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すぐやる人になるために【読書のキロク・Audible】

こんばんは、"もっちゃん”です。

教職大学院に入学(入院?)して1ヶ月が経ち、少しずつ講義や課題の密度が増してきたように感じています。
心なしか、自分で本を読む時間が、当初と比較して減少しつつあるように思います。

ただ、通勤時間は依然として確保され続けているので、【読書のキロク】でも【Audible】は着実に積み重ねています。

忙しくなった中でも、何かしら自分にインプットができる状況というのは、うれしいものです。Audibleの無料期間を過ぎても、少し継続してみようかと思っています。

さて、今回もAudibleで聴いたキロクです。

◯今回聴いた本:『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』 著者:大平信孝 かんき出版

最近、聴く書籍のテーマに偏りがあるようにも思います。
これは私の深層心理の現れなのでしょうか。
それとも、優秀なAudibleのオススメに上手いこと誘導されているのでしょうか。

ただ、同様のテーマを一貫して聴くことで、同質性や差異性もはっきりして、自分のやるべきことがわかってくるようにも思います。

◯概要

20万部突破!(2022年9月)
やりたいことはあるけれど、それを実現するための行動を起こしていない人は多くいます。「英語を話せるようになりたい」のに、英語に触れさえしていない。
「体を鍛えて健康になりたい」と、何年もジムを探し続けている。
これは仕事でも同じです、
「早く上司にトラブルの報告をしなきゃ」と思いつつ、夕方になってしまった。
明日が期限の報告書があるのに、気乗りせず手をつけられていない。
こんなことが続き、「だから私はダメなんだ」「いつもギリギリにならないと動けない」「あのとき動いておけばよかった……」と自分を責めている方もいるかもしれません。
しかし、こうなってしまうのは、あなたの性格や能力のせいではありません。
脳が、面倒くさがっているだけなのです。脳の仕組みを理解し、行動スイッチの入れ方を知れば、誰でも自分を動かすことができるようになります。
よく、「やる気は出ない」という人がいますが、「やる気」は行動した後にしかついてきません。やる気に頼っていると、永遠に動くことはできないのです。
本書では、アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」を豊富なイラストを交えながら紹介します。

上記ホームページ書誌紹介より

まるで私のことを見て言っているような文章で、ドキッとしました。
最近では「痩せたい」と思いながら、日々よさげなランニングシューズをネットで探しております。

「痩せたい」は軽めな目標かとは思いますが、それに向けて実際に一歩踏み出すための何かを求めていました。

◯「10秒アクション」

本書では、実際に行動に移すための”すぐできる”方法がたくさん紹介されていました。本書の言い方では
行動に「初速」をつける
といっていたように思います。

そのために自分が一番ポイントだと思ったのは、
「目標に向けた行動を細分化する」
ということです。

この細分化が本当に細かい!
あらゆるところで、「大きな目標に向けた小さな目標をたてる」とか、「結果目標だけでなく行動目標を立てる」といったことは言われているかと思います。

個人的に印象的だったのは、それをより細かくし、一番最初のところである
「10秒アクション」
にまで落とし込んでいるところが面白いと思います。

「10秒アクション」とは、名前の通り10秒でできるアクションです。
先ほどの「痩せたい」という目標に向けた10秒アクションとしては、“ランニングシューズを履く”といったところまででしょうか。

もはや行動の手前までしかいっていないようにも思いますが、自分の中ではこれはとても大切なことと思いました。

「0から1を生み出すのは難しい」とは少し違うかもしれませんが、
最初の一歩はとても気が重いものだと思います。

最初のこのアクションまで落とし込んで、動き出しに「初速」をつける、ということは、「始める」にあたってとても大切だと思いました。

◯行動の細分化について

うえでも書きましたが、ここまで行動を細分化していくことはとても大事だと思います。

しかし、考えてみると、自分たちが教員として生徒たちに何かを教える際には、自然にやっていることのようにも思います。

何か解決したい問題があるときに
その問題を解決するにはどのような道筋を辿っていくべきか
その道筋に進むためにはまず何が必要なのか
その必要なものを得るためにはまず何をすればよいか

結局は、何か行動するときには、こうした課題分析を通していかなければならないようにも思います。

それをわかりやすく本書では具体例に落とし込んで教えてくれているのだなぁと感心させられました。

また、人にものを教える際にはできているようなことを、なぜ自分に向けてはやっていないのだろう、という自戒

自分にもできるはずなんだなぁ、という自信

このあたりが本書から得られたようにも思います。

◯やってみることが大事!

こうした本を読んだときに、重い腰がなかなか上がらない自分がいることも事実です。今回こそ、やってみようと思います。

なんせ「10秒アクション」からでよいのですから。

そして、本書でも言っていましたが、自分の「できたところに目を向ける」ということも大切にしていきたいです。

ちなみに、今この記事を書きながら、ランニングシューズをポチるところまではいきました。
次のステップへ向けて動き出していきたいと思います。


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