福島の詩人会にいつぞや投稿した作品。

題:木枯らし。背表紙。お金のことばかり。肺を使わない何かの象徴なのだろう。うどんの巣箱の柘植の眉。ありがとう、ハクビシン。その犬でも猫でもない骨格が蓄音機を忘れさせない。水彩の絵の具を重ねていく。それは果物を犬歯で咬むこと。異なる重力を描こうとして食べ物を残せる人の手帖になった後、西鉄福岡(天神)と予測変換であらわれた文字をそのまま並べてみる。今日は捕虜の経験者が老人ホームの集会を木星でやる日。それはサナトリウムの二個目の乳首。左と右と右と右。東に立って翻った蝶の肛門の後の祭が右の西。ああ、早生まれの美しさは低血圧の霧雨のように、ウミネコの真夜中の生態を映し出す。その後、ネクタイの柄でも見たのでしょう。北欧色の里子制度は、半濁音のモノモライ。生物クラブで聞いた冗談は手書きの文字だった。年下の叔父の月報が、爆発する唾液に変わるとき、キャベツの最中に岸部一徳の映画を覗いた。内容は覚えていません。たしか肺気胸の男女の読書がいくつもの肘だった。そのことだけが股関節のヘルペスを減らしていた。ところで猫が見る夢って何色のアルミ箔なのだろう。ヘルメットの色だったら、阿武隈高地を眺めてみる。そんな時に限ってギターの弦を切りたくなるんだ。そうして森の中の無数の切株の上に次々置かれたハムエッグ。セイロガン。タイプライターの季節に抜け落ちた乳歯が十一月の県道であること。それらはカブトガニ博物館がやさしさの象徴である事実に似て、盲腸痕のような朗読する夏の従姉妹だ。彼女は親類の墓の場所がわからくなる楽しみを知っている。少年の日のアケビの記憶のような透き通る素肌に雨宿しながら、農協牛乳は偏平足のてんびん座。それは絵画泥棒からの隔世遺伝だったこと。大根のアニバーサリー。大学院が去った町でコットンが大好きだったから、未だにユングの研

                                                                                     岩佐聡

究を燃える避妊の遠近法のピアノの骨折の維

↑の作品は、プレ詩集(小冊子)には掲載しておりませんです。
粗い、実に荒い。

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