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追手門学院中・高等学校にて出張授業を実施しました

さとのば大学では、新しい学びづくりにチャレンジする高校・団体と共に学び合いながら新しい教育の形を作るコミュニティを目指し、高大連携事業を展開しています。
その一環として、さとのば大学の学びのエッセンスを盛り込んだ高校生向けプログラムを提供しています。

実施内容

9月25日、連携校の1つである追手門学院中・高等学校(大阪府茨木市)にて、さとのば大学発起人・信岡による「目ー口ー身体ワークショップ」を実施しました。

前半は、参加者が3人1組のチームに分かれ、各ターンで役割を交代しながら協力して課題に取り組みました。1ターン目では、Aが「目」(指示役)、Bが「口」(伝達役)、Cが「身体」(実行役)を担当し、「ボールを拾い、紙の上に置く」「ボールを転がして的に入れる」などの課題を、各役割が連携して達成を目指しました。
後半では、このワークショップの目的について考察を深めました。さらに、この活動が現実社会のどのような場面に類似しているか、そしてワークショップで得た学びが実生活のどのような場面で応用できるかについて、参加者同士でディスカッションを行いました。


参加生徒の感想

・今日の目-口-体WSでは人にはそれぞれの得意分野があるということを示しているのかなという解釈を自分の中でしていて、今回のWSは一人でも欠けていたら成功はほぼ不可能だと思います。しかし、全員が持っている能力(わかる情報)を最大限に引き出す(共有、実行する)ことで課題解決することができるんだなと思いました。
・高校でも得意教科、苦手教科がありますが、それは人それぞれ違うし、できるからいいとかできないからダメというわけではないので、持っている能力は他者のために使い、できないことは遠慮なく相手に助けてもらうということができるといいなと思いました。
・基本的な進むやしゃがむなどの操作の指示ばかりにとらわれず、探るなどの指示を自分たちでつくったりして、自分たちが分かりやすいように変えていくことをためらわないことも大事だなと思った。
・伝統的な文化と先進的なものとの折り合いをどうつけるかと言う質問をさせていただいた時に、改めてその地域に実際足を運んで一緒に挑戦してみる、実際に体を動かすことが肝要なんだなというのを身をもって実感しました。これが1番大きな学びでした。
・自分は常日頃から将来についてよく考えている方だと思います。だけど、この機会にもっと考えようと思いました。今の自分は、何になりたくて、そのために何が必要で、そして何をやりたいか、永遠に回答が更新されていく問ですが、今の自分の答えをはっきりさせたいです。 もっとこの先やりたいことに向けて忠実に考えたいです。 今日この1日でその考えるための材料は頂けました。なのでこれから整理して、もっと自分と向き合おうと思います。

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