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悟りと目覚め
現代において、目覚めている方がとても増えてきた印象です。
目覚めという言葉は、とても広い意味で捉えられているように感じています。
例えば、思考的目覚め
ともすれば、陰謀論と片付けられる話を聞いて、世の中の裏側を知った時・・・
都市伝説系の話の中で語られる目覚め
真実を知る事が目覚めだという話も良くされているようです。
今、加速的に起こっている目覚めの大半はコチラかもしれません。
この事について、肯定的にも否定的にも考えられますが、今回の話からそれるので、別の機会にしたいと考えます。
ワンネス・一瞥・○○体験
ひっくるめて悟り体験と言われることもあるようですが、これらが起こって、悟ったという話をよく聞くように思います。
言葉として、間違えているという事でもなさそうですが、それで悟ったと言い出した瞬間から、「?」が付きだします(笑)
結論から言えば違うからです。
見ればわかるので、それに尽きるのですが、わたしがみた時に違うからと言っても、誰が言っているかが大事な方にとっては、説得力は期待できません。
そうであっても、少しだけ、わたしから見た時の事を書いてみようと思います。
わたしから見て、悟りに至った方、また、悟った方というのは区別があります。
この内容については、ここで書いても、余計な憶測を呼ぶだけですので触れません。
さて、悟っている方については、言葉を超えたその方の顕わしから広がるモノ見れば明らかにわかります。
黙っていても、遠くにいても、そこに意識を合わせてみると、明らかに人間とは違う意識状態があります。
差取り塾の中でマスターコースに入る方について、そこを見て、ご案内する「システム」になっています。システムとは理です。
システムですから、わたしの個人的主観で行っているものではないという事です。
その様にみた時、○○体験をされた方の意識状態は、狭く、窮屈さや苦しさを一定以上抱えているのが、あきらかに見て取ることができます。
わたしが、ここまで見るようになった、見えるようになったのは、師匠がいたからです。
師匠がいたからこそ、自分本位な規定はできませんでしたし、師匠の顔に泥を塗るようなことに繋がる事は、わたしの中でご法度です(笑)
研鑽に研鑽を重ねた結果、それが見えるようになりました。
ですから、塾生においては、離れていようが、黙っていようが、どんな状態かいつも知っています。
さて、体験をされた方々の話をたくさん聞いてきましたが、彼らが語る言葉にはいつも共通の感覚があります(感覚で終わらせませんから安心してください)
その中には、「悟った」と自称する方々も共通します。
形から語る窮屈さ
彼らにはいつも形から、語ります。
その形は、悟りを開いていない限り区別がつかないと思います。
感覚的に何か違うと感じとれる方はいらっしゃいます。
(そういった方が、わたしの元に集まって来るのでよく知っています)
区別がつかない方々は、そのスピーカーを信じます。
信じても何の損も無ければそれ以上わたしが言及しようとは思いません。
よく、わたしが言いますが、信じる事自体が、意識を狭める最も大きな力でもあります。
スピーカーも何かを信じながら話をしています。
そして、それを信じる者を集めます。
これだけで、悟りとは違うところにいる事は明らかなのです。
だからといって「本当は悟ってない!」(怒)
みたいにはなりません(笑)
信じるも信じないもあなた次第
の世界にいるなら、必要な機会でもあります。
形と書きましたが、信じた瞬間から、形ができるものです。
その形をもとに語る・・・
わたしにとって、恥ずかしくてできないだけです。
人間は、まだまだ幼い、幼稚園児の様な段階です。
そこにわたしが含まれていても良いのですが、その先があって、知っている事より、知らない事があるという事を知っている必要があります。
幼稚園児に大学、大学院の講義をしようとは思いません。
そこで必要な学びがあります。
そういった段階では、形は必要です。
○○神とか、宇宙エネルギーとか・・・
ワンネス体験はどうとか、一瞥体験はこういう仕組みとか、わかってみると最後に形から離れられていないという事になります。
もっと詳しい説明を知りたければ、説明が好きな方がいるはずです。
そちらで、形を聞いてみてください。
わたしも以前は随分研究しましたから、お話はできます。
しかし、今更、わたしがここに書く必要を感じません。
最初は、なんとなく書こうかとも考えていましたが、書いているうちに必要が無くなりました。
これを読んだ方によっては、快晴の空のようにスッキリ腑に落ちた方がいるように思います。
すべての方にわかるようにお伝えする事は難しい事です。
体験の内容を知りたい方は、その段階にあるという事を知る事(受け入れる事)
これを読みながら、「私はわかっている」と考えているなら、受け入れているのでしょうか?
そんな「私」を見るのが自覚であり、今の「私」から自由になる(進化していく)のが自覚です。
形を握った私から自由になった時、「私」はどんな私でしょうか?
それさえ形なのです(笑)
悟りと目覚め
既にハッキリとした答えは書きました。
スッキリしていないなら、その答えが見えていないという事ですが、見えていないからと言って悲観してはいけません。
たまたま、この段階とは違うところにいるという事を知るなら、それこそが肯定的な理解の機会を活かしたという事なのです。
幼稚園児のシッタカ・・・
それを降ろすだけで、人間は随分進化します。
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