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英語、発達障害、在宅ワーク…そんなキーワードにピンと来たら、ぜひダウンロードして読んでみてください。

実際に英語で仕事を獲得するまでのプロセスを、わかりやすく図解で説明しています!

以下に一部をご紹介します。仕事を真剣に探している人なら、きっと役立つはず。ぜひ読んでみてください!

目次

はじめに
発達障害
人間性の問題ではない
サバイバル
在宅ワーク
英語
履歴書
TOEIC
ギグワーク
クラウドプラットフォーム
UpWorkでプロフィールを作成する
UpWorkで仕事を探す
英会話
海外送金
税金(個人事業主)
確定申告ソフト
節税
将来のための備え(iDeco、NISA)
おわりに
著者について

はじめに

この本では、発達障害で人間関係が苦手な著者が、英語を使ってサバイバルするために編み出したテクニックをまとめました。英語以外にも、仕事、お金、税金、スキルアップ、ライフプランニング、暮らし、健康、家事など、発達障害当事者が毎日を楽しく、ストレスのない状態で暮らすためのノウハウをまとめています(この本で取り上げているのは「仕事」「英語」「税金」です)。これらのテーマにピンときたら、ぜひ読んでみてください。社会生活が苦手な発達障害者が試行錯誤して得た、具体的に役立つ情報を紹介しています。

私は、会社勤めは続かないし飲み会は苦痛、けれども一人でコツコツ努力するのはわりと得意、学校の成績はけっこうよかった、という典型的な発達障害タイプです。

職場を転々とすると評価が下がるので、苦肉の策で英語を勉強したり、プログラミングを学んだり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得したりして凌いできました。といっても勉強が好きなわけではありません。コミュ力を磨くより、コツコツ勉強するほうが苦痛が少なかっただけです。でも、気づけばTOEICは900点を超え、簡単なプログラムなら書けるようになりました。現在は、英語力を使って翻訳やローカライズ業界で仕事をしています。

私が社会人になった当初は、まだあまりIT化が進んでおらず、インターネットも普及していませんでした。仕事を探す場合は、手書きの履歴書と面接が必須でした。そんな状況から、今はインターネットで自分に合った仕事を見つけることができるすばらしい時代になりました。特に、英語で情報を探せば情報は無限大といってもいいほど広がります。

私は翻訳をしているのでよく分かるのですが、日本語だけで情報収集していると、世界の流れに取り残されてしまいます。これからの時代は、ぜひ多くの人に英語を上手に使ってチャンスをものにしてほしいと思っています。といっても、群を抜いた英語力が必要なわけではありません。私も最初は下手な英語でチャレンジしていました。どうやってサバイバルしてきたのかについては、ぜひ本文を読んでみてください。

おわりに

この原稿がちょうど完成しようとするタイミングで、大阪市北区の心療内科のクリニックで放火事件が発生し、西沢弘太郎院長を含む25人が亡くなるという痛ましい事件がありました(2021年12月26日時点)。このクリニックは、「大人の発達障害」に対応している数少ない医療機関で、職場の人間関係などに悩む人たちにとって心の支えだったといいます。事件当日も、職場復帰に向けて取り組む「リワークプログラム」が開催され、多くの人が訪れていたそうです。発達障害に苦しむ人に手を差し伸べてきた心あるクリニックが、悲劇的な事件に巻き込まれたことに衷心から哀悼の意を捧げたいと思います。

改めて、職場に馴染むことができない発達障害の当事者の人がこれほど多くいるのかということを思い知った事件でもありました。微力ではありますが、この本を読んだ方には、自分なりのスタイルで無理なく働き、自分の持つスキルを社会に提供することで収入を得るためのひとつのやり方として参考にしていただければと思います。私はこのような道を切り開くことで、とても自由に暮らすことができています。この本が、同じような悩みを抱える人にとってわずかでもお役に立つことができれば幸いです。

著者について

さとのゆき

オウンドメディアやオンラインマガジンの編集、ライターを経て、翻訳の世界に入る。会社員生活が苦手だったことから、完全にリモートかつマイペースでできる仕事スタイルを確立して、似たような悩みを抱える人にもアドバイスしている。

得意なジャンルはIT、ファイナンス、メディア、マーケティングなど。Twitterはこちら。noteでは、発達障害当事者が翻訳者になるまでのマガジンを掲載。

 


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