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検索体験が変わる?Googleの「SGE」。

Web関連の仕事に就いて5年は経つかと思うのですが、相変わらず最新情報のキャッチアップが遅めです。鼻詰まってるんかな?思うくらい疎い。。

そんな私、昨日こんな情報を見つけまして、今日はそれのことで頭をグルグルさせていました。

案内は先月の30日付になっていますが、発表自体はもう少し前にされていたようです。Feedlyでフラフラと情報を流し見している時にふと目に留まったのが、この「SGE」という検索体験(ESGと言い間違えそう)。

概要は上記リンク内の紹介に任せますが、ザックリ言うと、検索結果から1ページずつWebサイトを出入りする手間が省けることがある。という感じです。以下も私の所感なので、正しい情報はGoogleが発信している公式の内容をご確認ください。

コロナが流行してしばらく経ったところで、SEO対策の強化に乗り出し、Webコンテンツの充実化を図る企業も多かったと思います。いかにして検索結果の1番目に表示させるか。それを目指して躍起になっていた私たちに対して、SGEはまるでショートカットコースのような存在に見えます。

今日さっそく機能を使ってみましたが、便利です。より詳しく探っていきたいと思えば「チャット形式で追加質問していく作り」になっているので、検索結果に表示されたWebサイトへアクセスせずとも、そこで情報収集が完結することもあります。

とは言えまだ試用段階なので、情報の正確性や信頼性といった部分の補強は課題かと思います。また、Chat GPTとバッティングしていくことは現時点では可能性薄いようにも感じられそうです。

ゼロゼロ融資を利用した後の倒産件数が増えているといった情報を見ましたが、日本にはゾンビ企業がたくさんいると見られています。「自分のところはゾンビじゃない・・・!」と抗い奮闘する企業にとって、Webでの露出は起死回生の一手にもなりうると個人的には思っています。

ただ、それも結局は自分たちの強みは何か、アイデンティティはといった部分を言語化するところから始めていかないと、水面に出ることは難しいかもしれません。

今回の検索体験は利用する側の手間を改良するであろう一方、情報を提供する側の「我々は」も改善が必要とされていくように感じます。小手先のSEO施策で何とか凌ごうと考えている人たちにとって、トドメの一撃にならないと良いな・・・。