見出し画像

ルールを浸透させたいときに大事なこととは?

こんにちは。

平山聡(ひらやまさとし)です。


ルールを浸透させたいとき


会社で決めたルールや経営理念を社内に浸透させたいと思った時、大事なことって何なんでしょう?

まず事前にすべきこととしては、そのルールや理念の内容を熟考して、納得いくものに磨き上げるということがあると思います。

そして、従業員にわかりやすく告知して、かつ、いつでもそのルールや経営理念を見ることができる環境にすべきです。

ただ、上記対応(インプットレベル)だけでは「絵に描いた餅」になってしまいがちなので、それが継続的に違和感なく運用できるレベル(アウトプットできるレベル)にまで持っていく必要があります。

会社の「カルチャー」レベルにまで持っていくことができれば、その会社の差別化にもなり、会社の強みの一つになることでしょう。

ルールや経営理念を「習慣化」レベルにまで持っていくには、常日頃の意識付けが必要になってきます。

「上の人間」が「下の人間」の基準になりがち


具体的には、上長が部下に対し、常にお手本を見せる立場にあるべきです。

よくある失敗例ですが、「上の人間」がルールを守らないと、その「下の人間」も守らなくてよいという気持ちになります。

会社が決めたことを上長が守っていないときって、部下としてはモチベーション下がっちゃいますよね。

みなさんも、実感としてご理解いただけるのではないでしょうか。

会社の理念やルールがどれだけ浸透するかは、経営者次第


従って、究極的には組織のトップである経営者がお手本としての振る舞いを見せることになります。

経営者に求められているのは、「大局的な判断力」と、「お手本となりうる日頃の振る舞い」ではないでしょうか。

会社のルールや理念が守られているかどうかチェックする際は、組織の上から順にチェックしていくべきです。

複数の会社での就業経験を通じて感じることですが、とてつもない幸運がない限り、基本的に、会社は「経営者の器」以上に大きくなりません。

経営者としての器を測る物差しの一つとして、「お手本となりうる日頃の振る舞い」が挙げられるのではないでしょうか。

よかったら、参考にしてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?