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古民家で暮らそう!⑪「手持ち無沙汰な待ち状態」

契約は済ませたものの、売り主側の荷物の撤去や登記変更の手続きの件などでまだ自分の家にはなっておらず、翌週に残金の支払いを済ませたら、やっと鍵がもらえて自由に出入りができるようになるのですが、それまでの待ち時間が何とも手持ち無沙汰。

ここから先、引っ越しの準備や住所変更の手続きなどであれこれ大変なはずなんですが、特にこれといってできることもないので、家を買ったという割にあまりワクワク感がない。
古民家に合うような古い家具を買おうかとも思っていましたが、リフォームでどれぐらいの費用がかかるかも分からないし、部屋のどの場所に置くかによって選ぶ家具が変わってくると思うので、これも待ち状態。

リフォームの件も、膨大な荷物を搬出してもらわないと床をめくったりできないので、これも手付かず。いったい、どうやったらこんな状態になるんだろう…という感じの部屋です。

現在、仕事用の机を置いている部屋
現在、寝室にしている部屋

好きで買っていた「チルチン人」という日本的な家の紹介雑誌を引っ張り出してきて見ていましたが、やっぱり実際にその場で考えてみないとどこをどうしたいのか漠然としていてイメージができないし、単に「水回り」は業者に依頼するって言っても、どこをどんなふうに触るのかによって費用が変わるでしょうから、何も準備をすることがない状態がしばらく続きました。

とは言え、事務的なことは少しずつ進んでいます。固定資産税が決まりましたが、ナント年間¥8,900!日割り計算なので、初年度は¥6,800ほどでした。今は更に資産価値が下がり(もともと資産価値は、ほぼ土地代だけですが)、もう少し安くなっています。

6月末に家を購入したのですが、それまで住んでいた借家を管理している不動産屋さんに連絡をして、8月の末までの契約ということにしてもらいました。ちょうど夏休み前だったので、7月末からサマースクールの講師の仕事などがあったりしてドタバタしているので、1ヶ月伸ばしました。
本当は2年ごとの契約更新なので、7月31日が更新日で新たに更新料がかかるはずだったのですが、8月末までということでサービスしてもらえてラッキーでした。これで随分気楽に引っ越しの準備ができるようになりました。
この家は河川拡幅の立ち退き候補になっているエリアだったので、僕らが出て行っても誰も借りる人はいないでしょう。
借りていた駐車場も解約。生きて生活をするためには、いろいろお金がかかっている訳です。

僕が制作したサマースクール用の教材
子どもたちが作った張り子作り教室の作品
お気に入りの紅葉があったこの家とももうすぐお別れ

それから今度の引き渡しのときに、ご近所の挨拶回りと区長さん(自治会長)への挨拶も不動産屋の社長さんが一緒に回ってくれるとのことですので、ちょっとした手みやげも準備しないといけません。倉庫の撤去や屋根の張り替えなどで音を出すので、早めのご近所さんへの挨拶は大切です。
それまで住んでいた家のご近所さんは皆いい人ばかりだったのですが、今度も仲良くできればいいなと思っています。そこに関しては、実際に住んでみないと分からない部分です。

こちらが、裏側から見た我が家。細い道に面しているけど、ここから上には数軒しか家がありません。庭の向かい側には、ホタルがいる川がありますので、毎年、初夏が楽しみです。

庭も木が生い茂っている状態でした
ホタルがたくさん飛ぶ隣の川

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