古田聡
企業研修の在り方を、変えたい
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企業研修の在り方を、変えたい

古田聡

最近ようやくコロナの影響が小さくなり、多くの方とお話をするようになりました。いろいろ刺激を受ける中で、そもそも僕がやりたいことは何かを改めて考えたので、それを文字に起こします。
よろしければ、お付き合いください。

現状の企業研修は、研修実施までの前工程のみに注力しています。研修コンテンツの打ち合わせや研修当日での細かい文言や表現のチューニングなど。それはそれで大事なので否定はしません。ただ、もっと大事なのは、研修が終わった後に受講者にどのような変化が生まれ、行動が代わり、組織や会社にプラスの影響を与えたのか、そこではありませんか?
人事も含めた研修界隈で生きている方皆さんは、薄々そこに気づいているはずなんですけど、いっつもスルー苦笑

この話に共感していただけますが、やらない/できない。その理由は何かを、今までのお話や経験をベースに私なりにまとめます。

①面倒くさい
まず、多くの場合は人事の方はこうです。はっきり言って面倒くさいんです。研修を実施することが目的化してしまい、そこがゴール。その後が大事なんですけど、そこまで踏み込める会社さんはほとんどありません。研修実施までは頑張ります、一方それ以降は、受講者本人の資質や現場環境、受講者の上司の影響があるので、と言った方が逃げられるし楽ですからね。やらない理由も綺麗でもっともらしいので、まぁ、それでまかり通るわけです。
でもそれって、結局見て見ぬふりをしていませんか
少なくとも私にはそう見えますよ。

②そもそもできない、といって思考停止
これは研修ベンダーがよくやる逃げパターン。人それぞれ違うのでそもそも研修効果って計れるものではありません、といって思考回路を停止し(停止させ)、研修担当者を巻き込む。刺激も変化もない毎年同じような研修を行う。そして研修講師は、変化が重要だ!と声高に受講者の前で話すんですね。

・・・(絶句です。言葉もありません。)

笑えるくらい本当にひどい。研修ベンダーの無能さには辟易します。
理想論やキラキラワードだけで人材育成を語るのは、もうやめませんか?

③上手くいかないことを恐れる
研修で新しい内容にチャレンジすることや定量化に取り組むことは、人事にとっても研修ベンダーにとっても、もちろん私も怖いです。なぜならば、うまくいかなかったら・効果が出なかったら、今までやってきたことは何なんだ、という自己否定になるからです。

ただ、そこからに打ち勝たないといけないんですよ。うまくいかなかったら、うまくいくように原因分析して次に生かせばよくないですか?

そもそも、効果の薄い研修を何本も走らせて、受講者の時間を奪うことの方がはるかに損失ですよ。
効果があるかないかはその人の感覚や価値観や経験だけで判断するのではなく、しっかりと定義をして定量化を試み、出てきた数字や現実に目を背けないことが大切ではありませんかね?①の面倒くさい、ということは、私や弊社側の努力で何とかできることもあります。ただ、頭で理解されていても心でブレーキを踏まれてしまうと、もうどうしようもありません(ちなみに、弊社とご一緒させて頂く人事の方々の男気というか、腹くくり方が凄いので、そのGAPを強く感じます)。


生産性向上や、新しいことに社会全体が適応しなければならず、一人一人の能力開発が今まで以上に求められるこの日本で、いつまでこんなことを続けていくのでしょうか?

私は、この空気も含めた企業研修の在り方を変えたい
そして、研修をきっかけに、僭越ながら受講者の皆さんの成長のきっかけをご提供し、クライアント企業にプラスの影響を及ぼす。その結果で感謝されたいのだと、自分の中で腹落ちをしました。

まぁ、一言で言うと、この業界に怒っている、ということなんですね。。

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古田聡
研修の効果測定をベースにした人材育成コンサルティング会社、スタンスの代表です。 https://stance.jp/ バスケが好きでミニバスのコーチを5年した後、今はBリーグ2部の越谷アルファーズに関わっています。