サンダー・ジャンクションの無法者環境になる前に世界魂ランプを遊び尽くそう！
サンダー・ジャンクションの無法者のカードプレビューで《安らかなる眠り》が再録されることが発表されました。なんということだ！せっかく《復活した精霊信者、ニッサ》を購入して世界魂ランプを組んだのに…。サンダー・ジャンクションの無法者環境になって白系デッキにお手軽墓地対策として《安らかなる眠り》が採用されてしまうと、墓地にある土地を使い回す世界魂デッキは終わってしまいますね。一昔前に寝て起きたら前日に購入したカードが禁止になったときに感じた気持ちと似た感情を覚える今日この頃です。
次環境で白系が流行らないことを願いながら、今のスタンダードを世界魂ランプで遊びまくるしかありません。ということで地元でフライデー・ナイト・マジック（FNM）に世界魂ランプを握って参加してきました。
今回のFNMはフォーマットがスタンダード、参加者は8名でスイスドロー3回戦BO3での開催でした。
初戦のお相手は初心者の方で、スターターデッキという感じの青白アーティファクトデッキを使用されていました。初めてイベントに参加されたようだったので、丁寧にお互いのカードを確認・説明しながら対戦を進めました。当然2-0で勝ったのですが……初心者相手に使用するデッキじゃないだろ世界魂！正直、カバンに別のデッキが入っていればそっちに変えたかったですね。今日に限ってこのデッキしかカバンには入っていなくてね。おーっと、現環境で世界魂ランプを遊び尽くすという当初の目的を早速忘れていました。とは言え対戦相手には本当に申し訳なかったです。
２回戦のお相手は赤単アグロでした。１戦目はダイスで先手を取れたのですが、手札と《事件現場の分析者》で切削したカードにライフゲインするオートフェッチランドが合計しても1枚しかなかったため、赤単相手に十分なライフを確保できずにあっさりと轢き殺されてしまいました。赤単相手に先手番を取れなかったのはキツイなと思いながら２戦目。サイドから除去を増やして臨みました。相手の１ターン目に《熊野と渇苛斬の対峙》が出てこなくてひと安心。ゴリゴリとライフを削られましたが、今回はオートフェッチでコツコツとライフを回復しながら４ターン目に《間の悪い爆発》で盤面を更地にすることができました。その後も相手にクリーチャーを再展開されたのですが、《強靭の徳目》を貼った上で《ドッペルギャング》をX7で撃ち、対戦相手の速攻もちクリーチャーを大量にコピーして殴り勝ち。３戦目は相手が土地事故で２マナを出すのが精一杯という状況なのに、こちらは48マナ出して《世界魂の憤怒》を撃つという結末になり2-1で勝利！
このデッキは使っていて本当に楽しいです。ただ、カードをデッキからたくさん探してくるという作業やマナの計算など煩雑さがあります。赤単のような速いデッキが相手なのに対戦時間を目一杯使ってしまうことがあるのはちょっと問題かもしれないですね。１回戦、２回戦のどちらでも時間をガッツリ使うことになり、しかも３回戦（２勝同士の決勝戦）が世界魂ランプミラーに決定してしまったため、お店が営業時間の関係で３回戦目の実施を断念するという決断をされました。世界魂ランプを遊び尽くすつもりが、世界魂のせいでプレイ回数が減ってしまうというパラドックス。なんということだ…。世界魂ランプミラーを見越して《機械の母、エリシュ・ノーン》と平地をメインから採用して対策はバッチリだったのでミラーの３回戦目を戦えなかったのはとても残念でした。でもお店のことを考えたら仕方ないですね。
順位を決めるために３戦目の勝敗をダイスで決めることになりました。普段、先攻後攻を決めるダイスでは2割くらいしか勝てていないのでダメだろうな〜と思ってダイスを振ったら今日は勝つことができました。優勝？したのでフォイル仕様プロモパックをいただきました。
参加賞でいただいたカルロフ邸殺人事件プレイ・ブースターからは《手つかずの饗宴の事件》が出ました。ローテーション後にライフゲインデッキを組む場合には使うかもしれないですが、当分は使わないかな。もう１つの参加賞であるプロモカードは《名うての殺人鬼、虐殺少女》と《煌めく機械ドレイク》をいただきました。優勝者へのフォイル仕様プロモパックからは最初に《古き神々の咆哮、ヤラス》が見えて「あーハズレだ〜」と思ったのですが、3枚目に《食肉鉤虐殺事件》が出て「やったぜ！」となりました。
現環境でのFNMも来週が最後になると思いますので、今回のことに懲りず来週も世界魂ランプで参戦して楽しみたいと思います。
皆さんも良いマジック・ライフを！
※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？