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電子書籍の価格とページ数の関係とは:ページ数は品質


買う前に見える電子書籍の品質とは

今回のお話は、電子書籍の価格とページ数の関係とはです。
電子書籍は立ち読みできません。
中身が見えない無形商品だけの独特な考え方があります。

電子書籍は買う前に中身が見えません。
試し読みで一部が読めますが、全体を流し読みすることが出来ないのです。
だから、表紙やタイトルが重要になるのですが、
価格とページ数も買うか買わないかの大きな判断基準になります。
読者が電子書籍を買うときに見えているのは、
表紙・タイトル・帯・まえがき・価格・ページ数
これらの要素になります。
言い換えると、装丁と価格とページ数と言うことになります。

ここではその中で価格とページ数について考えます。

電子書籍の品質

電子書籍のコンテンツやデザイン、機能などが、ユーザーの期待やニーズを満たしているかどうかを示すものです。

電子書籍の品質を高めるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

コンテンツの品質
電子書籍の品質の根幹は、コンテンツの品質です。コンテンツが読みやすく、内容が充実していれば、ユーザーの満足度が高まります。

コンテンツの品質を高めるためには、以下の点に注意しましょう。

ターゲット読者を明確にする
ターゲット読者のニーズを把握する
読みやすい文章を心がける
誤字脱字や誤植をなくす
内容の正確性を担保する


デザインの品質
電子書籍のデザインも、ユーザーの印象を大きく左右する要素です。デザインが洗練されていれば、ユーザーに好印象を与えることができます。

デザインの品質を高めるためには、以下の点に注意しましょう。

ターゲット読者の好みを考慮する
全体のバランスを整える
見やすいレイアウトにする
読みやすいフォントを選ぶ


機能の品質

電子書籍の機能も、ユーザーの利便性を高める重要な要素です。機能が充実していれば、ユーザー満足度が高まります。

機能の品質を高めるためには、以下の点に注意しましょう。

ユーザーのニーズを把握する
使いやすい機能を提供する
不具合をなくす

また、電子書籍の品質を評価する際には、以下の点も考慮するとよいでしょう。

読みやすさ
電子書籍は、紙の書籍に比べて、読みやすさが重要視されます。

情報量
電子書籍は、紙の書籍に比べて、情報量を多く収録することができます。

価格
電子書籍は、紙の書籍に比べて、価格が安いことが魅力のひとつです。

電子書籍の品質を高めることで、ユーザーの満足度を高め、電子書籍の普及につなげることができます。

電子書籍の品質

電子書籍の価格設定の考え方

電子書籍の価格は自由に決める事が出来ますが

実際の売れ筋価格というものがあります。

ビジネス系・・・480円付近
一般・・・・・・280円付近

しかし、実際には最低価格の99円で出版する人や

1000円を超える価格で出版する人が多くいます。

これは、稼ぎ方による違いがあって

■実販売で稼ぐ方は安い定価で販売
■KU(Kindle Unlimited)で稼ぐ方は高い定価で販売

つまり、KU(Kindle Unlimited)に登録して無料購読されている方は

高い書籍を読むほうがお得感があるわけです。

KU(Kindle Unlimited)での既読ページを増やすために

あえて高い価格で販売する考え方です。もちろん実販売は少なくなります。

私たち、何者でもない作家の場合はKU(Kindle Unlimited)での

収益の方が多いと思います。

実販売ではなかなか売れる書籍は難しいです。

もちろん、売れる書籍を作ることが出来れば

そこで価格を変更して実販売数を伸ばすこともできます。

電子書籍は価格テストができます

kindle電子書籍は自由に価格設定を変更できます。

価格を480円から1000円に上げてみたら

逆に売れ出したという事も良くある話です。

ですから、書籍販売の戦略に合わせて自由に価格を変えてみて

その書籍の適正な価格をテストしてください。

もちろんあまり頻繁に変更する事は信用を落としますから

じっくりと販売戦略を練って目的意識を持って

価格テストしましょう。

電子書籍の価格テスト

電子書籍の価格を複数のパターンで設定して、売上やダウンロード数などのデータを収集し、最適な価格を導き出すためのテストです。

電子書籍の価格は、電子書籍の売上やダウンロード数に大きな影響を与えるため、適切な価格設定が重要です。しかし、電子書籍の価格は、コンテンツのジャンルや内容、ターゲット読者などによって、最適な価格は異なります。

そのため、電子書籍の価格を決める際には、さまざまなパターンで価格テストを行うことで、最適な価格を導き出すことができます。

価格テストを行う際には、以下の点に注意しましょう。

対象読者を明確にする
価格テストを行う際には、対象読者を明確にする必要があります。対象読者が異なる場合、最適な価格も異なるためです。

複数のパターンで価格を設定する
価格テストを行う際には、複数のパターンで価格を設定する必要があります。複数のパターンを比較することで、最適な価格を導き出すことができます。

十分な期間でテストを行う
価格テストを行う際には、十分な期間でテストを行う必要があります。短期間でテストを行うと、正確な結果を得ることができません。

価格テストの結果を分析することで、電子書籍の売上やダウンロード数にどのような影響を与えるのかを把握することができます。その結果を踏まえて、電子書籍の価格を調整することで、売上やダウンロード数の向上につなげることができます。

価格テストは、電子書籍の売上やダウンロード数の向上に欠かせない施策です。電子書籍の価格を決める際には、価格テストを実施することを検討しましょう。

具体的な価格テストの方法としては、以下のようなものがあります。

A/Bテスト
A/Bテストとは、同じ内容の電子書籍を、異なる価格で販売し、売上やダウンロード数などのデータを比較するテストです。

多変量テスト
多変量テストとは、価格だけでなく、コンテンツやデザインなどのさまざまな要素を組み合わせて、売上やダウンロード数などのデータを比較するテストです。

価格テストを行う際には、自社の状況や目的に合わせて、適切な方法を選択しましょう。

電子書籍の価格テスト

電子書籍のページ数は品質になります

電子書籍の品質にページ数は大きく影響します。

それは、ボリュームを感じてもらえないと

低い品質だと思われるからです。

ページ数も電子書籍を評価する品質の基準になっています。

そのために、KDPで出版時の書籍紹介では目次を入れたりします。

そうすることでページ数を演出できるからです。

ボリュームを感じてもらえると少し高い価格でも

割安感を感じてもらえます。

また、KU(Kindle Unlimited)でのロイヤリティは

完読された場合と途中まで既読の場合でロイヤリティ額が

変わってきます。

つまり、完読してもらえるページ数が理想となります。

テキストベースの書籍と写真集の場合、あるいは

書籍の内容によって完読されるかどうかは変わってきますが

電子書籍の場合あまり長いページ数は完読されない傾向にあります。

■テキスト15000文字
■ページ 100ページ

テキストベースで文字数15000文字

ページで100ページあたりがねらい目のボリュームになります。

特に、写真集の場合、テキストよりもページ数が進みますから

100ページでも完読される可能性が高くなります。

電子書籍のページ数

電子書籍のコンテンツやターゲット読者、電子書籍ストアの基準などによって異なります。

一般的には、電子書籍のページ数は、30ページから300ページ程度が適切とされています。

30ページ以下の場合、内容が薄く感じられる可能性があります。一方、300ページを超える場合、読みづらく感じられる可能性があります。

また、電子書籍のジャンルによっても、適切なページ数は異なります。

例えば、小説や漫画などのフィクション作品は、300ページを超えるものも多いです。一方、ビジネス書や教養書などの実用書は、300ページを超えるものは少ないです。

ターゲット読者によっても、適切なページ数は異なります。

例えば、学生や社会人など、忙しい読者をターゲットとしている場合は、300ページを超えるものは避けた方がよいでしょう。一方、時間に余裕のある読者をターゲットとしている場合は、300ページを超えるものでも受け入れられる可能性があります。

電子書籍ストアの基準によっても、適切なページ数は異なります。

例えば、Amazon Kindleストアでは、30ページから2000ページまでの電子書籍を販売しています。

電子書籍のページ数を決める際には、これらの点を考慮するとよいでしょう。

具体的には、以下の点に注意しましょう。

コンテンツの量
電子書籍に収録するコンテンツの量によって、ページ数は決まります。

ターゲット読者のニーズ
ターゲット読者が求めているコンテンツの量や内容を把握しましょう。

電子書籍ストアの基準
電子書籍ストアが定めるページ数の基準を把握しましょう。

電子書籍のページ数を適切に決めることで、読者の満足度を高め、売上やダウンロード数の向上につなげることができます。

電子書籍のページ数

電子書籍の価格もページ数も

どのように販売するか収益をどこで得るかによって

考え方も変わってきますから

十分に戦略を練って作戦を立ててください。

そして価格テストを実施してあなたの出版での

適正な価格やページ数を探し出してください。

まとめ

①電子書籍の価格は販売戦略によって決める
②電子書籍は自由に価格テストできる
③電子書籍のページ数は完読されるページ数にする
④電子書籍のページ数でボリュームを感じてもらう

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