バタークッキークラブ 佐藤

じゃろめけ!

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名前のない家事

世の中には気づかないけどこっそりやってくれている、名前のない家事がたくさん存在します。 ゴミ箱のゴミ袋を取り替える トイレットペーパーを補充する 無くなった麦茶…

役所で申請したらもらえるお金

インフルエンザの予防接種を受けるお金 人間ドッグを受けるお金 介護のためにリフォームするお金 スズメバチの巣を除去するお金 終電を逃した時タクシーに乗るお金 ベ…

Tシャツを3秒で畳めるようになったところで(自由律俳句)

でたな和式便所め トランクスをコンパクトにする方法を調べる 会計で隣からビリビリ聞こえまさか 光る刀と満足気に走る子甚平 今までの会議内容が蓄積されているホワイ…

追加料金がかかるから盛り下がった(自由律俳句)

掃除の時だけ話す友達と商店街で互いにスルー ユニセックスで気まづくなる 怖いくらい愛でる観葉植物 今地震が起きたらどこから守ろう ちょけた暖簾を自室に 旅先で耳…

火葬中に考えることか(自由律俳句)

医療用のナース服だった 二人乗りし損ねた老夫婦を追い抜く 泥みたいな郷土料理のおでまし リモコンだけ並べて片付け終了 放置した米を思い出して忘れる 知らない野菜…

2023年 自由律俳句

そんなにケバブが珍しいか 三軍のタオルしかない 大きめのパンフレットを開いたものの元に戻せない ご自由にお取りするにはデカすぎる 連絡を取り合わないからドリンク…

そんなことより歯にえのき(自由律俳句)

足裏が冷たすぎて笑う 切った爪を眺める時間 ヘアゴムは濡れてもいいらしい 午前3時キティちゃんのサンダルが光る 卵焼きなら奪っていいという そうでなくてもそう見…

炊飯器から目を背ける生活が続く(自由律俳句)

ソファベッドだからなんだ それっぽい瓶に差す花が無い 明日を今日と言い直す時間帯 いでよニューシャンプー 確実に古本屋で揃えている 左右非対称の靴下がトレンドと…

お笑いのネタにしろと親戚がやかましい(自由律俳句)

鍋の残りを片付けれずにいる 月が上手く撮れない取れない ゲームひとつで底が知れてしまった マダムを自覚しているサングラス 札を崩すには適さない店しか見当たらない…

グルメが新規の店を勧めてくる(自由律俳句)

顔以外刺青の男と整っている コンビニはしごで暇を潰す バカが来たと思われても仕方ないカゴ 思い出し笑いが止まらない 立ち漕ぎなどをして急ぐ ホラー映画今少し目動…

全裸に見える服でこちらに走ってくる(自由律俳句)

ミックスサンドに順位をつける カフェオレとカフェラテの違いから話を始める 湯冷めて目が覚める ドリンクバーもっと遠くたっていい 車の音で父親の帰宅を察知し飛ぶ跳…

ストリートピアノ触って逃げる(自由律俳句)

カップ麺を食べることから逆算して動く カーブミラーに写るか試す 窓越しのぬいぐるみと目が合う 顔を洗うことにより出現した目くそ 服を身体に当てたまま鏡を探す マ…

2学期からは疎遠になる予定(自由律俳句)

レンタサイクルを押して帰る ラスクじゃない土産を寄越せ ブルーレイに対応しているかで一悶着 新入りのコンクリートが走りやすい セミセミファイナリストという称号 …

もらった花束を捨てたそうにしている(自由律俳句)

今のは躓いてないこととする いい感じにおつりを貰う計算ができない チョークの粉が混ざってワンダー いつ会っても髪を切りたいと言っている 顔認証のタイミングで欠伸…

寝たふりしてまで聞くんじゃなかった(自由律俳句)

冬服しかロックじゃない 知らないドレッシングに邪魔をされる ツーコールほど待って取る もっと踊ってもよかった 冷水機が遠いせいで2人きりになった 地元でいうとこ…

スーパームーンを見ないでおく(自由律俳句)

靴下を足だけで脱いで足だけで投げる 部屋着であることはこの際どうでもいい まず乾麺を粉々にするらしい マスコットキャラクターに言わせることでは無い シャンプーに…

名前のない家事

世の中には気づかないけどこっそりやってくれている、名前のない家事がたくさん存在します。

ゴミ箱のゴミ袋を取り替える

トイレットペーパーを補充する

無くなった麦茶を新たに作る

洗濯機のネット清掃

メントスコーラの片付け

ベランダにあるクロックスの穴を増やす

床暖房を徐々に冷たくしていく

すぐ死ぬ金魚を育てる

ウォーターサーバーの勧誘をグッと堪える

家族の靴下で神経衰弱をする

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役所で申請したらもらえるお金

インフルエンザの予防接種を受けるお金

人間ドッグを受けるお金

介護のためにリフォームするお金

スズメバチの巣を除去するお金

終電を逃した時タクシーに乗るお金

ベリーグッドマンのCDを買うお金

おしり探偵を雇うお金

レンタルなんもしない人を呼ぶお金

信じられないレベルのお通しを支払うお金

解約金(すべて)

家にストックが無い時に無理やり買うレジ袋のお金

UberEATSで最低注

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Tシャツを3秒で畳めるようになったところで(自由律俳句)

Tシャツを3秒で畳めるようになったところで(自由律俳句)

でたな和式便所め

トランクスをコンパクトにする方法を調べる

会計で隣からビリビリ聞こえまさか

光る刀と満足気に走る子甚平

今までの会議内容が蓄積されているホワイトボード

女子トイレしか無い階に降ろされた

演奏停止ボタン担当が張り切る

全ての計画が無しになるソファ

トングを使わず会計へ

まだ測ってない部位があったとは家具

雑にたためインナー

トイレのスリッパを無視する

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追加料金がかかるから盛り下がった(自由律俳句)

追加料金がかかるから盛り下がった(自由律俳句)

掃除の時だけ話す友達と商店街で互いにスルー

ユニセックスで気まづくなる

怖いくらい愛でる観葉植物

今地震が起きたらどこから守ろう

ちょけた暖簾を自室に

旅先で耳かき買ったところで

この枕じゃない気がしたまま2年

空のティッシュを残してどうする

野球部の群れから逃げ隠れる夏祭り

美容院帰りに視線を感じる

レジ応援に誰も向かってなかった

マフラーを軸に考える

異国の土産菓子とに

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火葬中に考えることか(自由律俳句)

火葬中に考えることか(自由律俳句)

医療用のナース服だった

二人乗りし損ねた老夫婦を追い抜く

泥みたいな郷土料理のおでまし

リモコンだけ並べて片付け終了

放置した米を思い出して忘れる

知らない野菜の分からない調理法

本当に展開が早いドラマだワンカットで子が生まれ成人した

ストリートビューで帰省する夜

吐きすぎて当人が一番笑っている

アレンジレシピを教えてくれるコーナー

河川敷というだけで歩いている

火葬中に考え

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2023年 自由律俳句

2023年 自由律俳句

そんなにケバブが珍しいか

三軍のタオルしかない

大きめのパンフレットを開いたものの元に戻せない

ご自由にお取りするにはデカすぎる

連絡を取り合わないからドリンク担当が5人も居る

興味のない入浴剤だけが残った

その量の小銭は自分で拾ってくれ

シャンプーにまだあると言い聞かせる

ツーコールほど待って取る

銃声なわけが無いと鼻で笑われる

チョークの粉が混ざってワンダー

2学期からは

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そんなことより歯にえのき(自由律俳句)

そんなことより歯にえのき(自由律俳句)

足裏が冷たすぎて笑う

切った爪を眺める時間

ヘアゴムは濡れてもいいらしい

午前3時キティちゃんのサンダルが光る

卵焼きなら奪っていいという

そうでなくてもそう見えるティッシュの山

毛布だけ床でひんやりと

急ぐみたいな顔して歩いた

揚げ足とったみたいに伊達眼鏡と

おしゃれが荷物になる瞬間をみた

返りシャワーが冷たい

ポエムを書いてると思われている

ほこりを冷蔵庫下に隠す

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炊飯器から目を背ける生活が続く(自由律俳句)

炊飯器から目を背ける生活が続く(自由律俳句)

ソファベッドだからなんだ

それっぽい瓶に差す花が無い

明日を今日と言い直す時間帯

いでよニューシャンプー

確実に古本屋で揃えている

左右非対称の靴下がトレンドというくだり

こたつが浮く瞬間

100円の顔した50円が意気揚々と

貸したことで部屋着になった

泣く泣く本体の電源を切る

残り香も驚く異臭部屋

テレビデオと3回言う

雨に濡れてないみたいな顔

炊飯器から目を背ける生

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お笑いのネタにしろと親戚がやかましい(自由律俳句)

お笑いのネタにしろと親戚がやかましい(自由律俳句)

鍋の残りを片付けれずにいる

月が上手く撮れない取れない

ゲームひとつで底が知れてしまった

マダムを自覚しているサングラス

札を崩すには適さない店しか見当たらない

帰るたび腰が曲がっている

かろうじてベージュ

突如始まるおにぎりドラフト

雑踏音から始まる邦楽

ライブ音源なので採点が無い

毛布の中でミニ映画館をこしらえる

友人のできるだけひょうきんな別れ話をできるだけ笑いながら

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グルメが新規の店を勧めてくる(自由律俳句)

グルメが新規の店を勧めてくる(自由律俳句)

顔以外刺青の男と整っている

コンビニはしごで暇を潰す

バカが来たと思われても仕方ないカゴ

思い出し笑いが止まらない

立ち漕ぎなどをして急ぐ

ホラー映画今少し目動いたぞ

半袖も驚いているとおもう

高級スーパー1周だけして帰る

しおり代わりに使うから

歌詞の意味紐解くも結び直す

盆の意味を甥に教える

新譜が伝わらない

グルメが新規の店を勧めてくる

全裸に見える服でこちらに走ってくる(自由律俳句)

全裸に見える服でこちらに走ってくる(自由律俳句)

ミックスサンドに順位をつける

カフェオレとカフェラテの違いから話を始める

湯冷めて目が覚める

ドリンクバーもっと遠くたっていい

車の音で父親の帰宅を察知し飛ぶ跳ねる

昔見たドラマを調べる時間

色違いの帽子をかぶって言い合っている

ギリスキップはできない夜

もうなんでもいいから空調を消す

昼過ぎの認識の違いにより遅刻

隠すとかはしなくなった

「いつもの」でいけるタイミングか

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ストリートピアノ触って逃げる(自由律俳句)

ストリートピアノ触って逃げる(自由律俳句)

カップ麺を食べることから逆算して動く

カーブミラーに写るか試す

窓越しのぬいぐるみと目が合う

顔を洗うことにより出現した目くそ

服を身体に当てたまま鏡を探す

マスクを忘れてもいいメンツ

固さだけに特化した床に座っている

番組表のボタンが無い

帽子屋の店員がやかましい

すれ違いざまに相合傘

サラダバーで頑張っている

鴨があるなら鴨だ

躊躇せず柔らかい椅子に座る

この産毛は見

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2学期からは疎遠になる予定(自由律俳句)

2学期からは疎遠になる予定(自由律俳句)

レンタサイクルを押して帰る

ラスクじゃない土産を寄越せ

ブルーレイに対応しているかで一悶着

新入りのコンクリートが走りやすい

セミセミファイナリストという称号

夜外にでると上を見る癖

顔を見る程やかましかったか

数珠を欲しがる5歳児

コインロッカーをはんぶんこする

クライマックス迎える前にトイレにいっておく

トングを使わなくていいパンか迷う

爆発するのか洗濯機

2学期からは

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もらった花束を捨てたそうにしている(自由律俳句)

もらった花束を捨てたそうにしている(自由律俳句)

今のは躓いてないこととする

いい感じにおつりを貰う計算ができない

チョークの粉が混ざってワンダー

いつ会っても髪を切りたいと言っている

顔認証のタイミングで欠伸

オーバーオールなので手こずる

しょうがないから小指だけで手をつないでいる

シャッフル再生にしたのは自分だろうが

地下鉄を電車と言い話が乱れる

5,000円以上の買い物からご利用いただけますが小さい

隣人のアラームで朝を

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寝たふりしてまで聞くんじゃなかった(自由律俳句)

寝たふりしてまで聞くんじゃなかった(自由律俳句)

冬服しかロックじゃない

知らないドレッシングに邪魔をされる

ツーコールほど待って取る

もっと踊ってもよかった

冷水機が遠いせいで2人きりになった

地元でいうところのあそこだ

移動時間に仲良くなり損ねた

嫌な絶対領域

目薬くらい味方でいてほしい

ジム自体が来るなと言っている

座りきる前に靴下を脱いでいた

終電を調べ忘れておく

セットのライスだけ先に渡されても

銃声なわけが無

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スーパームーンを見ないでおく(自由律俳句)

スーパームーンを見ないでおく(自由律俳句)

靴下を足だけで脱いで足だけで投げる

部屋着であることはこの際どうでもいい

まず乾麺を粉々にするらしい

マスコットキャラクターに言わせることでは無い

シャンプーにまだあると言い聞かせる

大人になればなるほど増える封筒

箱という箱を空けてみる

欲しい味の飴がない

興味のない入浴剤だけが残った

代打のポケットティッシュ

拭くまでの情けない時間

息遣いが気を使っている

鏡が汚いのは

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