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【今日の本】

「ニューノーマル時代の自分で稼ぐ力」
もふもふ社長@もふもふ不動産 著 
KADOKAWA 2021年


世の中には、「簡単に稼げる」という本が多いけれど、私は「簡単に稼げる」という謳い文句は、一切信用していません。簡単に稼げる方法を探している暇があったら、1分でも努力した方が良いと思っているタイプです。


実際に、私がよく知っているまわりの起業家さんたちは皆、血が滲むような努力をしています。昨日もちょうど、「新商品のプロモーションで白髪が一気に増えた!」という女性起業家さんたちの話を聞いたばかり。


もふ社長も努力の人。稼げる系の本には、胡散臭いものが結構あります。
そんな中、良質な稼げる本に出会う秘訣は、「楽して簡単系」の本は絶対に手に取らないこと。再現できないことが多いからです。


今回、“楽して稼げる系本”アレルギーの私が「ニューノーマル時代の自分で稼ぐ力」を手にとった理由は、尊敬する先生から「もふ社長は、とっても信頼できる人だよ」と聞いていたからです。


“楽して簡単に稼げるものはない”と知っておくことで、目の前の結果に落胆して、簡単に諦めてしまう自分から卒業できるかもしれません。


❶[3セレクト]


①稼ぐ脳に書き換える9つの戦略思考法
ーマインド:稼げるオタクになる


何をやっても稼げる人はいるし稼がない人もいる。その違いは何かといえば、「稼ぐ脳」


オタク気質の人、体育会系でもなんでも良いですが熱中できる趣味を持っている人、一度でもなにかにのめりこんだ経験のある人は、成功する。


なぜかというと、稼いでいる人たちは、天才でも、生まれつき幸運に恵まれているわけでもないからだ。圧倒的に努力している。


「楽しいからついやりたくなってしまう」“自分にとって”楽しいと思えることを見つけられるかどうかが稼ぐための鍵になる。それを探すためには一度やってみることに尽きる。


なにもやらずに悩んでいる人が多いけれど、やってみないと何が向いているのかはわからない。実際に行動してみることも勉強だ。


②マインド:確実に儲かる投資は株でも不動産でもない


確実に儲かる投資はまずない。ただし、ひとつだけ例外がある。自己投資だ。これだけはリスクゼロで絶対にリターンが得られる。


「勉強」ときくと受験勉強のように思われるかもしれないが、違う。なんでも良いので興味のあることを深掘りしたり練習すれば、全て勉強になる。

何を勉強すれば効率的かというと、
1、仕事を圧縮するための勉強
2、仕事の専門知識を深めるための勉強
3、副業で稼ぐための勉強


誰にとっても、何をするのも”今”が絶好のタイミングだ。


③マインド:失敗しても進展がなくても、継続することが成功への近道


成長曲線は急に右肩上がりになり、突然稼げるようになる。ただ、その日がいつかは誰にもわからない。

著者が、株の勉強を始めてから成長株を見つけるまでに3年、ブログは最初の1年間かけて稼げた額は計47円。

その間は、不毛かというとそうではなく、体の中や脳の回路ではすごい変化が起こっている。それが飽和に達するとバラバラだったものが一気につながり、花が開く。成功者とは、成功するまで諦めなかった人だからだ。

まずは小さく始める。完璧は必要なし。フルマラソンは無理でも100メートルの散歩ならできそうですよね。そして、楽しめるように工夫する。これで健康になる、未来が拓ける、とイメージしながら走ると楽しくなってくる。最終的には、ルーティーンに落とし込む。


❷[エピソード]

 
稼ぐために、犠牲にしたものー会社の同僚との飲み会。
人間ですから、たまには仲間とグチを言い合いたくなることもありましたが、そういう飲み会は角が立たないように全て断りました。


その代わり、普段の会話を大切にして、円滑なコミュニケーションを心がけました。どうしても、プライベートの時間は削られました。でも、それが苦行かというと、やっぱり好きで楽しいからできたんです。


とは言っても、ずっと仕事づめだったかけではなく、2、3年に一度は有給で16連休をとってアメリカのグランドキャニオンをドライブしたりしました。要はメリハリです。


会社のパフォーマンスは落とさず、仲間も大切にして、遊ぶときは遊んで、副業も頑張る。そのために優先順位の低いものは削っていく。何かを捨てないと得られないものはあります。


❸[今日からのアクション]

稼ぐためのロードマップを作って、毎日眺めて常にギャップを確認する。


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