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クラシコ感想〜世界最高峰のサッカーの試合〜

こんにちは。

本日も快晴。気持ちいいですね。


さて、今朝、クラシコがありました。

バルセロナvsレアル・マドリード。

世界最高峰試合と言われ続け、近年はバルサのCL敗退が続き、メッシ、クリロナ無き今は、その名称も疑問符されていますが、

世界中で注目される一戦という言葉は間違いないでしょう。

勝ち点9差で迎え、バルサはこの試合に勝利すれば、勝ち点12差になり、リーガはほぼ間違いないでしょう。

カンプノウに9万人以上の集客があるのもすごいなと思います。

レアルは逆に負けられない試合です。


メンバーは、
バルセロナ

GK テアシュテーゲン

DF アラウホ、クンデ、クリステンセン、バルデ

MF ブスケツ、デヨング、セルジロベルト

FW ハフィーニャ、レバンドフスキ、ガビ

注目選手は、セルジロベルトでしょう。
ケシエ先発で守備を硬めに行くかと思いきやユーティリティープレイヤーの彼を起用。

守備の注目は、ヴィニシウスとの対戦があるアラウホ。

攻撃の注目は、絶好調のハフィーニャでしょう。

欠場は、ペドリとデンベレです。

レアル・マドリードは、

GK クルトワ

DF カルバハル、ミリトン、リュディガー、ナチョ

MF カマヴィンカ、モドリッチ、クロース

FW バルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウス

注目選手は、ヴィニシウス。
リーガでもC Lでも違いを見せつける素晴らしい活躍が、アラウホの前で出せるかどうか。

守備の注目はハフィーニャを見ることになる、ナチョ。

攻撃の注目はモドリッチ。

欠場選手はアラバ。

バルセロナは、ホームであること、日程的に余裕があることで少し有利ですが、

攻撃の切り札、ペドリ、デンベレを欠場ということで、

総合力で見れば、レアルが強いため、拮抗した試合が予想されます。

キックオフです。


試合は開始から、両者高い位置でハイプレス。

前回の国王杯とのクラシコとは違い、バルサも積極的に攻勢に出ます。

ベンゼマ、レバンドフスキ、両エースがファーストシュートをし、見応えがある試合が続く中、思わぬ形でスコアが動きます。

ヴィニシウスのバルサ陣地深くでのクロスにアラウホが頭で反応。
このボールが運悪く、バルサゴールに吸い付き、オウンゴールでの得点。

レアルが、1−0と試合を有利に進むことができました。

これで、バルサは攻勢にさらに出ます。

一番良い崩しは、ハフィーニャとセルジロベルトの連携。

二人が小気味よくパスを交わし、レアルゴールに襲い掛かります。

しかし、試合は拮抗し、このまま後半かと思いきや、

アラウホの突破からのクロス、ハフィーニャのシュートはブロックされますが、これをセルジロベルトに繋ぎ、シュート。

見事、ゴールゲットです。

これで、1−1のドローで、ハーフタイムを迎えることができました。

後半は、バルサペース。

レアルは交代選手で流れを変えます。ロドリゴ、アセンシオ、チュアメニ、セバージョスと、若手、中堅をいれ、エネルギッシュに。

お互い中盤のスペースが間延びしたところ、

ロドリゴが崩しながらチャンスを作り、最後はアセンシオへ。

そして、ゴールゲット。

と思いきや、VARにてオフサイド判定。

確かに、戻りオフサイドでした。

これをどうこういうのは流石に無理がありますね。これは平等なジャッジです。

そして、バルサは、フェラン、ケシエを投入します。

そのケシエが最後に大仕事。

レバンドフスキのヒールパスにバルデが反応。

左サイド奥深くまでいき、中へパス気味のクロス。

これを飛び込んできたケシエが見事、ゴールゲット。

90分すぎに2点目を取り、2−1。

バルサが試合を大きく有利に動かします。

そして、試合はそのまま終了で、バルサの勝利。

見事でした。

MOMは、セルジロベルトなのは当然でしょう。

彼がキーマンとなり、レアルの嫌なスペースで仕事し続けていました。

得点も決め、最高の活躍です。

アラウホはヴィニシウスをドリブルでは突破をほとんど許さず、クンデ、クリステンセンは守備が固く、特にクリステンセンは素晴らしい活躍でした。

バルデは守備はバッチリでしたが、攻撃で停滞させるシーンが続きましたが、最後にアシストの大仕事。10代でこれは素晴らしいですね。

中盤、ブスケツがいるいないでは、やはり大きく変わるという存在感でした。

ミスもありましたが、それ以上につなぎの部分での貢献は大きかったです。

デヨングも素晴らしいパフォーマンスでしたが、彼の実力でいえば当然で、もっと攻撃で違いを作り出してほしいなと期待します。

ガビは軽率なプレーも見られましたが、ファイトし続け、相手のスペースをうまく活用する攻撃でした。

レバンドフスキは得点こそないものの、FWとしてチャンスメイクやポストプレーは流石の一言です。

ハフィーニャも良かったですが、欲を言えば、得点が欲しかったですね。

フェランとアンスは特にですが、

途中出場のケシエは値千金の決勝ゴール。

リーガでは初ゴールとのことで、最高ですね。

ペドリ、デンベレがいない中、ここまで勝ち点を積み上げたのは素晴らしいの一言。

最後に、シャビ監督の采配について。

この試合は文句なしの素晴らしい采配でした。

セルジロベルトの先発起用が当たり、ケシエの途中出場もバッチリでした。

交代の時間帯も、セルジが疲れが見え出していたタイミングで、替えて欲しいというこちらの想いが伝わったかのようなタイミング。

引き分けでも御の字でしたが、クレとして、カンテラ育ちとして、負けられない試合ということが伝わってきました。

逆に、アンチェロッティは、気迫をあまり感じられず、VARに文句を言う始末。
カッコ悪いですね。

ヴィニシウスが封じされると、レアルは攻撃が単調になり、

ベンゼマも調子が上がらず、バルベルデもイマイチな中、抑えやすかったかもしれません。

左Sbに、アラバが復帰すれば、また違いは生み出せるのでしょうが、

疲れもあったのだと思いますが、元気がないのが気がかりでした。

ただ、モドリッチは37歳でも健在で、素晴らしい仕事ぶりでした。

補強に依存するのはよくないですが、レアルは攻撃で違いを作れる選手を補強しないと、ベンゼマが衰えていく中、かなり厳しいかもしれません。

バルサは逆に、ペドリやデンベレと依存してきた2選手を欠く中での勝利は、チームとしての成長、成熟度合いが見え、

この先が楽しみです。

バルサの試合はナショナルウィークで空いてしまいますが、最高の区切りを見れました。

vamos!!


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