障害年金を受給して労働を卒業しよう
今回は障害年金を受給することによって労働を卒業することについて書いていこうと思います。
労働の大半はブルシットジョブである
現在のホワイトカラーの仕事のほとんどはブルシットジョブであるということができます。
社内の上司を納得させるためだけの会議であったり、誰も見ない書類を作るという仕事だったり、社会的にはほとんど意味のなさない仕事が多くを占めているということができます。
そうした中で勇気をもって労働を卒業するのは一つの選択肢だということができます。
現在は物の生産量が消費量を上回っている状況です。なので生産に関わっている人が減って、生産量が減ったとしても問題はないのです。
むしろ生産と消費のバランスが整って、経済の景気が良くなる可能性さえ秘めています。
労働をやめる人はそうした経済のためになっていると言えるので、社会としては大切にするべき存在だと言えます。
それなのに日本には労働を賛美する言説ばかり垂れ流されています。
働かざる者食うべからずという言葉があって、これは本来、働かずに金を稼いでいる資本家側を揶揄する言葉なのですが、現在では働かない労働者は飯を食ってはいけないというふうに解釈されています。
そんなふうに労働を賛美する言葉はあっても労働から撤退する人を賛美する言葉はありません。
唯一、FIREという言葉は労働からの脱却を表していますが、その流れもここ最近は流行が去ってしまった感があって、もはや時代遅れという感じもします。
個人的にはもっと労働から脱却するための考えや思考が共有されればよいのになと思うことがあります。
もっとカジュアルに障害年金を受給しよう
労働を脱却するための方法としては主に生活保護を受けることが挙げられますが、生活保護はやはり心理的ハードルがまだ高いと言わざるを得ない現状があります。
やはり扶養照会が親や親族のもとに行ってしまうことから、生活保護を受けることを断念せざるをえず、嫌々ながら働いている人がたくさんいることを知っています。
そんな状況の中、障害年金を受給することは唯一の救いになると思っています。
障害年金は発達障害などのカジュアルな障害でも支給されることが分かっており、割と健常者に近い人でも受け取ることが可能な不労所得になっています。
最近では自分が発達障害だとカミングアウトする芸能人が増えましたが、そうしたカジュアルな精神科の受診により、障害年金の受給の可能性は広がっています。
もちろん発達障害以外でもうつ病や双極性障害などの病気を持っていればさらに障害年金を受けやすい環境にあると言えるでしょう。
ですから、少しでも生きづらさを感じている人などはコンビニによるような感覚で一回精神科を受診してみてほしいのです。
精神科を受診してみて、自分が普通の健常者ではないことが分かれば、障害年金の受給チャンスがあり、労働から脱却できる可能性が上がります。
老齢年金に期待するよりも障害年金に期待しよう
また、現在の日本の年金制度を研究すると、やはり年金保険料の払い損になってしまう可能性が高いと言わざるを得ません。
国民年金にしろ、厚生年金にしろ、払う保険料のほうが受け取る保険料よりもおおくなってしまう未来がそこまで来ています。
なぜなら、生産年齢人口がどんどん減っている日本では、年金制度を存続させようと思えば、老齢厚生年金や老齢基礎年金の支給開始年齢を引き上げて、受け取り始める前に病気などで死んでもらった方が好都合だからです。
老齢年金を受け取る前に死んでしまう未来がそこまで来ている私たちにとって、最も効率的なムーブというのは、年金保険料をできるだけ払わずに障害年金を申請してしまうことです。
例えば新卒で会社に入ってすぐに精神科に受診して、障害厚生年金3級を申請してしまった方がよいのです。
なにも65歳とかになるまで老齢年金をあてにするよりも、さっさと障害年金を受給して元金を回収してしまった方がよいと言えるでしょう。