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【新喜劇オーディション】

金の卵1個目オーディションは、TV放送されるということもあり、かなり大々的に告知されていました。
応募総数は、500人を超えていたと思います。

まず一次は、書類審査。
不備がないよう気をつけながら、自分の経歴や芸歴を書き込み、プロフィール写真を同封して郵送しました。

続いて二次は、面接と特技披露。
正直、僕の中では一番緊張した審査でした。
周りはNSC出身者がズラリ。
映画やドラマのオーディションは受けたことがありましたが、お笑い芸人が集まるオーディションなんて、今まで受けたことがありませんでした。
この時特技で披露したのは、ロード・オブ・ザリングのスメアゴルのモノマネでした。

なんとか二次を通過し、三次は演技審査。
台本を渡され、新喜劇のワンシーンを演じました。
三次審査は落ち着いていました。
演技審査で落とされるなら諦めもつく。
自分のベストを尽くせたと思います。

三次を突破して、いよいよ最終審査。
TV収録もされるオーディション合宿です。
大阪城公園に集合し、バスで高槻の山奥にある旅館へ移動しました。
最終審査まで残っていたのは、20人ちょっと。
僕は演劇の現場と同じように、他のオーディションメンバーに、「ランニングシアターダッシュの佐藤太一郎です」と挨拶したのですが、周りは芸人だらけなので、聞いたことのないコンビ名やなと思っていたらしいです。

最終審査の合宿とは、一体どんなオーディションなのか!?

つづく

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