女子力の高いカメラマン（ルーツ編）

持ち物編をアップしました(2018/9/6UP)

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他称になりますが、昔からよく自分のことをそう読んでくださる方が多いです。
ちなみに、私さっとんは男性です。

なので、男性のカメラマンの人に対して、「女子力の高いカメラマン」、「女子力が高い」って言ってるんですよ。
なんだか、おかしな話ですよね。

アニメやマンガなどのコスプレの業界にいるようになってから、早１０年。
撮影をメインの活動にしてから、おそらくもう７〜８年弱ぐらい。
いつのまにかそう呼ばれるようになっていました。

過去には写真のことを褒め称える意味を込めて、
「魔法使い紳士のさっとん」とかって言われたこともありましたが。

そんなわけで、そのあたりのルーツ的な話を、今回は書いていきたいなと思っています。

この「テーマ」についてはまだ深く掘り下げて書きたいこともあるので、しばらくシリーズ化して書いていこうと思います（笑）

もともとは、コスプレもするコスプレイヤー（モデル）でした。

モデルの時は、衣装やその他パーツ類の他に、メイク用品として大きな手鏡、くし（ブラシ）、メイク落とし、綿棒、ウェットティッシュ、アメピン（アメリカンヘアピン）を必需品として持参していました。

ちなみに、商業系ではない限りは、スタイリストさんはつかないので、コスプレ撮影の場合は全部モデルさんが用意するのが基本です。
もちろん、メイクも自分でやらなくてはいけません。
なので、これらが必需品でした。

これらをもし忘れてしまったら・・・となった場合、どうしても必要なものであれば撮影現場に行く前のコンビニで調達できる物もあるんですが、コンビニ価格で高くてもったいないと思ってしまうものばかり。ものによっては売ってないですからね。

特にアメピンやメイク落としなんかは、たった１〜２本（枚）しか必要ないのに、わざわざ買うのとか、勿体無い！！

そんな心持ちから、いつしか撮影現場で使うものはセットで持ち歩くようになりました。

やがて、モデルとしての限界を感じて、コスプレイヤーモデルは引退。

カメラマンだから、自分はメイクもしないし、くしでウィッグや髪を梳かすこともないから、特に前述のようなメイク用品はいらないだろうって考えに、普通はなるところなんですが、自分の場合はそうはなりませんでした。

なぜ最初、荷物の断捨離的なことをしなかったのか覚えがないのですが、たぶん、「あれがない」「これを忘れた」などと困っているモデルさんがいると、撮影が止まってしまうし、そこをサポートできたら、コミュニケーション的にも撮影が円滑にできるんではないかという、という狙いもあったんではないかなと思っています。


また、メイク用品に限らずですが、薬（バンソーコー・頭痛薬・メンソレータムなど）やウェットティッシュなんかも持ち歩いています。

最近起きた出来事では、頭痛薬を持っていたことにより、モデルさんの体調不良の際に助かったというケースがありました。

話が少し膨らみすぎてしまいましたが、今もこの持ち物に関する考え方は変わらずで、出かけた先で無駄な出費をしないようにし、現場にいる人たちが困らないようにサポートをしてあげたいという考え方からきています。
そこ困っていた時に助けてあげたことによっての、相手からの印象度アップということもすこーしばかり狙っていたりはしますが（笑）

というわけで、やや赤裸々にルーツを書いてみました。

次回は、その持ち歩いているものについて書いていこうかなと思います。

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