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『史上最強の哲学入門』を読んで。

 こんにちは佐藤です。今日は飲茶さんの著書
史上最強の哲学入門』を読んだ感想を書きます。
トップの写真は「プロタゴラス」です。

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 本書では30人の哲学者が紹介されています。
この30人を味わって読むために、毎回一人ずつを
紹介したいと思います。決して手抜きではありません。

 まず第1回は「プロタゴラス
紀元前485年頃のギリシャ出身の哲学者です。
ソクラテス以前の偉人ですね。

  相対主義を主張した人で、内容としては、
絶対的な真理などない。価値観は人それぞれ
当たり前のようで、大事な考えですね。

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 紀元前の大昔では、説明できない身の回りの
出来事は「神話」として片付けていました。
それが各国で違うではありませんか!

「神話なんてなんの説明にもなっていない」
「ただの与太話、都合のいい話ではないか!」
そして真理が崩壊したんですね。

 絶対に正しいなんて価値観は存在しない。
犯罪とは?正義とは?なんてその場次第。
私たちも「常識」に縛られていますよね。

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まとめ
・価値観なんて人それぞれ
・2000年前にも気づかれていた真理
・我々は「真理などない」と分かっているか?

 哲学が我々を救ってくれるとしたら、
それは「悩みを解決してくれる」こと。
転じて「悩んでもしょうがない」と思うこと。

 哲学者30人の先頭打者として、
価値観は人それぞれ」と教えてくれた、
プロタゴラス。違う価値観も大事ですよね。


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