDE = GDP = 同額 です。

GDEの構成は"国内需要"と"財・サービスの純輸出"に大きく分かれ、
・財・サービスの純輸出
・国内需要
 ・民家需要
   ・民間最終消費支出
   ・民間住宅
   ・民間企業設備
   ・民間在庫品増加
 ・公的需要
   ・政府最終消費支出
   ・公的固定資本形成
   ・公的在庫品増加
となります。このうち最大構成項目が民間最終消費支出であり、50〜60%を占めています。
→個人消費に該当する項目で、この動向が景気全体の動きに大きく影響します。

②景気動向指数

景気動向指数とは、
生産・投資・労働・消費等の代表的な経済指標を統合し、景気の現状把握、将来予測を行う為に作成された指標のこと。
 系列毎に先行指数一致指数遅行指数が求められる。

内閣府によって毎月作成され、2ヶ月前のデータが公表されます。
→ハローワークに申し込まれている求職者数に対する求人数の割合を、有効求人倍率と言い一致系列に採用されます。

CI
景気変動の大きさを把握する指標。一致指数を用いる。

CIのポイント
1.一致指数が上昇しているときは景気拡張局面
2.一致指数が低下しているときは景気後退局面

DI
景気の方向性を把握する指標。

DIのポイント
1.一致指数が基調として50%を上回っているときは景気拡張局面
2.一致指数が基調として50%を下回っているときは景気後退局面

→先行指数だと、一致指数の動きに数ヶ月先行するので、近い将来の景気を予測する事が出来ます。

土日で7時間勉強して、ようやく日平均1時間の勉強量…。
学習定着率を考えると、全然ダメですね(´-ω-`)

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