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【意識高い系】のススメ、心・言・体を一致させていく

世間では揶揄を込めて、意識高い系などと呼んだりしますが、意識を高く持とうとする気持ちは、大切なんじゃないのか?というお話しです。

「意識高い系」という呼び方をする人達

意識の高い人は、他人を「意識高い系」とは呼びません。意識の高い人は目標を持ち、自身の価値観を大事にしています。性格の違いではなく、他人のことにかまっている余裕はないからです。

「意識高い系」のひとは自分を意識高い系とは呼びません。となると「意識高い系」という呼び方をする人は、「意識が高い人」「意識高い系」以外の人ということになります。誤解を恐れず言うなら、意識を高く持ちたいと思っていない人と言えるかもしれません。

意識が高いと勘違いする人

意識が高いというのは、向上心だったり、自分の価値観で行動できることだと思います。経験とは関係がなく、未経験でも意識の高い人はいくらでもいます。逆に、年齢・経験・お金・権力を持っていれば意識が高いのかというと、決してそうではありません。

初心者の集まりが意識が低くて、専門家の集まりが意識が高いなんてことはありません。たとえば、歴史を変えるような発明はどうだったでしょう。決して専門家ではない、意識の高い人達によるものが多くあります。

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ここでいう高い意識とは

そもそも、意識の持ち方というものは、「自分」の気持ちの在り方だと思います。他人を参考にすることもありますが、自分がこうだと決めたことなので、そもそも他人と比べる意味がありません。自分が意識が高いと思うことは良いことです。そして、他人にどうこういわれる筋合いもないのです。

心・言・体の一致

他人が、高い系だろうが高かろうがどっちでもいいことです。しかし、自分がもし意識を高く持ちたいと思うのであれば、少し気をつけることがあります。

それは心と言(言葉)と体(行動)の不一致です。ちょっと仏教的ですが、この不一致がおこると、大きなストレスがかかります。このストレスが慢性化すると、原因不明の体調不良や、肩こり、腰痛・咳・イライラなどの症状がでることもあります。心を病んでしまうことにもなりかねません。

不一致とはどういうことか

本を読んで教養を身に着けたいと思っていても、毎日の残業で時間が取れない。やる気の起きない仕事を任されて「一生懸命やります」と上司の評価を気にする。家族は大事だと思っていても、うまく関係が作れない。

このように、気持ち・発言・行動がずれてしまっていることです。ストレスをコントロールするためにも、自分がこういった不一致を起こしていないかどうか、チェックすることが必要です。

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意識が高い=自己理解が深い

意識が高いというのは、「自分自身の在り方」のことだと思います。僕が「意識が高い」と思うのは、心・言・体が一致している人のことです。

自分の発した言葉、とった行動は認知しやすいものです。認知できるからこそ後悔もします。しかし、その動機となる、自分の価値観や性格は自覚できていない人が多いように感じます。

3つを一致させるには、まずは自分がどういう性格か知る必要があります。何をやりたいか、何を大切にしているかについて、自覚が大切です。

意識高い系のすすめ

意識高い系というのは、一般的には口先や見せかけだけで、内容が伴っていない人。つまり言動が一致していない人のことを指します。

冒頭で「意識高い系」という呼び方をする人は「意識を高く持ちたいと思っていない」と述べました。しかし、そういった人達は努力している者に対して、羨ましく感じる気持ちがあるのではないでしょうか。実はその人たちこそ、思っていること、言葉・行動が大きくズレている人なのかもしれません。

いずれにせよ、意識の高い低いを比べる前に、まずは意識高い系から始めてみるというのはどうでしょうか。




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