【文豪エピソード】石川啄木は、女遊びと借金の人生だった!?
友がみな われよりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て妻としたしむ
石川啄木(一握の砂)より
友人たちがみんな出世して、自分より偉く見えてしまった。
そんな日は、花を買って帰ろう。
妻としたしみながら、しずかに過ごすのだ。
せつなさと、妻への愛情が感じられる作品ですね。しかし実際の啄木は、愛妻家どころか遊興にふけり借金を重ね、さらに結婚式までも、すっぽかしたそうで・・・。
今回の【佐藤ゼミ】では、石川啄木のエピソードを紹介します。この話を聞いてしまうと啄木のイメージが大きく変わってしまうかもしれません。覚悟(?)してご視聴ください。
【参考】今回の内容をブログで読みたい人(音声文字起こし)はこちら
【旅日記】「啄木新婚の家」へ行く
岩手県盛岡市に保存されている「啄木新婚の家」へ旅した時の日記。こちらもあわせてごらんください。
※【佐藤ゼミ】では、文学作品を通して「考えるヒント」を解説していきます。本格的な文学解説から、文豪の名言や言葉などを、わかりやすく掘り下げていきます。読書を通して教養を深めたい社会人から、学生まで、文学作品を楽しみたい人はチャンネル登録を。
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