ストレングスファインダーを使いこなすために、認定コーチのコーチングをうけよう
この記事の対象の方
ストレングスファインダーの認定コーチが提供するコーチングを受けたことがない方に向けて書いています。
書店で下記の本を目にした方や、本を買ってWebでTop5の資質を診断した方もいると思います。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス著,日本経済新聞出版)
レポートを読んでも使えるようにならないな、よくわからないな、と感じたら、ぜひこのあとも読んでみてください。
ストレングスファインダーを使いこなすための、おすすめの順番
ストレングスファインダーを活用するための、おすすめの順番です。
34の資質のレポートを取得する
認定コーチのコーチングを一回うける
日々の仕事や生活に、自分の上位資質を使う
1. 34の資質のレポートを取得する
まずは診断を受けてみて、自分の34の資質をあきらかにしてみましょう。
前述の本の特典などでTop5の資質だけを取得することも可能ですが、おすすめは34の資質すべてを取得する方になります。
ストレングスファインダーには上位資質、中位資質、下位資質の3つの分類があります。
Top5だけだと上位資質の一部しかわかりません。
Top5だけでも認定コーチとのコーチングは有益なものになりますが、あとで残りの資質が気になってしまうでしょう。
再度コーチングを受けなおすと費用も倍です。
資質の順番はひとそれぞれ変わってきます。
一部の資質が表れていることは分かったりしますが、ほとんどが断定することはできません。
診断をうけないと、認定コーチにも全体の順位が、正直よくわからないのです(認定コーチ研修でも、診断ぬきに資質を見抜くような方法は教わりません)。
このため、34の資質のレポートを取得することは必ず必要になります。
しかし、レポートを取得したからといってすぐにストレングスファインダーの自分の資質が使いこなせるレベルになるかというと、下記の理由でむずかしいと思います。
【理解】のむずかしさ。資質の名前がわかりにくい。ストレングスファインダーの34の資質はどれも良い資質です。ただし、日本語でもよくわからない名前(例:個別化)や、一般的にネガティブに使われることのある名前(例:自我、慎重さ)があり、何を意味しているのかわかりづらいことがあります
【受容】のむずかしさ。資質のあらわれかたはひとそれぞれ。同じ資質でもひとそれぞれの出方があります。あらかじめパターンを特定することや網羅することがむずかしいため、レポートに記載されている内容を自分に当てはめにくいことがあります。すでに自分でも使っている資質なのに、ピンとこないのです。なお、それぞれの資質には本質的なことがあるので、認定コーチなら話を聞くとこの資質のことだとすぐ分かります。
【活用】のむずかしさ。ストレングスファインダーは自分の資質を活かすという考え方です。自分の強みをいかす。言葉にするとシンプルですが、一般的な常識ではなく、慣れていない考え方になります。このため、実際に自分の資質をいかして仕事やプライベートの課題に取り組もうと思っても、最初は意外と使いこなせなかったりします。「みんなちがって、みんないい」のですが、みんなちがうことに慣れていないのです。
上記の【理解】【受容】【活用】を時間をかけずにできる方法はないでしょうか?
実は、ちゃんとサービスがあります。
それが、認定コーチのコーチングです。
2. 認定コーチのコーチングを一回うける
ギャラップ社は認定コーチを育成しています。
認定コーチになるためには、4.5日くらいの研修を受講が必須です(余談ですが、費用は100万円くらいします)
認定コーチになるための研修で何をやるかというと、前述した【理解】【受容】【活用】をクライアントに提供できるためのコーチングの実践演習をみっちりやります。
4.5日は短いように感じられるかもしれませんが、【理解】【受容】【活用】の基本の型を習うことができるので、認定コーチはあとは実践で慣れながらクライアントに提供することができます。
認定コーチの資格をもった人にコーチングしてもらえば、【理解】【受容】【活用】がてっとり早く得られます。
何時間も自分で調べる必要はありません。
認定コーチに1時間ほどコーチングしてもらえば、【理解】【受容】【活用】が得られるはずです。
なお、ストレングスファインダーのコーチングを認定コーチではない方も提供している場合があります。
その是非については答える立場にありませんが、認定コーチなら研修で習得しているはずの【理解】【受容】【活用】がうまくできていないかもしれませんね。
3.日々の仕事や生活に、自分の上位資質を使う
ストレングスファインダーは仕事やプライベートに実際に使えるツールです。
前述した【理解】【受容】【活用】を体感したうえで、ご自身の上位資質を使っていきましょう。
自分の持っているよいところを積極的につかうことは、自分を大事にすることでもあり、自分に対する責任なのかもしれません。
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ギャラップ社の公式見解ではありません。
認定コーチ研修で学んだことや、実際にコーチングを実施して気付いたこと、私自身の資質やこれまでの経験をもとにした、あくまで個人的な見解です。
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