小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

編集デザイン&イラスト制作および、企画プロデュース、講師派遣・講演に関する事業などを行…

小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

編集デザイン&イラスト制作および、企画プロデュース、講師派遣・講演に関する事業などを行っています。茅葺きトタン引き築100年の古民家での民泊&レンタルスペース「古民家空間 kotonoha」と「コトノ出版舎」を運営。デザイン、イラスト制作等、気軽にお問い合わせ下さい。

マガジン

  • 【毎日ワンコ】&【たまにはニャンコ】

    【毎日ワンコ】と題して、犬(ときどき猫)のイラストを毎日1つずつインスタに投稿したものを、1週間ずつまとめてこちらにアップしています。

  • 報道されないJR福知山線脱線事故の姿

    2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の2両目に乗車していました。車両内をかなり飛ばされましたが、停車後は、マンションの柱に激突して「く」の字に折れ曲がった裏側にいました。 この事故は、その後の私の人生に大きな影響を与えることになりました。大変なことをたくさん経験しましたが、決して悪いことばかりではありませんでした。そうした経験を書き残しておきたいと思っています。

  • 古民家で暮らそう!〜我が家の移住&リノベーション体験記

    名前も知らなかった兵庫県・多可町に越してきてから10年が経過しました。 現在、私のデザイン事務所と民泊、レンタルスペースとして活用していますが、ボロボロだった茅葺きトタン引きの古民家を購入して、大きなところは専門家に改修してもらい、その他はコツコツ自分で気に入ったかたちにリノベーションをしました。 移住に伴って、古民家での生活を考えておられる方の参考になればと思いますので、引っ越し〜移住〜リノベーションまでの経緯を振り返ってアップしていきたいと思っています。

最近の記事

  • 固定された記事

民泊&レンタルスペース「古民家空間 kotonoha」のご紹介

兵庫県のちょうど真ん中あたりに位置する多可町。民泊&レンタルスペース「古民家空間 kotonoha」があるのは、笠形山千ヶ峰県立自然公園のすぐ側(我が家のお隣からは県立公園内です!)で、シーズン中にはホタルが舞い飛ぶ自然豊かな地域です。 約10年前にこのまちに越してきましたが、築100年ほどの古民家をリノベーションして、個人事業であるデザイン事務所を兼ねた民泊&レンタルスペースとして活用しています。 昨年までは、町からの委託で移住希望者の案内役を委託されており、6年半にわた

    • 【毎日ワンコ】イラストご紹介⑨

      「毎日ワンコ」と題して、犬のイラストを毎日1匹ずつインスタグラムにアップしていっています。 寝ている子犬は天使の寝顔ですが、お世話をするのはホントに大変。 ● とかく悪者にされがちなピットブルですが、彼らが悪いわけではなく、そもそも人間の都合で闘犬ように作られたうえに、きちんと飼育できる知識や環境がない人が飼っている場合、不幸な事故が起こったりしています。 ● 寝ているふりをしながらも、目だけは飼い主の動きをチラチラ目で追いかけている犬。 ● シワシワのシャーペ

      • 【毎日ワンコ】イラストご紹介⑧

        「毎日ワンコ」と題して、犬のイラストを毎日1匹ずつインスタグラムにアップしていっています。 走っている犬って、普通に歩いているときと走っているときでは全然動き方が違いますが、やっぱりこの手の犬って走っている姿がかっこいい。 ● ドアップのちょっとひょうきんな感じのシベリアンハスキー。 ハスキーは、片方ずつの目の色が違うオッドアイと呼ばれる個体が多い犬種です。 ● 随分前になりますが、「飛行犬」というのが流行りました。全速力で走っている犬を高速のシャッタースピードで撮

        • 事故現場について

          JR福知山線脱線事故の事故現場は、事故直後から電車が激突したマンションの耐震補強工事なども含めて少しずつ姿を変えてきましたが、事故から13年目の2018年に、慰霊碑と事故に関する資料を閲覧できる建物を含む「祈りの杜」が完成しました。 安全対策に関する説明も含めて、事故現場の整備について定期的に説明会があったり、アンケートなどで被害者や周辺住民の方から意見を聞いてJR西日本が調整をしてくれていましたが、この事故の被害者は負傷者と遺族だけでもすごい人数になりますので、事故現場の

        • 固定された記事

        民泊&レンタルスペース「古民家空間 kotonoha」のご紹介

        マガジン

        • 【毎日ワンコ】&【たまにはニャンコ】
          9本
        • 報道されないJR福知山線脱線事故の姿
          7本
        • 古民家で暮らそう!〜我が家の移住&リノベーション体験記
          17本

        記事

          【毎日ワンコ】イラストご紹介⑦

          「毎日ワンコ」と題して、犬のイラストを毎日1匹ずつインスタグラムにアップしていっています。 王道のゴールデン・レトリーバーです。 この大きさの犬は飼ったことがないんですが、家の中にいると、きっとすごい存在感なんだろうなと思います。 ● ナポリタン・マスティフ。 描く題材に迷っていると、どうしてもこっち方向の犬に目がいくんですよね。 ● 犬って、こんな感じでお姉さん座りと言うか、おっさん座りをする子が結構います。 ● ヨークシャーテリア。こんなヘアスタイルにされて

          【毎日ワンコ】イラストご紹介⑦

          古民家で暮らそう!⑯「家の周辺ご紹介」

          蚊がいないってこんなに快適 業者とのリフォームの打ち合わせで多可町の新居に来ましたが、この日は最初から掃除や草抜きなどの作業はするつもりがなかったので、比較的きれいになった母屋でのんびりすることができました。家中の窓を全開にしていると心地よい風が家の中を抜けるので、クーラー無しでも大丈夫です。しかも蚊がいないので、メッチャ快適です。生瀬の家の庭はとても気に入っていたのですが、とにかく蚊が多くて大変でした。 この家には、当時乗っていた我が家の愛車、スバルのサンバーディアス・ク

          古民家で暮らそう!⑯「家の周辺ご紹介」

          【毎日ワンコ】イラストご紹介⑥

          「毎日ワンコ」と題して、犬のイラストを毎日1匹ずつインスタグラムにアップしていっています。 ​キャンキャン吠えているだけの奴は大丈夫なのですが、これはヤバい奴です。メッチャ怒っています。 ● 全身アレルギーで、いつも自分でお尻周辺を噛んで血だらけになっていたり、後ろ足で掻きまくって耳がグローブのように固まってしまっていたハロルドですが、我が家に引き取って来てからはすっかり良くなって、それまで使用していたステロイドも必要なくなりました。 この垂れ目具合が絶妙なかわいさで、

          【毎日ワンコ】イラストご紹介⑥

          古民家で暮らそう!⑮「リフォームに悩む」

          まずは図面を用意 いよいよ古民家改修の醍醐味・リフォームについてですが、あれこれやりたいことは山ほどありますが、そうは言っても資金的に無理なのは分かっていますので、現実的な箇所のみをお願いすることにしました。 おそらく、もう1軒家が買えるぐらいの金額がかかるのは何となく覚悟をしていましたが(そもそも家の値段が安いんですけど)、実際に妻と相談しながら考え始めるとなかなか結論が出ない…。 とりあえず何をするにしても図面が必要なので、こんな感じの間取り図を作ってみました。敷地と

          古民家で暮らそう!⑮「リフォームに悩む」

          絵本「白い犬のアオ」発売中!

          これまでに多くの保護動物を新しい飼い主さんにおつなぎしてこられた佐溝広美さんの物語を元に、イラストレーターのワタナベランドさんが、詩的であたたかな雰囲気の絵で表現してくださった絵本「白い犬のアオ」が完成しました!ご購入につきましては、下記をご参照ください。 ※売上の一部は、行き場を無くした動物の保護活動に使われます。 NPO法人 りぐこうべ兵庫さんの活動は、こちらのサイトをご参照ください。 小さな命をつないだお話 「白い犬のアオ」私の人生を変えた小さな命の物語 これは、

          絵本「白い犬のアオ」発売中!

          【毎日ワンコ】イラストご紹介⑤

          「毎日ワンコ」と題して、犬のイラストを毎日1匹ずつインスタグラムにアップしていっています。 これも僕のイラストの雰囲気にマッチしているブルドッグ。絶妙な表情です。 ● しょんぼり…。留守の間にいたずらをして、見つかったときにこんな顔をします。 我が家にいたシェリーですが、留守の間にココアの箱を噛みクチャにして、それを畳の上で身体に擦り付けていたことがありました。畳の目の中にも入ってしまっていて、最悪の事態でした(¯―¯٥)本人もこれはマズい…と思っていたのでしょうけど、

          【毎日ワンコ】イラストご紹介⑤

          古民家で暮らそう!⑭「立つ鳥跡を濁さず」

          夢の別荘生活? 6月末に家を購入しましたが、8月末までは生瀬の家も賃貸契約をすることにしたので、2ヶ月間は家が2つ自由に使える夢の別荘生活を送ろう!と思っていましたが、実際のところは仕事が立て込んでいた時期だったので、あまり通うこともできませんでした。 しかも、節約のために片道2時間弱で往復4時間を高速を使わずに通っていたので微妙に遠く、必要最低限しか行かないという残念な結果に終わりましたが、改修作業の途中経過の写真も撮りたかったということもあるので、特に用事がなくてもでき

          古民家で暮らそう!⑭「立つ鳥跡を濁さず」

          「私の2両目」~忌まわしくも愛着がある場所

          事故に遭うまでは、電車の何両目に自分が乗っているのか…ということを気にすることは全くありませんでしたが、当たり前の話だけど、電車は前から順番に1両目、2両目と繋がっていて、脱線してぶつかったり、踏切で立ち往生しているトラックに突っ込んだりして一番ダメージを受けるのは、やはり前方の車両ということに初めて気がつきました。 私が乗っていた2両目は、マンションに激突して「く」の時に折れ曲がり、一番多くの犠牲者を出した車両です。忌まわしく悲惨な現場なのに、2両目という場所の響きには、私

          「私の2両目」~忌まわしくも愛着がある場所

          【毎日ワンコ】イラストご紹介④

          「毎日ワンコ」と題して、犬のイラストを毎日1匹ずつインスタグラムにアップしていっています。 我が家のルカもよくやっていましたが、コーギーが短い足を伸ばして寝そべる姿が最高にかわいい。 ● 黒柴の顔も好きです。模様がはっきりしていて描きやすい。 鉛筆で描くのはこれで終わり。やっぱり僕は、いつものタッチで描く方が好きかな(*^^*) ● ​大あくびをしているラブラドール・レトリーバーの子犬。 やっぱりこちらのタッチの方が自分が描く目的に合致しているので、描く意味が見出だ

          【毎日ワンコ】イラストご紹介④

          古民家で暮らそう!⑬「初めての大掃除」

          いよいよ自分の家に ようやく家が自分のものになりましたのでいつでも引っ越しできるのですが、実際はそうではありません。このまま搬入すると間違いなく床が抜けますので、引っ越しの荷物を搬入するためには、先に母屋の床を全部やり直さないといけません。 それまで住んでいた賃貸の一軒家は家賃が11万円もしましたので、できるだけ早く引っ越しをするために大きな部分は工務店にお願いすることにしました。自分でDIYで床を作り直して…とか悠長なことを言っていると、いつまでかかるか分かりませんので。

          古民家で暮らそう!⑬「初めての大掃除」

          古民家で暮らそう!⑫「一国一城の主となる」

          ついに、転居先の家が我が家のものになりました!43歳にして、初めて家というものを購入しました。 多くの方は住宅ローンを組んで返済し続けるという方法でしょうけど、我が家はそれができないので現金一括で購入しました。一気に手持ちのお金がなくなりましたが、今後、修繕費以外の費用に関しては返済しないで良いので、気分的にはかなり楽です。 仲介不動産屋の事務所で、売り主ご本人と物件を管理していた相手側の不動産屋、司法書士の方が立ち合いのもと、残金や登記に必要な書類の受け渡し、火災保険の仮

          古民家で暮らそう!⑫「一国一城の主となる」

          古民家で暮らそう!⑪「手持ち無沙汰な待ち状態」

          契約は済ませたものの、売り主側の荷物の撤去や登記変更の手続きの件などでまだ自分の家にはなっておらず、翌週に残金の支払いを済ませたら、やっと鍵がもらえて自由に出入りができるようになるのですが、それまでの待ち時間が何とも手持ち無沙汰。 ここから先、引っ越しの準備や住所変更の手続きなどであれこれ大変なはずなんですが、特にこれといってできることもないので、家を買ったという割にあまりワクワク感がない。 古民家に合うような古い家具を買おうかとも思っていましたが、リフォームでどれぐらいの

          古民家で暮らそう!⑪「手持ち無沙汰な待ち状態」