娘4歳10か月のトイレトレーニングが急に終わった
もうすぐ5歳になる娘は、少し前まで時々おむつを使っていました。
トイレトレーニングの出だしは順調で、おもらしもおねしょもほとんどしなかった彼女でしたが、最後の関門はうんちをトイレですること。これがなかなか難しかったのです。
トイレトレーニングが長引いた理由①便秘
娘は赤ちゃんの頃から便秘がちで、2歳くらいまではたまに浣腸を使っていました。
でも大きくなってくると嫌がる子を捕まえて浣腸!というのも難しくなり、飲み薬も飲まず、お手上げ。もちろん、水を飲ませる、果物を食べさせる、体を動かさせる、早寝させる・・色々と努力はしてきましたが、今でも4、5日出ないのが普通です。
そうすると、いざ出したくなってもお尻が痛くなり、やっぱり我慢してしまうという悪循環。結果的に、毎週1回か2回「我慢できなくなるまで我慢する」ことの繰り返し。それで娘は「出したくないけど出ちゃいそうだからおむつを履いておく」というスタイルを貫いてきたのです。
それでもすぐに出ればいいのですが、時には一日中おむつを履いて部屋に閉じこもり、うーんうーんと唸っていることもありました。唸っていても出そうとしているのではなくて「我慢している」だけなのですから、厄介。先におしっこを漏らして泣くこともしばしばでした。
出てしまえばご機嫌になり、「うんちがまんしない!」「トイレでしたかったな!」と言うには、言います。
しかし!次のチャンスが到来すると、やっぱりおむつ。それどころか「うんちじゃない!」「パパ来ないで!」と大騒ぎし、嵐が過ぎ去るまで何もできない状況でした。
トイレトレーニングが長引いた理由②トイレが怖い
和式トイレも原因だったのだと思います。狭いし、濡れると滑りやすいし。洋式に変える計画も何度かあったのですが、そもそも狭すぎてスペースが足りず、断念していたのです。
「小さいころ使ったおまる使ったら?」と提案してみましたが、やはり4歳のプライドが許しません。
そもそも「うんちなんかしたくない」と思ってしまっているので、何を言っても効果なしです。
引っ越したらトイレトレーニングが終わった
トイレトレーニングを始めてから4歳10ヶ月まで、トイレで「大」ができたのは通算でたった3回くらいでした。あとは毎回おむつで、しかもかなりの難産。本人も辛かったでしょうけれど、ギャンギャン泣かれる親にとっても非常にストレスでした。
それでも5歳目前になり、成功率がやや上がりました。一度おむつを履いても、できそうだと思ったらトイレに行ってくれるようになりました。成功体験が積み重なり始めてきたのです・・!
そして、最後のひと押しは引っ越し。
自宅リフォームのため仮住まいするマンションのトイレが洋式だったのが、決め手でした。
便秘は変わらず、むしろ一時よりも悪化しています。それでも、少なくとも部屋にいれば、もう我慢しようとは思わないようです。
自宅から持ってきたXXLサイズのおむつは、引っ越してきてから1、2つ出しただけで、お役ごめん。もう買わなくていいんだと思うと、母は嬉しくて小躍りしてしまいます。大きいおむつ、高いんだもん。
こうして突然終わりを告げた、娘のトイレトレーニング。
一家は早速、増築した2階に設置する洋式便器を買いに行ったのでした。
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