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【PR】プロンプトは「書き方」では見えない:本質は〇〇〇〇です


みなさん生成AI使っていますか?
AI使いサトシです。

生成AIに触れる時、プロンプトは避けて通れません。
良いプロンプトを入れることで最高の生成物ができあがります。
AIを学ぶはプロンプトを学ぶことでもあります。

その中で、あなたはこんな風に考えていませんか?
「プロンプトの書き方を学ばないと」
でも、書き方という視点ではプロンプトの本質は見えてきません。

シンプルに言ってしまえばプロンプトの書き方は簡単です。
命令文に必要な情報や規則を箇条書きで書き込むだけで効率的にプロンプトを書くことができます。

ですが、本当に大事なのは「何を書くか」です。
プロンプトに必要な情報や要素は何なのか?
それこそがプロンプトの本質になります。

あなたの問題が見えていますか?

生成AIにプロンプトを入力する時はあなたが問題を抱えている時です。
なんらかの問題を解決するためにプロンプトを書きます。

でも、その問題の中身がしっかりと見えていますか?
たとえば「ブログを書く」という問題がある時、そこにどのような要素が潜んでいるのでしょうか。

  • 読者が欲しいテーマとは

  • ターゲットはどのような人か

  • 必要な情報と構成

  • SEO対策

  • 文章表現

サクッと考えただけでもこんな要素が浮かびます。
これらを深掘りすることでもっと細かな要素がたくさん出てきます。
この問題分析から抽出した要素がプロンプトの材料になります。

この問題の中身が見えてないと
読んでもらいやすいブログを書いて
というペラペラなプロンプトになってしまいます。

要素を入れたプロンプトは必要な情報を箇条書きにして入力します。
《プロンプト》
読者の興味を誘い、多くの人に読んでもらえるブログ記事を書いてください。
#ルール
・「ブログ 書き方」のキーワードで検索して上位10サイトの見出しから見出し構成を考えてください
・ターゲットはブログ初心者です
・専門用語をできるだけ使わないやさしい文章にしてください
・文末はですます調で書いてください
・同じ文末を繰返さないでください
・見出しには1.1-1.1-2の番号を振ってください

必要な要素を入れることで高品質な文章が生成されます。

結局プロンプトを書くためには問題分析が必要です。
要素を見つけることでより具体的なものになります。

プロンプトのための問題分析

以下に、プロンプト作成のための問題分析の方法を説明します。

目的の明確化

プロンプトを書く前に、まず目的を明確にすることが重要です。

- 何を達成したいのか具体的に定義する
- 期待する出力や結果を明確にする

対象AIの理解

使用する生成AIの特性や制限を理解することで、より効果的なプロンプトを作成できます。

- AIの機能や得意分野を把握する
- 既知の制限や弱点を考慮する

構成要素の分析

効果的なプロンプトは以下の要素で構成されます。

1. 指示/命令
2. 文脈の補足情報
3. 出力形式の指示

これらの要素を区切り記号(###や"""など)を使って明確に分けることで、AIの理解度が向上します。

具体性の追求

プロンプトはできるだけ具体的に書くことが重要です。

- 5W1Hを明確に示す
- 文字数や文章構成を指定する
- 複雑な指示は複数のステップに分ける

役割とタスクの設定

プロンプトには以下の要素を含めることが効果的です。

1. AIに与える役割(例:プロの小説家)
2. 実行すべきタスク(例:ミステリー小説の執筆)
3. 制約条件(例:読者を引き込む表現を使用する)

出力例の提示

期待する回答の例をプロンプトに含めることで、望む出力が得られる確率が高まります。

フィードバックと改善

初回の結果を分析し、必要に応じてプロンプトを調整します。

- 不足している情報を追加する
- 曖昧な表現を具体的にする

問題分析を通じて、目的に合ったプロンプトを作成することで、生成AIからより適切で有用な回答を引き出すことができます。

プロンプトのための問題分析

問題の分析は生成AIがサポートしてくれます

あなたの問題を分析する時に生成AIはしっかりとサポートしてくれます。
問題を分析してプロンプトに必要な要素を網羅的に出します。

この時のプロンプトはシンプルなものでも大丈夫です。
ただ、気になる事や、思いついたアイデアは箇条書きにして書き込みましょう。

こちらの記事で生成AIに問題から要素を取り出してもらう様子を紹介しています。
有料記事ですが、Xへのリポストで割引価格でご覧いただけます。

問題分析ができればプロンプトは出来上がったも同然です。
必要な要素を入れていきます。

プロンプトに何を書くかは問題の中に潜んでいたのですね。
「何を書いたらいいのかな?」
と考えていても出てきません。

一番最初にやるべきことは問題分析です。

プロンプトには参考資料も添付しましょう

問題分析からの要素だけではまだ足りない場合があります。
それは、何かの商品を紹介したり、ブログ記事の内容を参照したりする場合です。

参考にするべき資料(テキスト・画像)がある場合はプロンプトに追加します。
PDFなどのファイルにしてAIに添付する方法もあります。
テキストだけではなく画像も読み込んで参照してくれます。

文章が入った画像もそのテキストを読み込んで生成に反映できます。

たとえば、自分のブログ記事を参考資料として添付してその文章表現であなた風のブログ記事を書いてもらうこともできます。

わたしが時折やっていることですが、小さな文字の長文の利用規約をスマホで撮影してそれを添付して、利用規約の内容を要約したり、それを参考にして知りたいことを質問することができます。

プロンプトの使い方が広がってきます。

プロンプトを考える時に必ず問題にむかって視点を持ってください。
プロンプト自体にとらわれ過ぎると書くべきことが見えてきません。

問題の中身が見えてくればどんなプロンプトもカンタンにサクッと書くことができるようになります。

しっかりとマインドセットして生成AIと協働しましょう。

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