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仕事をズル休みしました。夫の言葉とこれからのこと。


前回の記事で、かねてからずっと働きたいと思っていたクリニックの求人が出たので応募するか迷っていることをお話したのですが、結局答えが出ず。
悩んだ末、ママ友のランチ会まで時間があったので、勇気を出してハローワークに電話してみることにしました。

とりあえず求人の詳細だけでも聞いてみようと軽い気持ちで、いつもお世話になっているマザーズコーナへ電話したのですが(このとき応募する気はありませんでした)、なんとわたし以外にもすでに2人の方が応募されているということで。
それを聞いてフリーズしてると、「まだ間に合いますよ!どうしますか?」という担当の方からの一声で我に返ったわたしは、気がつけばためらいなく「応募します!!」と宣言していました。


ランチ会で食べたデザート☺︎


楽しいランチ会を終えて帰路についたわたしはさっそく履歴書や職務経歴書の作成に取りかかることに。

無事に面接に至るまで、まずは書類選考を通過しなければならない。すでに倍率は3倍。ただでさえわたしはブランクがある&復職してまだ3ヶ月という不利な状況です。履歴書や職務経歴書を通して、自分の強みや入職後いかに自分が貢献できるか、どうしても御社で働きたいんだという熱量をあの小さな枠の中に凝縮して伝えなければならないので、めちゃくちゃ悩みながら書きました。

マザーズコーナーの担当者の方いわく「金曜日までに企業先に届くように郵送してください」とのこと。
気がつけば着々とタイムリミットが迫っている。
どんなに遅くとも、明日の午前中までに完成させて速達で郵送手配しなければ!

しかしそうこうしているうちに娘のお迎え時間がやってきて、バタバタと夕飯の支度やお風呂、寝かし付けをしていたらあっという間に夜の9時。
朝5時起床だったのですでに限界を超えていたわたしは、気づいたら娘と一緒に寝落ちしていました…。

そして日付が回った深夜帯。
このまま寝たらマズイことになる!と本能に叩き起こされるかのように目を覚ましたわたしは慌てて時計を確認。時刻は深夜2時を回っている。

まずい! せめて始業時間になる前までに完成させないと!

PC、スマホ、履歴書アプリを総フル活用して、なんとか履歴書と職務経歴書を仕上げられたものの、すでに朝方4時。

さすがに寝なきゃ…と思い再び床につこうとしますが、目が冴えて全然眠れない。

もし落ちたらどうしたらいいんだろう、とか
この先どうなるんだろう、とかいろいろ考えていたらどんどん不安が押し寄せてきて。
だんだんと胃が痛くなるのを感じながらも、なんとか1時間ほど眠りにつけました。


結局、今日わたしは仕事に行くことができませんでした。

朝目覚めた瞬間、ものすごく体がしんどくて。
なんかもういろんなことがいっぱいいっぱいで、「今日はもう無理だ」と思ってしまいました。
気丈に振る舞いながら、夫に「なんかもうしんどい…。今日仕事休んでいいかな?」と聞いてみると、「すげぇ、そういえば俺、会社に入ってからズル休みしたことないわ

その一言に、ズーンと心が重くなってしまって。

そうか、これってズル休みなのか。
夫からしたらただのズル休みにしか見えないんだなと思ったら、ものすごく絶望的な気持ちに陥ってしまって。
産後すぐに感じたあの孤独感に似たようなものが鮮明に蘇ってきて、ここ1年で少しずつ縮まってきた夫との距離がまた開いていくあの感覚が、自分の内側からひしひしと伝わってきました。

そりゃあ、あなたは今まで一度も仕事を辞めたことも、転職の経験もないもんね。
わたしはあなたと生きていくために姓を変えて、あなたが住む居住地へ引っ越すために仕事も辞めて、それまで築いてきたキャリアもぜんぶ捨てて、転勤の辞令が出るたびに仕事も育児も新しい環境で一から積み上げていかないといけないのに。

そんな毒づくような怒りに似た気持ちがふつふつと沸いてきて、ああ、また夫との距離が開いてしまったと、何かを諦めるような感情が胸に渦巻いてました。

夫は深く考えずに、ふと思ったことを何気なく呟いただけなんだろうけど、
自分の自尊心を上げて、まるでわたしを見下すかのような物言いに、少なくともわたしはものすごく惨めな気持ちになったし、

育児と仕事のジレンマとか、新しい環境に飛び込む勇気とか、今後のキャリア形成への不安とか、そういうわたしが抱える気持ちを、この人とわかり合えることはないのかもしれないと、ぼんやりとそう思ってしまいました。

夫のことは変わらず好きだし、尊敬しているし、感謝の気持ちでいっぱいです。
けれどこの先二人目は難しいかもしれないな、と。

夫は二人目がほしいみたいだけど、ごめん。
わたしだって、娘がお姉ちゃんになったらどんな感じなんだろうって、想像したらワクワクするときもあるけれど、心と体が安定していないわたしには無理です。


わたしはいまを生きることに精一杯。
娘にたくさんの愛情を注いで、いまできる目の前のことを一つ一つこなしていこうと思います。

こんな気持ちを赤裸々にnoteに綴るくらい、わたしは精神的に参っているみたいです。
読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

とりあえず書類は無事に投函できました。
やれるだけのことはやったので、あとは流れに身を任せてみようと思います。

今日は保育園が終わったら娘とホットケーキを作る予定です。
せっかくなので、思い切り楽しんできます!

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