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心ちゃんの「沈黙の怒り」

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『公開セッション』

(女性)
和尚さん…
私は、今、右半身が頭から足まで痺れているんですけど、病院に行って、頭の検査したりしたんですけど、原因が分からないというんです。
別な病院に行っても、やっぱり原因が分からないと言われたんです。
これは私の、「心ちゃん」が、原因なんだと思います。

和尚さん…
治してもらいませんか…?


(和尚)
それじゃ…
あなたの、「心ちゃん」に、治していいか聞かないと、いけないから…
今から、聞くね…

「心ちゃん」出てきて、「何で、頭から足まで痺れているのか…?」教えてくれないね…?


(女性の心ちゃん)
それが分かんないんです。


(和尚)
そうか…
私が、直接治していいのかな…?


(女性の心ちゃん)
いいですよ…!
全て消してください…!


(和尚)
何か、おかしいね…!
あなたの「心ちゃん」を、こちらの方から、呼び出して話ししてもいいですか…?


(女性)
いいですよ…!


(和尚)
それじゃ…「心ちゃん」こちらの方から出て来てください…
お話ししましょう…
なんで、身体が痺れているのかな…?


(心ちゃん)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(身体を貸してる方…)
言葉が出ないぐらい、「心ちゃん」は、凄く怒っていますよ…!
「何が消していいよ…!」と、言ってます。
怒りのマグマみたいに、ぐっぐっと煮えたぎっています。
相当…怒りを通り越した、怒りです。
これは手をつけられないですね…!


(和尚)
そうですね…!
あなたには、「心ちゃん」が、二人いるんです。
一人は、あなたが言葉使いとか、立ち振る舞いを綺麗にコーティングしている、「心ちゃん」です。
外側に出している「心ちゃん」です。
世間的な「心ちゃん」です。

本当は、もう一人の「心ちゃん」が、本来の「心ちゃん」です。
そのまんまの「心ちゃん」です。
その「心ちゃん」を、否定して、封じ込めて来たんです。
あなたは、裸の「心」を見られるのが凄く嫌なんですね…!

あなたの心を見ると…層になっているんです。
上の方に「世間体の心ちゃん」がいて、下に厚い岩盤あって、本当の「心ちゃん」を、押し込んでいるんです。
その「心ちゃん」が、消されると思って、怒っているんです。

怒りを通り越した、「沈黙の怒り」です。
偽物の「心ちゃん」に相当、怒っています。

『その「心ちゃん」の怒りが、右側の痺れの原因です。』
あなたは、右利きだから、『私が本物の「心ちゃん」だよ…!』と、主張しているんです。

まず、今までの事を「心ちゃん」に、謝ってください…


(女性)
分かりました。
心ちゃん、ごめんなさいね…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんか、さっきから「けっ…けっ…けっ…」と、言っているんですけど…


(和尚)
まぁ…「心ちゃん」には、届いているんですけど…
まだ怒っていますね…

一応、心の蓋を開けましたから、今から本当の「心ちゃん」が、色んな思いを上げてきますから、全ての「感情、思い」に、寄り添ってくださいね…

又、明日やりますからね…



エピソード…
その晩に、女性は、「本当の心ちゃん」に寄り添って一晩中泣いていたそうです。

「心ちゃん」に寄り添うことを、忘れないように、「痺れ」は、しばらくそのままにしているそうです。(心ちゃんより…)




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