「私の2両目」~忌まわしくも愛着がある場所
事故に遭うまでは、電車の何両目に自分が乗っているのか…ということを気にすることは全くありませんでしたが、当たり前の話だけど、電車は前から順番に1両目、2両目と繋がっていて、脱線してぶつかったり、踏切で立ち往生しているトラックに突っ込んだりして一番ダメージを受けるのは、やはり前方の車両ということに初めて気がつきました。
私が乗っていた2両目は、マンションに激突して「く」の時に折れ曲がり、一番多くの犠牲者を出した車両です。忌まわしく悲惨な現場なのに、2両目という場所の響きには、私