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集客ノウハウ! 所属組織からの依頼編

ガイド事業を展開するにあたり資格取得は1割
程度、仕事の9割が集客です。
ほとんどのガイドはスキルを上げると仕事がも
らえると思い込んでいます。それは間違いです
「集客するからお客が集まるんです」
そのためノウハウを紹介します
あなたに必要なのはガイド技術スキルU Pでは
なく、集客スキルです

私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です



集客ノウハウ! 所属組織からの依頼編


<目次>
1所属組織の理解
2手配されるための条件を整えよう
3現状を知ろう
4ルールを守ろう
5依頼を勝ち取る具体的な方法




1所属組織の理解

(解説)
「所属組織」とはガイド資格取得後、ガイド
としての席をおく所(所属する)です
その所属している組織にはたまに、個人的な
お客様やガイドを探している旅行会社等か
らガイド依頼をしてくるケースがあります
又、その所属組織事態で集客したり、環境
学習などの助成事業をしている組織もありま
す。そこで仕事がもらえる可能性があります

●所属組織の役目
公益的なガイド協会や組織からは、ガイド資
格を所得した会員さんへはたくさんの連絡事
項や書類が送ってきます
又会費の徴収などの事務作業もあります
公益的な協会では少ない人数で事務処理をこ
なしているため、それをまとめて下部組織が
仲介している事が多いです
 又、現在ではガイド(会員)数が多いので、
組織ごとにスキルUPや倫理面などを管理す
る役目もあります
基本的には「ガイド業務をこなすための会員
の利便性と管理」をするための組織となります
中には旅行会社などが「ガイドを探す場合」
組織に連絡がくることがありますがそれは例
外です
基本的には「組織は会員さんを管理する組織」
であり、ガイド依頼や集客については会員自
身で努力する必要があります

●組織のカテゴリー
 組織の一般的なカテゴリーは大きく5つに分
 かれます
 ・民間会社(NPOと連動している場合も多い)
 ・非営利活動法人(NPO)
 ・一般社団法人 
(非営利的な収益事業を展開)
 ・任意団体   
 (これが一番多く、地域ごとのガイド
  ネットワークを形成している)
 ・協働組合  
 (ガイドメンバーが組合として活動して
  いる)

●「なぜ、所属組織にガイド依頼がくるのか」
 例えば旅行会社さんがある山域のガイドツア
 ーを企画します
 そこで現地のガイドさんを探しだす作業が
 入ります
 その際○○山岳・自然ガイド協会という組織
 がある場合、そこを検索したり、電話する
 のです
 報酬金額や条件等が合う場合 
 ⇒ ガイドオーダーとなります
 ガイドオーダーが決定    
 ⇒ 手配 (メンバーから探し出す)となります




2「手配されるための条件を整えよう」

(解説)
所属組織から手配されるために必要な事を
紹介します。

●手配されるためのポイント
1組織そのものが手配する組織である
2あなたが活動出来るエリアや日程を周知して
 いる
3その組織に認知能力や集客能力がある
 などがあります。

●どのような組織が有利か
 □法人格を有している(出来ればNPO)
 □リーダーに知名度がある(有名である)
 □パッケージツアー以外に個人のガイド活動
  を受けている(自己集客のシステムがある)
 □組織でガイドツアーのイベントを企画して
  いる
 □組織で補助事業や助成事業の活動をして
  いる
 □たくさんのネットワークや連携がある
   などがあります。

●手配される条件
 ・決められた業務をこなせる
 ・スケジュールを確保できる
 ・人気がある(満足度が高い)
 ・断らない(どんな仕事も喜んで引き受ける)

●個人で行う活動
 所属組織に対し、アピールしておく必要が
 あります
 ・案内出来るエリア
 ・活動出来る日程
 ・許容出来る報酬額
 ・本気度
 ・ビジョン         など

●アドバイス  「やる気を見せよう!」




3「現状を知ろう」

(解説)
ここでは現状の手配についてと課題を知って
おきましょう

●手配の現状1(問い合わせが多い組織)
まずは、その組織が手配業務を行っている 
もしくは担当の人がいるのかを聞き出しま
しょう
積極的に行っている組織と一切行なわない
組織がございます
又、組織の内容や名称により問い合わせが
多い組織と少ない組織があります
多い組織の名称
(例)〇〇山岳・自然ガイド協会 
(○○にはと都道府県名、地方名、山岳エ
リア、自然公園エリアの名称が用いられる)
少ない組織の名称(例)職業○○ガイド協会
(全国的な活動エリアや仕事内容的なネーミ
ング)

●手配の現状2(報酬)
ガイド料報酬については基本的には組織によ
って異なります。もちろん手配した場合は
「集客手数料(相場10%~30%)」が発生し
ます。中には集客手数料がなく、直接ガイド
自身と交渉してください(紹介するだけ)の
組織もあります
積極的に手配をしてくれる組織はそれなりの
営業活動をおこなっているので、経費もかか
ります。そのことを理解しておきましょう

●手配の課題1(問題点)  
集客手数料についてバラツキがある。
ケース1  
組織的に会員さんのための活動やイベントを
たくさん開催している
(スキルUP研修や自立UPのための情報配信)

優良な組織運営 ⇒ 集客手数料 大 普通
   集客手数料 小 満足

ケース2  
組織的に会員さんのための活動やイベントを
たくさん開催しておらず
ガイド資格を取得し、その活動エリアに住居
地が近いので所属している

適当な組織運営 ⇒ 集客手数料 大 不満
    集客手数料 小 普通

●手配の課題2(問題点) 
ガイドにより手配に片寄りがある
(えこひいきされる)
組織自身に問題がある場合と、そのガイド自
身に問題がある場合があるのでよく考えてみ
ましょう




4「ルールを守ろう」

(解説)
ここでは次回につなげるために必要な依頼後
のルールやマナーを紹介します

●ルール1
パッケージツアーにおいては主催が旅行会社
です。(旅行会社が集客・運営)
我々のお客様は参加者ではなく旅行会社です
そこでガイドが参加者を個人的なガイトツア
ーに誘引しないようにしましょう

「誘引のための営業活動やトークはしないよ
うにしましょう」

●ルール2
旅行会社は営利目的の民間会社です。そこで
少しでも利益を出そうと考えます
そのためにガイド料(ガイド人件費)を少し
でも低くしたいと願います
そこで最初のガイドオーダーについては組織
に依頼し「手配」してもらうがそのガイドが
優秀な場合、次回からはそのガイドを直接依
頼(契約)することを望みます
当然ガイド料は手数料分低く抑えられるので
す。(その分、利益が確保出来ます)
このことを業界用語では「旅行会社からの個
人受け」と言います。
前項の適当な組織運営の組織の場合は問題あ
りませんが、優良な組織においてはそれなり
の経費とマンパワー、なによりもあなたを育
成したコストがかかっています
ですから、出来るだけ「旅行会社からの個人
受け」は控えましょう
もし、長期的な利益を考えた場合「旅行会社
からの個人受け」をした場合、他の旅行会社
の手配や、他のガイド依頼が減ります。

「旅行会社からの個人受け」は控えましょう


●ルール3
特に旅行会社からのパッケージツアーにおけ
るガイド報酬は上限(予算)が存在します
その予算内で実施するため参加者が少なくな
ってきた場合、年々ガイド報酬は少なくなり
ます。さらにどんどん料金が安いガイドに依
頼が移ります。(これが実態です)
ですから、あなたがハッスルし参加者の満足
度評価が向上しても報酬には変化がありませ
ん。(そういうものです)それをしっかりと
理解しておく事が必要です。

「報酬が上がらなくても、手を抜かない」




5依頼を勝ち取る具体的な方法

(解説)
ガイド組織から依頼を頂くための戦術を紹介
します

●方法1   良いガイド組織に加入しよう
「問い合わせ件数が多いガイド組織に加入
しよう(移行しよう) 
住居地や活動エリアよりも、依頼件数が多
そうなガイド組織に所属しましょう。
         ⇓
●方法2情報を伝達しよう(ファイルを渡そう)
 ファイル記載内容
 ・ガイドプロフィール
 ・肩書(実績)
 ・活動可能エリア
 ・可能な日程(6ヶ月前)
 ・自己開示情報
(依頼が必要な理由・モチベーション・
 ビジョン)

●方法3     
リーダーや手配担当者と仲良くしておきま
しょう
 ・こまめに連絡を取る
 ・研修会やセミナーにたくさん参加する
 ・事務所に顔を出す
 (総会や役員会・会議等に必ず出席する)

●方法4 贈り物を贈ろう
リーダーや手配担当者に贈り物(おみやげ)
を渡そう
返報性のルール(人にプレゼントするとお返
ししなくてはいけないと思う心理的な傾向)
 ・お歳暮(お中元)

●方法5    仕事を選ばないようにしよう
例えば報酬額が低い仕事や遠距離の仕事、体
力が消耗する仕事などを断らず、まんべんな
く仕事を引き受けよう。さらに人集めが困難
で困っている時こそ、依頼を受けましょう
その仕事は「割が合わない」かも知れません
が、その分次回「割が良い依頼」があったり
長期的に依頼数が増えて行きます


「困っている時助けるとその分、助けてくれ
るのです!」




       E N D

    ・・Just Do It・・




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