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峰の恐怖と早駆ける業火、カラミティ軸の黒赤ミッドレンジ【OTJスタンダード】

土曜日に親子でサンダー・ジャンクションの無法者のプレリリースイベントに参加してきました。三男はプレリリースパックから《峰の恐怖》と《早駆ける業火、カラミティ》が出たため、黒赤でデッキを組みました。私との対戦で三男はその2枚を場に出して一気に勝ったのが気持ちよかったらしく、普段は緑単か赤緑でしかデッキを組まないのに、今回は黒赤でスタンダードデッキを組むと言い出しました。

《峰の恐怖》は基本セット2021から再録されたカードで、5マナ5/4飛行のドラゴンクリーチャーです。特筆すべきは後続のクリーチャー1体が出てくるたびに、そのクリーチャーのパワーに等しいダメージをどこにでも飛ばせるというものです。《早駆ける業火、カラミティ》はサンダー・ジャンクションの無法者で新しく収録された乗騎カードで6マナ4/6 速攻クリーチャーです。アタックすると騎乗しているクリーチャーのコピーをそのターン限定ですが1体攻撃状態で生成する効果が2回発生します。

例えば《峰の恐怖》が出ている状態でカラミティが戦場に出るとカラミティのパワー分4点が飛びます。カラミティに《峰の恐怖》が騎乗してカラミティがアタックすると、《峰の恐怖》のコピーが1体戦場にでます。そこでオリジナルの《峰の恐怖》の効果が誘発してさらに5点、その後に追加でさらに《峰の恐怖》が1体でてきます。オリジナルと先に出てきたコピーの効果が誘発してさらに10点、アタッカーのパワーが4・5・5と並んでいます。そのうち10点は飛行クロックになります。全部のダメージが通ると14点。合計すると1ターンに33点ダメージです。オーバーキルですね。

三男とどんなデッキにしようかと相談しました。早々にキーカード2枚を墓地に落として早いターンで吊り上げるというよりは、ミッドレンジでしっかり戦うイメージで組んでみようということになりました。

サンダー・ジャンクションの無法者からはキーカードの2枚以外に《腐食の荒馬》も採用してみました。騎乗3と条件を満たすのは簡単ではないですが、騎乗してアタックするとデッキトップのカードのマナコスト分のダメージを飛ばしながら、そのカードを手札に加えることができる面白いカードです。騎乗していないと自分がダメージを受けるのが痛いですが…。とは言えカラミティや《押し出し+引き抜き》が引けて相手にダメージが飛ぶとなるとかなりの大ダメージです。騎乗3を満たすために《しつこい負け犬》と《税血の収穫者》を2マナ域に採用しています。

ありがたいことにこの構築であれば、プレリリースで必要なカードが結構当たったで、新カードを1枚ずつ買い足せば組むことができそうです。正式発売が来たらこのデッキを組んで一緒に地元のフライデー・ナイト・マジックに参加したいと思います。

皆さんも良いマジックライフを〜。

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

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