定年後ひとりで仕事するには、ひとりじゃないことが必要だったりする。

定年後クリエイターの使い道：11

定年後、フリーランスで仕事していくとき
特にクリエイターの場合、

問題になるのは意外に人付き合いだ。

フリーなんだから
ひとりでやればいいと思いがちだけど、
組織に属していないからこそ、
人のネットワークが大切。

当たり前のことを言ってるようだが、
現役時代に思ってたのとちょっと違う。

まず情報が取れない。

順調に仕事を続けられていれば
その関係から自然と情報が得られる。
意識しなくても。

だけど一旦切れて、
もう一度何かを始めようとしたとき、
急に世の中が見えなくなる。

クリエイティブの仕事は
世の中を知らなくては成り立たない。
実際にはそんなに急にわからなくなってる
わけではないと思うのだが、

まあ、そんな気分になってしまう。

会社関係以外の友だちがどれだけいるか。

サラリーマンの定年後、
特に「男」の場合、
急に友だちがいなくなるという現象がある。
一生懸命働いてた人ほどそうみたい。

関係が会社にしかなかったってことに気づく。

そして男の方が新しい関係を作るのが下手だ。
おばちゃんのネットワークは強い。
で、常に更新されていく。
おじさんはどうしても壁を作りがち。

そう考えると、大切なのは

会社にいるときにどれだけ仕事以外の付き合いをしてたか。

まあ簡単に言うと
どれだけ遊んでたか、ということ。

ちなみに定年じゃなく
会社辞めて独立する場合も同じだと思う。

自分の場合、ここに関しては
自慢じゃないが不良社員だったので、
友だちはいっぱいいるし、
今も続いてる。

あとは遊び続けることかな。
とにかく関係を続けること。

仕事のつながりを広げようと
仕事関係で関係でつながっていこうとすると
たぶん続かない。壁に当たる。

一回ならいいけど、
仕事ください。って何度も言われたら
やっぱウザいよね。

結論。焦らず遊ぶ。

書き始めた時に思ってもいない結論に
たどり着いてしまった。

そうか、遊べばいいんだ。
ちょっと焦ってたのかも、と
思ったりもした。
書いてみるもんだね。