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就活で失敗したら戦略的に障害年金を狙おう

発達障害やうつ病の人はほとんど就活で失敗する

発達障害やうつ病、不安障害の人はほとんどの場合、就職活動で失敗する可能性が高いと言えます。なぜなら就職活動というのはストレスがとてもかかるものだからです。

例えば面接ひとつとっても、緊張と不安で面接の1週間前から寝られないことも普通にあると思います。私自身も大学4年生の時に行った就職活動の時にはなんと面接の1ヶ月前から不眠が続き、気が狂いそうになったことを覚えています。

特に私の場合はパニック障害を患っていたため、面接で嘔吐してしまわないか不安になってしまい、当日も吐いてしまうのではないかとそのことばかり気にしていました。

また、発達障害の特性も持っている私は、適性検査で発達特性がバレてしまうのでは無いかと気が気ではありませんでした。結果的に適性検査の段階で発達特性が面接官にバレてしまい、そのことで質問責めにあって、面接で落とされてしまいました。

この私の経験のように、発達障害やうつ病を抱えている人にとって、就職活動は困難を極めます。そして、たとえもし就職活動をうまく切り抜けられたとしても、その後の仕事面で困ったことになってしまい、仕事を辞めたくなってしまう人は多いと思います。

戦略的に障害年金の獲得を狙う

そうした場合、働けなくなった場合のセーフティネットとして、障害年金の獲得を狙うのが良いと思います。例えば、就職活動で失敗してしまった場合でも、さすがに一つくらいは内定をもらうことができると思います。

その場合、精神科に初めて行くのは会社員になってからの方が良いでしょう。なぜなら会社員や公務員になると厚生年金や共済年金に加入することが義務付けられます。

その加入期間に初めて精神科に行けば、初診日が厚生年金加入日となり、障害年金は3級からもらうことが出来ます。

もし就職活動中に初めて精神科に行ってしまえば、国民年金加入期間に初診日があるとして、障害年金はより重い2級からしかもらうことが出来ません。

私は実際、就職活動中に体調を崩してすぐに精神科にかかってしまったことにより、初診日が国民年金加入期間になってしまいました。

するともらえる障害年金は障害基礎年金だけになってしまい、もらえる可能性と金額が減ってしまうのです。

厚生年金加入期間に初診日があればほぼ確実に障害年金をもらうことができる

それに対して、会社員や公務員になってから精神科に初めてかかることができれば、障害年金は障害厚生年金という種類になるので、3級から年金が支給されます。

障害厚生年金3級というのは、働いている場合でも通りやすい障害年金になるので、もし入院などをせずに通院のみで精神科にかかっていたとしても支給される可能性が非常に高いと言えます。

働きながらでも月に5.5万円の障害年金がもらえるとすれば、かなり金銭的に助かる人は多いのではないでしょうか。

また以下の方法を使えば、フルタイム正社員をしていても障害厚生年金2級をもらうことが出来ます。

フルタイムで働きながら障害厚生年金2級を通ることができれば、普通の給料にプラスして約10万円の障害年金が支給されるので、圧倒的に生活は豊かになるということが出来ます。

精神科にかかるような発達障害や精神疾患を抱えている人はいつ働けなくなってもおかしくありません。そのような場合にお金の余裕があるというのは一種の精神安定剤として機能します。

金銭面での不安を取り去れば、より仕事に集中しやすくなれますし、万が一仕事上でトラブルになったとしても、障害年金を頼りにして辞表を叩きつけることだって出来ます。

精神疾患を持つ人は障害年金という制度をうまく使って、できるだけ豊かな生活を手に入れましょう。

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