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言葉のことばかり【ムツ】

ムツとメロ


「いそがしくて明日、
 釣り行けなくなっちゃったよー」
「なに釣んの?」
「ムツ」

「海釣り?」
「そう」
「そう言えばさー、
 銀ムツって
 ムツじゃない
の知ってる?」

「知ってる知ってる。
 なんかあっちの深海魚なんだよな。
 アンギラスとかそういう名前の…」

「そうそう。うまそうじゃねーよなー。
 アンギラスじゃー」

えーっと、
銀ムツがムツじゃないのは本当。

本名は「メロ」という深海魚らしい。
銀ムツという魚は魚図鑑には載っていない。

ちなみに「アンギラス」
怪獣図鑑に載っている。

ちなみにゴジラと最初に闘った
由緒ある怪獣だったりする。

定食屋なんかでよく食べる「銀ダラ」
あんまり取れなくなって値上がりしたんで、
そのかわりに出てきたらしい。
(もともとがニセモノくさい)

「マジェランアイナメ」
ってのが、日本語名らしいが、
「銀ムツ」(通称)のほうが
カンペキに一般化してしまった。

ちなみにスーパーで売ってる
「子持ちシシャモ」の9割以上が、
ノルウェーなどから輸入された
「カペリン」という魚だったりする…らしい。
鮭と言って売ってるのも鱒が多いらしい。

銀ムツとメロの違いは何ですか?
メロは正式な和名は「マジェランアイナメ」です。 「銀ムツ」という名で流通することが多かったのですが、ムツやアカムツなどとは分類が異なる魚なので、2003年にJAS法が改訂され「銀ムツ」という名前での販売が禁止になりました。

禁止されてるのね…

ちなみにすげーものしりみたいだが、
もちろん調べました。
アンギラス以外は。

銀ムツと銀ダラ

そもそも銀ムツと銀ダラの違いも
よくわかってないかも。

銀だらとタラの違いは何ですか?
銀だらとたらの違いは、そもそもの魚の種類です。 銀だらはぽってりした魚体がたらに似ているため、日本では銀だら(銀色の眼をしたタラ)、英語ではblack cod(黒いタラ)と呼ばれています。 しかし、銀だらはタラ科の魚ではなくカサゴ目ギンダラ科の魚で、アイナメやホッケに近い仲間です。

引用は全てGoogle検索です

おいおい!銀ダラはタラじゃないんかい。
魚業界の乱れと混乱はただ事じゃないな。
目黒駅が品川区で品川駅は港区にある
みたいなもんだな。(いや違うな)

のどぐろとアカムツ

ちなみに僕は金沢出身なんですが、
今や地元の名物みたいになってる「のどぐろ」
やたらと聞くのに子供のころ食べた記憶がない。

高級魚だからな。
貧乏だったからな。

と、涙目で調べてみると

のどぐろという呼び方は通称で、正式名称はアカムツと言います。 非常に脂ののりが良い魚で、その様子を「むつっこい」などと表現すること、そして身が赤いことからアカムツという名前がつけられたと言われています。

だまされた…

なんだよ、アカムツかいっ!
まあ知らなかっただけなのですが。

これも知らなかったんですが、
ムツって、むつっこい(脂っこい)
って意味だったんですね。

ホント、魚の名前って奥が深いです。
深海魚並みです。 

次回の言葉は「バハハーイ」です。



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