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コロナ禍による「巣ごもり」と変わる2020年以降の消費行動。8時間寝たら頭痛から解放された話。【64日目】

さとうみです。23時15分。自給農を志して、はじめて数日ですが、蒔いたブロッコリーと、とうもろこしの芽がほんの少し芽吹いてきて、「あんな小さな種なのに、強いなあ。」と植物の強さを実感した朝に始まり、今日も仕事してWorkした一日でした。

さて、昨年を振り返れば、コロナ禍により、人々の行動が制限され、「巣ごもり」が常態化し、人の温もりを求め、オンラインが過去最も活発化した一年だったのではないでしょうか。

「巣ごもり」とは、鳥が巣にこもること。
人間の場合は、家にとじこもることである。

昨年5月ごろ、オンライン飲み会も2回ほど参加しましたが、なかなか会えない遠方の友人と顔を合わせるのは楽しいものでした。

とはいえ、現場の空気感を味わうにはまだ遠く、より一層リアルの価値を感じる経験となりました。

人々に求められる「非接触」は日を経るごとに増しているように感じます。

その非接触の世界の中で、巣ごもり中でも唯一世界とつながることができるのがインターネットです。

伝統的なメディアであるテレビは、コロナの感染者を報道し、悲惨さを煽るネガティブなニュースばかりで、正直若者世代を皮切りに、うんざりしている方も多いのではないでしょうか。無論、政治もね。

これに伴って、ECの購買行動も変容しています。例えば、価格が安く機能性が高いモノをただ選ぶのではなく、その商品のストーリーを消費するようになってきました。実際にクチコミ、使用しているユーザーの声、体験談が、何よりそのブランドの商品を選ぶ理由となっているのです。

「安いよ安いよ〜」

の売り込みは、もはや通用しない時代となったのです。

一消費者としての私自身を振り返っても、この巣ごもり期間によって、自分自身と向き合う時間が増えたように感じます。今までの価値観、ライフスタイルの見直し、生き方や働き方を内省する良い機会となりました。

SDGs、サステイナビリティ(持続可能性)などは、消費者がブランド体験に求める価値として、年々高まっている価値です。

次世代が安心できるバトンをつなぎたい、身近な部分では、自分の子どもたちが、地域の子どもたちが、安心できる世の中、日本であって欲しいとは誰もが思っていることです。

日本においては戦争などの争いは起きておらず、食料も、欲しいものもAmazonでポチしたら次の日には届く世の中です。

どんどん、体験の質や、商品ブランドの質に慣れてきている消費者。期待値との差分が価値なのだとしたら、その求められる価値は年々上がってきているのは間違いなく、どうやって「体験やストーリーの質」をあげていくか、が今後企業に求められることです。

赤ちゃんが泣き始めたのでこの辺で。

呼吸に集中して、乱されないように。また明日。

さとうみ

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